真鯛ラーメンの次は「中華そば 満鶏軒」(錦糸町)で勝負

数年前話題になった「真鯛ラーメン 麺魚」のセカンドブランドがオープンしたのは2018年4月の事。都内屈指の人気ラーメン店とあり話題になったが、個人的には次々出店しているブランド店なのでどうも気が乗らず行ってなかった。

経営上手に走るか、目の届く範囲で数店舗展開するか、もしくは一気に出店してやっていくか。自由なので正解は無いけれど、細く長くやっていくのであれば自分のお店だけのファンを常に持ちながら一店舗集中でやっていくのが良いと私は思っている。

『本店は旨いけど、○○支店は微妙じゃない?』みたいな会話を耳にする事ありませんか?

私は結構あります。聞いたがけで判断する人も居るし、自分の舌で確かめたい人、これまた意見は分かれ私はなるべく後者を選択している。

とりあえず「中華そば 満鶏軒」を食べてきたので紹介しよう。

待ち時間覚悟!「中華そば 満鶏軒」へ行ってきた

元々「麺魚」の本店があった場所に「中華そば 満鶏軒」がオープンした。簡単に言えば業態変更とでも言えばいいのか?壁にはデッカい鯛の絵が書いてあり、オープン当初は撮影スポットとしても活気があったのでしょう。

また、真鯛ラーメンも珍しくラーメンフリークの間にあっという間に広まり一時間待ちは当たり前、全国食べログランキングもトップ5にまで上り詰めていた。ラーメンの中でも流行りの味があると思っていて、珍しいジャンルのスープは三年周期で客は飽きている印象を持つ。

家系が流行った数十年前。当時横浜に住んでいた私は学生ながらあの濃厚豚骨スープの中毒者になってしまい、飲んだ後の〆、翌日二日酔いだった時の酔覚まし、多い時で週三回は食べていた。月日は流れ一時ブームは静まり、流行りで始めたお店は淘汰されていたったが、人気店は今でも大人気で遠方から多くのファンが押し寄せているお店も多数ある。

何が言いたいかというと、冒頭でも話した細く長く営業しファンを作る。自分の出したい料理をやっていくのが一番健全で良い!という事だ。どの業態にも共通して言える事だが、ファンビジネスが一番安定していると言えるでしょう。

昼の13時ごろ到着すると、外に三人待っていた。(写真は帰りに撮影して物)

以前も行こうと思い、車で通りかかったら大行列だったのに比べれば大した事ない。車を近くのパーキング(30分200円)に入れ外で待つ。

回転早く5分ほど待って店内へ。券売機で食券を買って席に着く。

(券売機の写真撮り忘れました。メニュー数多いです)

二種類のラーメンを堪能する

味玉中華そば(塩)!

100%地鴨の特製スープは香りが強く、鴨そのもの!

塩味も効かせているので、やや塩っぱさもが強く感じる、、、

加水率低めで歯ごたえのあるストレート細麺。

続いて、味玉鴨つけ中華そば(醤油)。

これが驚く程塩っぱい(笑)。水と鴨だけの出汁は良いとして、化学調味料が加わっていると思わせる塩気の強さ!醤油を入れ過ぎたのか?二郎(二郎系)でもここまで塩辛いスープは無いぞ・・・

スープも鴨ならチャーシューも鴨と全てこだわりがあるのかもしれないがつけ汁が・・・

なんとか完食しました。

そして、もう一つの名物と言われている満鶏丼。フォワグラと鴨肉の最高の相性をロッシーニ風に仕上げた一杯。フォワグラって元々高級食材として扱われてきているが、近年ファミレスでも気軽に頂ける食材となっているが、何故かご存知ですか?そもそもフォワグラはガチョウやアヒルの肝臓。それらの生物を蓄養に無理やり餌を食べさせ二週間程で出荷しているようなフォワグラが多くなってきている。魚の養殖のようなイメージだが、それよりもっと酷い状態なので臭みもあれば脂っこいだけで気持ち悪い。

ん〜、一応オススメらしいので食べてみたけど私は苦手かな。素人には受けると思うけど、グルメな方は食べないほうがいいと思う。

食べ終えて

鴨中華そばの塩味は良かったと思う。透き通ったスープは見た目以上の旨味があり、麺やトッピングされた具とのバランスも良かった。程良く柑橘感もあったり、無料で柚子胡椒も付けたりできるのでさっぱりしている。

つけ麺と満鶏丼は・・・

ただ、ここの系統は麺魚同様数少ないファンに向けたお店のイメージ。チェレンジ精神のあるアウトプット系なので一度チャレンジするのもアリだと思う。もしかしたら私の意見と全く逆を行く可能性も多いだろう。

ラーメンカテゴリの最新記事