六本木の夜の街を散策。
六本木といえば、何となく若い世代でイケイケなIT系の社長達が幅を利かせている印象がある。かつて”ヒルズ族”と騒がれたITバブル以降、”ネオヒルズ族”なんて呼ばれる成金みたいな連中が騒がれた。
ネオヒルズ族と呼ばれる人達は、一体何で稼いでいるのだろう?
高級車に乗り回し、金持ちの象徴となったタワーマンションに高層階に住み、可愛いお姉ちゃんを両手に抱え、明らかに胡散臭い。
”こいつら、絶対詐欺をしているに違いない”
筆者は思った。
まっ、実際は自分自身を商品としてアピールし、情報商材系の商売だったらしい。
コロナ以降、六本木の街を静かになった。銀座に次ぐ経済の中心地は、相当ダメージを受けたに違いない。詳しく話を聞いていないが、某シーシャバー店主と話す事があり、全く人が来ないと。今では、そこそこ人流が盛んになったけど、外国人観光客の入国制限は厳しい(今は解除されたけど)。
コロナ禍当初、早期撤退したお店もあれば、給付金で食い繋いだお店、政府の要請無視で続けてきたところもある。コロナに対する思想は人それぞれだが、今後も何かしらにウイルスが蔓延した際、マスゴミが騒いで同じことの繰り返しな気がする。
ん〜…
考えても仕方ないから、六本木へ呑みいこう!
妻も子どもも帰省中だったので、久しぶりの1人生活。テンション上がって、仕事終わり早々に家で麦焼酎炭酸割をグビグビ。自分のリズムで酒も食事も楽しめるのは、本当久しぶり。普段の喧騒がない分、なんとなく寂しさもあるんだけどね…
酔いもまわり、ベランダでシーシャで一息。シーシャ吸っている時、暇なので数人にLINEする。筆者の結婚式でスピーチをしてくれた「鮨 かんてら」の社長、小松氏が1番最初に返事があり、呑み行きますか。
”ちょうど麻布十番で呑んでるから来る?”
即着替えて都営地下鉄大江戸線に乗り向かう。
お互いほろ酔い。
よく分からない居酒屋を指定され従うままに入った。
日本酒がメインで刺身が置いてある、至って風通な海鮮居酒屋。ここで軽く呑み食いして、2軒目へ。
意気な寿し処阿部 六本木店
2年前、小松氏に連れて行ってもらった某鮨屋。朝まで営業していて、アラカルトで注文出来るから、軽く楽しめる。
ただ値段の表記が無い。土地柄家賃も高いだろうし、時価的なやつかもしれない。調子乗って食べまくって呑みまくったらべらぼうに請求されるかも!?
ぼったくりは無いので安心しよう。筆者は払ってないけど、1人10,000円位で楽しめるそうだ。
とりあえず、ウイスキーボトルがあるから、それを炭酸割で頂く。
山崎だったかな。
やたらハイブランド化した銘柄だけど、価格と味が釣り合ってないよ。高過ぎて自分のお金では呑まない。サントリー角と大して変わらない。
お造り。
石垣貝、つぶ貝、ヤリイカ。つぶ貝のコリコリ感が大好き。
トロタク巻。
これも大好き。おまかせコースの高級鮨屋に行くと、大半が追加で注文している。
メチャクチャ美味いもんね。
鉄火巻き。
大葉入り、わさび多め。
はい、小松氏は明日が早いからここで〆ました。
ご馳走様です。
ちなみに、時刻は深夜1時過ぎ。終電は無いから、タクシーで帰る予定。
「意気な寿し処阿部 六本木店」を後にし、せっかくの六本木をもう少し満喫したい。
六本木交差点方面へ歩く。
深夜1時過ぎの六本木界隈、結構騒がしい。二次会だが三次会終わりの男女集団、陽気な外国人、怪しそうなキャッチ軍団。さすが都会。
”あっ、ここにつるとんたんあるんだ”
有名だけど未訪問店。うどんな気分では無いので、写真だけ撮り目的のお店へ。
深夜の「52(ゴニ)」
六本木で1番通っている「52(ゴニ)」。プライベートでは会った事ないけど、お店に行くと普通に会話してくれる好きなお店。
知人を通じて、一度取材みたいな事をお願いしたんだけど、断られてしまった。「52」自体が、一切取材拒否していると。大手メディアにも出た事ないし、グルメ雑誌もお断り。
お話を聞きたい人は、カウンターに座って仲良くなるしかない。
予約無しで恐る恐る入ると…
先客1名のみ。
お店の方々から、久しぶりと声をかけて頂く。ご無沙汰しています、は置いておいて、
”どうしちゃったんですか?お客さん、全然居ないじゃないですか!”
”ここ最近で1番暇な日”と。
運が良いのか悪いのか。
入れたから、運が良いと捉えよう。
ぶっちゃけほとんどお腹空いていなかった。
家で結構呑んできたし、鮨屋でも軽くつまんだ。酔っているけど、記憶はしっかりあり、満腹中枢もぶっ壊れていない。
何も食べないのは失礼なので、普通のポテトサラダと春巻1本注文。
”せっかくなので、2人とも呑んでください”
微力ながら売上に貢献。
”早い時間、中澤さん来てたよ!”
なぬ!?
”誰とですか?”
”奥さんと、もう1人は知らない人だったかな”
中澤氏にLINEして、今から52来ますか?と、送る。
さっきまで居たよ。もう寝る態勢zzz
てな感じで、深夜の六本木を楽しんだ。最近、繁華街に足を運ぶ機会が減ったからなのか、騒がしい雰囲気が肌に合わない。歩いているだけで、ドッと疲れた。
また、食べ歩きに来るとは思うけど、早い時間にしよう。
六本木、またね〜!!