鳥さわ22の斜向かいにある、秘密の鍋屋「鳥さわ鍋」。
実はこちら、店名が無い。予約出来るのは鳥さわ22に通っている常連さんのみ。その常連達でさえ、予約半年待ちとかになっているから、ハードルの高さを感じられる。
紹介制
1日1組のみ(4名から9名くらいまで)
鳥さわグループは色々と凄い。大将の中澤氏と比較的仲良くさせて頂いている事もあり、鳥さわ鍋を作った経緯も知っている。職人として、はたまた経営者として、学ばさせていただくことばかりである。
今回は、『辛い鍋』を堪能して来た。(前回と前々回は山椒鍋)
かなり辛いらしく、お腹の具合が気になるところ。明日の朝からトイレに閉じこもりなんて生活はしたくない。漏らしたくもない。けれど、食べてみたい。
額に汗をかき、ヒィーヒィー言いながら楽しんできたので紹介しよう。
「鳥さわ鍋」で辛い鍋コースを堪能する
実は数ヶ月前、鳥さわ鍋で辛い鍋を食べる予定がキャンセルになった。
体調を崩してしまった方が居て、急遽別のお店に行くことになったのだ。
その時の穴埋めとして、早い時間に予約を優先してもらった。
鳥さわ22の小川氏に挨拶し、鍋屋の店長さんにもよろしくお願いします。
今日のメンバーは、
鮨かのご夫婦
もっこすご夫婦
不動産会社社長F氏
友達
そして、筆者
毎度、大体同じメンバー7名で楽しみます。
鳥刺し。
湯引きしてあるもの、昆布〆してあるもの、各部位の輪郭を活かした調理方法。
生山葵も香りがたって素晴らしい。
餃子。
阿波尾鶏モモ肉たっぷり使用。食感も強くジューシーな肉汁が口内いっぱいに広がる。
化学調味料一切不使用な事を聞くと、阿波尾鶏の持つポテンシャルの高さが垣間見える。
小籠包。
初めて行く人は、
”飲茶が出てくるの!?”
”しかも、美味しい!!”
と、感動する。
メインの辛い鍋。
地獄絵図で罰ゲームで食べる訳でも無い。
真っ赤で唐辛子たっぷり。辛いだけでなく、昆布や鰹で取った出汁の旨味もある。そこへ、肉や野菜を入れていくから、後半になるにつれ味の展開も楽しめるのである。
ただ、かなり辛いのは間違いない。
鍋を作って頂いている間、箸休めのお新香。
終始、麦焼酎炭酸割。
鶏胸肉の叩き。
自家製ポン酢が最高。
鶏の脂もひたたりおち、器を舐め回してしまう。
鳥さわ鍋の魅力は鳥さわ22の焼鳥も注文できる事。
最初に食べたい部位を注文しておくと、頃合いをみて走って持って来てくれる。
大好きな、はつもと。
鍋が完成。
ヒィーヒィー言いながら、汗を拭き拭き。
せせり。
そして、つくね。
大葉と軟骨入りのつくねが好きなんだよね。
鳥さわで焼鳥を注文する場合、
せせり→はつもと→つくね→うずら
を、4回ローテーションしたい。以前、小川氏が亀戸店居たときにお好みで焼いてもらった事が懐かしい。
茶碗蒸し。
鍋の種類により、一品料理も変わってくる。
残りの鍋を頂く。
(あっ、なんかお腹痛くなってきたかも…)
がんもどき。
なぜ?と、疑念が浮かんだが、普通にウマい。
〆は、麻婆豆腐。
辛い鍋のスープに甜麺醤を少し足す。温めたところへ片栗粉を入れ、とろみを付けたら完成。
町の中華料理屋で出てきそうな甘めの麻婆豆腐。
ご飯にとても合う。
デザートの杏仁豆腐と苺のシャーベット。
苺をふんだんに使うから原価が高いとか何とか。
飲食店で飲食関係の人と達と話すと、色々勉強になるから楽しいね。料理も美味しく、幸せなひと時でした。
ご馳走様。
食べ終えて
お会計、1人17,000円くらい。
皆さんよく飲む。ワインボトルを入れている人もいれば、終始ハイボールの人もいるし、筆者は麦焼酎炭酸割りをガブガブ。
料理代<飲み物代
よくある事。あまりケチケチしてもつまらないし、常に全力で楽しむ事がいい、と思っている。好きな仲間と好きなお店で、早い時間(15時)からはっちゃけました。
鳥さわ鍋屋、年内は満席との事。
次回は来年になると思うけど、定期的に通います。
さて、2軒目に向かおう。
またね!!