つくばエクスプレス 六町駅A1出口から徒歩約15分弱。
東武伊勢崎線 竹の塚駅から徒歩約25分。
ラーメンを食べに行くのにここまで不便な場所があるのかと思ってしまうような場所にあるお店『田中商店』。
しかしお店の人からしたらこう言うだろう。
「飲食店に立地は関係無い。」「味がよければ必ずお客は来る。」
まさにその通りだ。豚骨ベースの博多ラーメンをここまで究極の一杯に仕上げその名を轟かせてきた。
またこのブログで『田中商店』の雰囲気や味を伝えて一人でも食べたくなってくれたら幸いだ。
営業時間と外観
お店の営業時間は18:00〜翌4:00。深夜の時間帯がメインの営業でも列を作りみなその味欲しさに長い時間待っている。
今回食べに行ったのが週末ということもあり長蛇の列が出来ていた。並び始めて人数を数えてみるとざっと50人は超えていた。
また夜型の営業なので飲んだ後の〆のラーメンで使う方も多いはずだ。お店は1階にありますが近隣にはマンションがあり飲んで騒いでいると店員に注意されるので注意しよう。(近隣からクレームが来るとのこと)
メニュー
豚骨スープに極細麺のラーメンでいわゆる博多系のラーメンである。
今回は、ねぎらーめんに味付玉子トッピングで注文。麺の固さはお好みでハリガネ(超カタ)、バリカタ(かた麺)、普通、やわらかめ、の4段階で選べるので今回はバリカタで。
もちろん替え玉も頼む予定だ。
さすがに回転率が良いと言ったが50人以上並んでるので30分以上は待つので覚悟は必要だ。
店内に入ると奥に長いカウンター席16席と4人掛けテーブル席が5つあり(全36席)調理場もオープンキッチンになっているので調理のパフォーマンスを目で楽しめる作りになっている。
店内見渡すと『田中商店のおみやげ』という商品を発見。「特製辛子高菜(激辛)」「特製高菜(辛くない)」の二種類がある。
博多ラーメンと高菜の相性は抜群だ。実際に卓上には「特製辛子高菜(激辛)」が置いてあるので食べてみて気に入ったら買って帰るのが良いだろう。
『ねぎらーめん 味付玉子』
席に着くと同時にラーメンも出てきた。並び始めてから食べ始める時間は大体40分くらいなので回転率はかなり良い方だと思う。
さて肝心のラーメンだが、具は特製チャーシュー、裏白きくらげ、博多万能ねぎ、海苔。あと追加の味付玉子だ。
博多万能ねぎは他の青ネギより値が張るとのことだがかなり旨い。
特製チャーシューは特製窯を使い、肉の食感、旨みを残し香ばしくジューシーに焼き上げたものを使用するとのこと。
旨味の強いチャーシューはラーメンともよく合うがビールとの相性も間違いないだろう。
麺と博多万能ねぎの相性も最高だ。ほとんどの方がねぎらーめんを頼んでいたので多分一番人気なんだろう。
また卓上に味の変化を楽しめるトッピングがあるので楽しもう。
追加で替え玉を注文
ほとんど人は替え玉を頼んでるのでお腹に余裕があれば頼んだ方が良いだろう。変化を楽しめるトッピングとして紅生姜、特製辛子高菜(激辛)、すりごまなどがある。
また替え玉の写真の下に「赤オニ」(辛子挽肉)というのがある。今回は頼まなかったが一度食べたら癖になるとの声が多いので興味のある方は頼んでみよう。
替え玉も麺のかたさが選べ同じバリカタにした。店員が皿で持ってきてくれて器の中に入れてくれるので替え玉する人はスープを残しておいたほうがいいだろう。
さらに味の変化を楽しみたいので紅生姜と特製辛子高菜(激辛)を乗せ頂く。
特製辛子高菜がスープに溶け込み味が全くの別物になった。高菜の辛味と麺の相性は最高だ。
辛いのが好きな方は最初から入れたほうがオススメかもしれない。なお常連らしき人は最初から高菜を大量に入れて食べていた。
またもちろん紅生姜もよく合う。ただ最初っから両者を入れてしまうと最初からその味になってしまうので変化は楽しめないので初めて行く人は途中から味を変えることをオススメする。
食べ終えて
以前から美味しいと評判の博多長浜ラーメン『田中商店』にやっと行け、今まで食べていた博多系ラーメンの印象が覆された。もともと博多系ラーメンは嫌いではないしむしろ好きな方だ。
しかしここまで旨い博多長浜ラーメンは初めてだった。麺やスープのこだわりはもちろんチャーシューと博多ねぎのうまさはピカイチだ。また特製辛子高菜も試行錯誤の末に完成されたものなのだろう。高菜目当てでやってくる客もきっといるはずだ。
土地柄駐車場も11台完備している。週末は深夜にもかかわらず警備員を立たせるほど混雑し大人気店なので是非一度行って欲しいと思う。
またこのブログを見て興味を持って足を運んでくれる人が一人でも多く出てきたら幸いだ。
ご馳走様でした。