2年ぶりの訪問になってしまった「鮨 いしやま」さんの紹介になります。
再訪問しようと試みていましたが、この2年間はスタンプラリーに忙しかったので、ほとんどの鮨屋は一回行ったきりでした。今考えると恥ずかしいお話ですが、一周まわってしまうと好きなお店や居心地のよい空間を提供してくれる場所へ通った方が自分自身の満足度が高いということに気がついた。
気がつくのが早いのか遅いのかわかりませんけど、定期的に通えるように健康面や経済面を日々努力したいと思います。
さて、今回も昼に訪問させていただきました。
銀座で鮨といえば、超高級な印象もありますよね。日本経済の中心地。政界、財閥、接待、などなど、老若男女問わずさまざまな業態がひしめくエリアでもあります。
昼間はマダムやスーツ姿の方々で落ち着いた雰囲気なので嫌いではありません。夜は忙しない感じで、私には懐事情も兼ねて相性が良くありませんし、車は大渋滞しているので、ほとんど行くこともない。
話は「鮨 いしやま」さんの紹介でしたね。ランチを妻と堪能して来たので紹介していきます。
ランチ18貫コースをいただく
妻が、久しぶりに(鮨)いしやまさんいきたい。と、言ったので予約を取りました。
個人的には当日でも予約が取りやすい点も、とても好きでして、銀座界隈でも鮨のレベルは高いのに、なんでこのように素晴らしいお店が予約取りやすいのかわかりません。超有名店は予約困難だったり、ミシュラン獲得しているような鮨屋にもいきましたけど、よくわからず。
あれは期待値が優ってしまうという現象なんでしょうかね。心理学的要素も含まれているのかもしれませんね。
乾杯はシャンパンのボトルを入れました。価格は、原価プラス10,000円だったので、さすが銀座価格。。。
ただ、数日間お酒を控えていたので腑に染み渡るおいしさに至福の極み。
もずく酢。
マコカレイ。
朝〆でブリブリの歯応えが印象的。
噛めば噛むほど、奥に潜む旨みがいそいそと現れる。
白いか。
細切りにすると繊維がなくなりイカ特有の柔らかさだけが味わえる。
(前回もこのスタイルだったな)
カンパチ。
相当寝かせているのか、腐敗ギリギリである。
人によってはダメというラインだが、熟成ならではの香と大将の攻めの姿勢が面白い。
本マス。
中トロ。
脂の味がさっぱりと綺麗である。
いい鮪なんだなぁ。
大トロも風味があって、今時期ならではのさっぱりとした本鮪。
赤身は漬けにして、グルタミン酸で旨味アップ。
前回も感じた、絶妙な茹で加減の車海老。
お代わりしたい。
ここのシャリと絶妙に奏でる小肌の脂と酸味。
酸が強いシャリだけど、ネタの施し方で相乗効果をもたらしています。
鯵(あじ)。
鰹(カツオ)は、あぶらは少なく赤身の味が強い初鰹。
白海老は塩でいただきます。
こちらも、いしやまさん名物なのかな。
前回も感動した、鯖の棒鮨。
脂の乗った鯖、シャリ、大葉、ガリ、ごま、昆布、わさび、のり。なんともいえないバランスの良さで、まるまる一本持ち帰りしたい。
皮目を炙った金目鯛。
とても肉厚です。
きゅうりのような独特な香りを放つ、赤貝(アカガイ)。
雲丹(うに)。
最近、赤潮の影響で北海道の産物がとれなくなってしまって色々と大変というお話を聞きます。
値段もグングン上がって、どうしようもないって。
今後地球温暖化という天災でも魚体の変化も出てくるし、赤潮は人災によって引き起こされる現象だから飲食店はもちろん大変だけど、我々生活していくうえでも環境は変わってくると思っています。
柔らかい煮蛤(にはまぐり)。
小骨は一切口の中で感じない、穴子(あなご)。
トロ手巻き。
(背景かっこよく撮ってみました)
巻物も職人芸だなって感じる、干瓢巻き。
スフレにようなデザート玉子焼き。
いや、今日も大満足の握りでした。ごちそうさまです。
食べ終えて
帰り際、(またお待ちしております)と大将が出口まで挨拶に来ていただき、(実は2年前に来たんです)と伝えました。すると、(ではまた2年後お待ちしております)と。言葉数は少ないですけど、どしっと構えて淡々とこなしていますが素晴らしい鮨屋だとおもっています。
2年前に比べて、大将の顔つきも一段と凛々しくなっていますし、少し体も大きくなった(?)かなっと。できれば半年に一度は訪れたいですけど、再訪問したいお店が多くなって大変ですね。
1年以内には必ずいきます。
今日も食べコン(食べ歩きコンシェルジュ)にきてくれてありがとうございます。あー、鮨に記事を書いていると食べたくなってしまいました。おっ、今日の昼は妻と友達よ鮨屋に行く予定だったぞ。よっしゃー。
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