煮干し好きには堪らない!ラーメン「伊吹」(志村坂上)

煮干しファンの代表格とも言えるお店かもしれません。

`東京 煮干しラーメン`と検索するとほとんどがTOP10に入れているお店です。

口コミでは
「今まで食べてきた煮干しラーメンでもここが最上級」

と煮干し好きにとっては堪らないお店らしいです。

場所は、都営三田線「志村坂上」駅から徒歩6分ほどの場所にあります。

板橋区なので23区ですが決して便利な場所にあるとは言えないですね。

元々は練馬区の大泉学園にお店を構えていたらしく、2011年8月8日に現在の場所にへ移転したそうです。

電車で行くのは嫌だったので、車で伊吹まで行きました。

近隣のパーキングに停め、並んでいるお客さんは0人。
あれ?お休みかな?

と思いましたが暖簾も出ていますし、明かりも付いているのでいざお店に入ります。

(帰る頃にわかったのですが、並ばずに入れることはかなり運が良いです)

店内入ると、年配の女性が笑顔で迎えてくれました。

人気ラーメン店と年配の女性、なかなかない組み合わせですね。

厨房では大柄な大将と若い男性の2人で回しています。

券売機で食券を買います。

お昼だったので、基本的にラーメンの種類は中華そばがメインです。

ただ、伊吹ホームページで仕込み状況で限定のものが食べられますのでチェックしておくと良いでしょう。

この日ラッキーなことに、10食限定の「中濃中華そば」が残っていました。

  • 中華そば 750円
  • 中濃中華そば 750円
  • 味玉 100円(✖️2)
  • 和え玉 200円
  • 炊き込みご飯 150円

を注文しました。
あっ、すいません。

1人でこんなに食べないですよ。友人と行ったので2人でシェアして食べます。

店内にはこのような張り紙もありました。

煮干しファンはお子さんを連れてでも来るみたいですね。

お昼と夜である程度出せるラーメンの数が決まっているらしいので、遅く行く人は注意しておいたほうがいいです。

お昼の目安が70杯。

夜の目安が50杯です。

中濃中華そば750円(味玉追加+100円)

やってきました。

この日限定10食のラーメンです。

器の半分は埋め尽くしているチャーシュー。

大きすぎます。

煮干しには定番の刻み玉ねぎ、メンマ、海苔が入っていました。

伊吹の中華そばは、一杯あたり100g〜150gの煮干しが使われているそうです。

調べてみると断トツで多いらしく、ケタ違いでした。

それを上回る中濃はもっと煮詰めて作ったのか、煮干しの量を増やしたのかわかりませんがものすごく濃厚です。

大げさ気味でいうとマグマみたいなイメージです。
あんかけとかで片栗粉でとろみをつけたならわかりますが、純粋に煮干しを煮詰めた感じなのでしょう。

味は好みが分かれると思いますが、煮干し好きは堪らないと思います。

私も煮干し好きですがここまでは初めてでビックリしました。

中華そば750円(味玉追加+100円)

友人と途中で中華そばとチェンジしました。

パッと見はあまり違いがわかりませんでした。

ただよく見るとスープの感じが薄めです。
中濃中華そばに比べてですが。

トッピングもメンマが入っていないだけであとは変わりません。

やはり刻み玉ねぎとの相性は良いですね。

中濃より王道の中華そばが私は好きですね。

柔らかくて食べ応えのあるチャーシューは
もう半分くらい切って2枚で出して欲しいですね。

美味しいですが少し食べにくいのが残念です。

トッピングで追加注文した味玉はしっかり味が染み込んでいて、黄身も柔らかく美味しいですね。

どちかもストレートの細麺ですが言うまでもなくよくスープに絡み合います。

和え玉200円

伊吹では大半のお客さんが注文するのが、和え玉です。

一般的には替え玉と言いますが、こちらでは違います。

しかも食べ方も、残ったスープに入れるわけでもありません。

そのまま食べます。
器の底にたまっているタレを麺としっかり混ぜます。

そのまま食べても美味しいですし、卓上にあるお酢か白醤油をかけても味が変わり違った美味しさになります。

最後にこのようにつけ麺風に食べても良いかもです。

お酢をかけた後だと何の味かわからなくなりますが。

炊き込みご飯150円

150円とリーズブルな値段の割にボリュームが多いです。

写真では伝わりにくいと思います。

濃厚なラーメンを食べていた途中できたのでご飯を食べると、
味薄!っと思ってしまいました。

多分ラーメンの味が濃いからだと思いますが。

チャーシューを仕込む時に余ったお肉と薄めのスープで炊いてんでしょうか?

味がわかりにくかったのでうまく伝えられないですが、値段の割に量は多いです。

一杯に150g弱の煮干しを使っている伊吹のラーメン。

窓際には、種類豊富な煮干しのダンボールがたくさん積まれていました。

そうですよね。
1日で120杯程度のラーメンを出しているとなると、1日に多くて、煮干し18キロも使う計算になりますね。

このダンボールも1日で違うものに変わっているんでしょう。

煮干しのヘビー級店ですね。

帰る頃には外には12人も並んでいました。

店主は1度にラーメンを3杯ずつ丁寧に作っています。
さらには、9割のお客さんは、和え玉も頼みます。

回転率は良くないです。

それでもこれだけ待っている人たちは、本当の煮干し好きか伊吹ファンなのでしょう。

ご馳走様でした。

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