クオリティの高い肉ビストロ料理!「肉友(にくとも)」(三越前)

近所に引っ越してから一度は行こうと考えていたのだが、一年半以上行かなかったお店「肉友(にくとも)」さんへようやく訪問。

(何度か友人に誘ってもらったけどタイミングが合わなかった事もあり・・・)

新型コロナウイルスの影響でお店の状況を知人伝えで耳に入ってきた。日本橋・三越周辺は言わばオフィス街。リモートワーク、在宅勤務を当たり前になり周辺のサービス業は大打撃を被っている。緊急事態宣言が解除された今でも状況は厳しく、夜の街は閑散としている。

四月上旬の事ではあるが、私も多少仕事があった時期なので出来る限り食べ歩きはしようと思っていた。今となってはかなり厳しく、高級店へは多く行けなくなった(笑)

リーズナブルいで旨いお店も沢山あるので、そこは問題視してない。「肉友」さんもリーズナブルで旨い肉と飲み放題付きの素晴らしいコースが堪能出来るので是非オススメしたい。

早速紹介しましょう!

肉ビストロが楽しめる「肉友」へ、初訪問

四月上旬の某日。世間は異様な空気感に汚染されつつ、都心の街は閑散としている。昼時はマスクをしたサラリーマンやOLがランチを買いに出歩いたり、お店で食事している光景は見られるも、いつもの活気はない。テイクアウト中心で営業スタイルを変更し、ある意味自粛スタイルで頑張っているお店もある。個人的にはテイクアウトグルメには全く興味が無く、むしろお店の価値を下げてしまうのではないかという不安の方が大きかった。

鮨、焼鳥、イタリアン、和食、などなど。握りたて、焼きたて、作りたてを食べるから美味しいのであって、冷めてしまったら出前やお弁当を買っているのと一緒。実際、バラちらしを出前して頂き、食べたのだがネタは確かに一流だが、シャリが固くなってしまっている。お店に食べに行っては行けないからテイクアウトで応援する、と言った投稿は沢山見るが、私には理解出来なかった・・・

なので、なるべく時間とお金に余裕があればお店へ行くようにして過ごした。

話を戻しましょう。

肉ビストロが楽しめる「肉友」。三越前駅から徒歩数分の場所にあり、私は自宅から歩いて向かった。

近所の友人に声かけると、ちょうど帰り道だから行けるよ!と、急いで予約取って訪問。当日予約でも行ける日、行けない日があるので電話確認するのが良いでしょう。

基本、お任せコース(6,500円)のみ。予約必須!また、ランチもローストビーフ丼や日替わりランチも楽しめるので、「肉友」を気になっている方は先ずランチから攻めても良いと思う。

オープンと同時に到着し、初めての「肉友」、お邪魔します。

「肉友」のコース料理を堪能する

コース料理に飲み放題付けて10,000円とお得なコースを堪能します。乾杯はマスターズドリームで麦芽強めで重めのビール。

(ちなみに飲み放題は時間が決まってないのが嬉しい)

生ハム。

大胆な厚さで切られ、上品にナイフとフォークで頂く。お店の雰囲気はデートや接待向けなのだが、おっさん二人で楽しんでいます(笑)

ハイボールにチェンジし、ここから終始ハイボールを飲み続けました。

新ジャガとトリュフのサラダ。

甘味の強い新ジャガをマヨネーズベースで和え、トロトロした舌触り。塩胡椒の旨味とトリュフの香りで気品に満ちている。

ホワイトアスパラ、グリーンアスパラ、自家製ベーコンにポーチドエッグ。

店主は肉と野菜の組み合わせがとても上手。食材のバランスを考え、旬の物を取り入れ日々創作してるのでしょう。

肉に付ける薬味5種類が出てきた。

最初は豚肉。グリルで調理しているので、余分な脂身は落ち甘味と香りの良い上品な豚肉。野菜を美味しく食べるには、第一は天ぷら、第二に炭火焼。

鳥の砂肝と筍フライと異様な組み合わせだが、食材が違うが食感が強いのは同じ。焼鳥屋で出てくる砂肝は食感だけなので旨いとは思わないけどフライにすると食感がより強くなり好き。

旬の筍も水々しくジューシーだ。

牛肉はランプ、かめのこ、まるかわの三部位。

低温調理なのか、火入れしては休ませての繰り返しなのか分からないが見事な肉の色艶!ナイフでサクッと切れ柔らかく、ほのかに残る肉筋に旨味がしっかり残っている。

最後は牛骨雑炊で〆。勝手な想像で、〆はパスタでも出てくるのかな?と、思い込んでいたら不意をつけれた牛骨雑炊。名の通り、牛エキスをたっぷり含んだ濃厚スーふは飲めば病み付きになる。

デザートは大人のプリン。ほろ苦く渋味の強いビターなテイストに仕上げ、ブランデーが飲みたくなる。が、最後まで飲み放題のハイボールをお代わりし、ご馳走様でした。

食べ終えて

一人10,000円(税抜)でこのクオリティは素晴らしい。多彩なレシピを隠し持っているであろうシャフの自信に満ち溢れた料理と食材。もっと高単価にして、品数を増やしたり提供したい料理があるようにも感じた。

30代前半の私に取っては、腹八分目で終わってしまった。このくらいがちょうど良いのかの判断は人それぞれだが、もう一品欲しいところだった。ランチのローストビーフ丼、たまに見かける(SNSで)ハンバーグも食べてみたかったので昼ご飯で楽しみたいと思う。

この後、もう一人友人を誘ってもう一軒(笑)!お楽しみに〜

肉友

関連ランキング:ビストロ | 三越前駅新日本橋駅神田駅

焼肉・ステーキカテゴリの最新記事