江戸川区で高級鮨屋なら「鮨 かの」へ。
都営新宿線の一之江駅から歩いて10分くらいの場所にお店があり、江戸川区内でも決して便利とは言えない立地の佇む古参店。
昔は町寿司として地元の人達を相手に商売をなさってきた。焼酎のキープボトルもあれば居酒屋のような一品料理も多数揃えているような感じだった。
しかし、数年前高級鮨屋へ変貌を遂げる。おまかせコースのみ。
当初は10,000円からスタートし、13,000円、16,000円、18,000円と年々値上げしている。昨今の魚事情に加え、物価上昇の波は致し方ない。
何もかも値上げしている世の中なので、懐事情が痛い今日この頃ではある。
まっ、全てが今まで安かったと捉えるしかないし、物価上昇を食い止める事も出来ないから収入を増やす方法を考える方が手取り早い。
私のブログを読んでいただいている方はご存知だと思いますが、「鮨 かの」ご夫婦とは普段から仲良くさせていただいている。食べ歩きに行ったり、泊まりでキャンプへ行ったり、筋トレの話をしたり。。。
そんな感じで、週末限定でやっているランチ営業にお邪魔してきたので紹介しよう。
週末限定で昼営業やっています
金曜、土曜、日曜日は昼営業をやっている「鮨 かの」。
昼メニューはないけど、昼から贅沢にウマい鮨を食べたい人にはおすすめ。
私も生活リズムが変わり、今回はじめて昼に利用させてもらった。最近では、LINE限定のコースを始めたとか?空席やネタの状況にもよるから予約制ではないけど、お得に握りだけ楽しめるので、気になる人は「鮨 かの」のLINEをお友達追加して下さい。
(LINEのアカウントの貼りかた分からなかったから、検索で辿ってください)
この日のコース内容。
先ずはあおさの茶碗蒸し。
定番のスタート料理です。
スマカツオ。
みて分かる通り、脂がノリ旨味が強い。藁で燻してあるから香も豊か。
自家製の玉ねぎポン酢との相性も良く、超絶好みな一品。
カワハギは肝醤油で頂く。
淡白な味わいが素材の良さを感じられる。
身が肉厚なのも嬉しい。
牡蠣と白子のみぞれ。
鹿野さんらしくない料理。だけど、日々試行錯誤している味はもちろん美味。
上品なあん肝。
まろやかでクリーミー。日本酒が好きな人は最高の組み合わせでしょう。
切り立てのシャリといくら。
香箱蟹。
贅の極み。
汁で胃袋を落ち着かせてから、握りに入っていきます。
鯵(アジ)。
身の柔らかさにシャリの塩味、口に入れた時の楽しみと噛みしめる旨味、素晴らしい。
鰯(イワシ)。
脂が乗っている。
春子鯛(かすごだい)。
脱水することにより、一層味の輪郭が現れる魚。水分残して処理する人もいるから賛否両論あると思う。
ここのそれはしっかり脱水して昆布をあてているタイプ。
赤身。
柔らかさはみて分かり、綺麗な楕円形を完成度。
漬けにしてあるからグルタミン酸が増して美味。
血合い側の中トロかな。
ほのかな酸味を楽しむ魚体だった。
茹でたての車海老。
最近、車海老が高騰して仕入れられないと話していた。
高騰の理由は養殖場で大量死してしまったとか。
小肌(こはだ)。
3貫は食べたい。
スミイカ。
後半にイカを持ってくるのも珍しい気がする。
歯切れのよい食感。
白エビと雲丹。
甘味が強いネタを重ね合わせた一品。
原材料費高騰により、雲丹を単品で提供できないということであろう。
美味いよ。確かにおいしいんだけど、お金追加でもいいから別々で食べたいというのが正直。それぞれを楽しみたかった。
穴子(あなご)。
ホロホロで熱々。
この穴子を使った押し寿司も事前予約でテイクアウトできます。
手土産に最高だよ。
干瓢巻き。
綺麗な空洞が技術の高いことが垣間見えることでしょう。
しじみのお椀。
最後に女将さん(真理子さん)が作っているヨーグルトアイスをいただき、コース終了。
お酒をもちろん、焼酎炭酸割をガバガバ。昼から贅沢なひと時を楽しませてもらった。
ご馳走様です。
食べ終えて
最後に妻が撮った写真を載せておきます。
15時過ぎ、お店を後にして一之江駅まで歩いて帰宅。
この後、息子の迎えがあり、お酒臭い事がバレないようにしないと。。。ブレスケアでも買うか。
ということで久しぶりの「鮨 かの」で料理を満喫しました。皆さんも一度足を運んでみて下さい。ここでしか楽しめない空間が確かにあるし、”また行きたい”と思える物をあります。
行く際は私の名前を出して下さい。何かサービスがあるかもです!(無いけど)
今日も食べコンへ遊びに来ていただきありがとうございます。週3回は鮨を食べられるように努力していきたいと考えている今日この頃。自分の物価も上げていけるよう頑張るぞ。
Twitterもやっているので、フォローしていただけると嬉しいです。