以前から行ってみたかった鮨屋「寿し道桜田」。こちらの店主は都内の某有名店で修行したのち、お店を構えました。
実は「鮨 とかみ」で一年程働いていたそうで、私が食べに行った日たまたま隣で食事していたのが「寿し道桜田」の店主。盗み聞きしたわけでは無いですが、お店を構えた話していたのでチェックしていた。
名古屋へ行く機会があれば行こうと思い、一週間前に予約。夜は満席だったので、昼のコースを楽しんで来た。
どんな感じだったのか、早速紹介しよう。
予約必須!「寿し道桜田」へ、初訪問
一泊二日の名古屋旅も今日で終わり。
前日食べ飲みし過ぎて、多少二日酔いと胃が弱っている。(いつも通りだけど)
11時にホテルをチェックアウト。12時スタートなので一時間何して過ごそう・・・
0次会する店もなければ気分も乗らない。街を散歩して時間を潰した(笑)
上でも話した通り、予約は一週間前電話で取った。
二日間あったので、どちらか夜空いているか聞いたら全て満席との事。二日目の昼しか空いていなかった。(予約困難店になりつつあるので、早めに電話する事をオススメします。)
昼のコースは10,000円、夜は20,000円。昼は握りがメインで、夜はプラス一品料理が楽しめるそうだ。
出来ればお酒飲みながら鮨を楽しみたかったけど、致し方無い。次回名古屋来る予定もあるので、その時は必ず夜チェレンジします。
前に入っていたお店も同じ鮨屋さん。
ニューヨークへ移転した某有名店を居抜きで借りたそうだ。
(店主はたまたま運良く声が掛かったと言ってました)
「寿し道桜田」を堪能する
前日の疲れもあるので飲むのは辞めようと思ったけど、周りのお客さん皆さん飲んでいるので乾杯はビール(笑)
時間を逆算してシャリを合わせていく。
最近はシャリ切りを見せてくれるお店が増えてきた気がする。初めて見たのが福岡の名店「菊鮨(福岡県)」で二種類のシャリ切りをしてから握るスタイルが斬新で面白かった。
職人芸とも言えるシャリ切りを見た後に食べる鮨もより一層美味しく感じる物だ。
熊本県産の海苔とシャリ、挨拶代わりの一品。
銚子の黒むつと菜の花のお椀で胃袋を温め、戦闘モードに突入!
金時生姜を使ったガリ。
東海地方の食材を使うこだわり。東京と同じ事をしても意味が無いと、地方の職人さんは良く話す。
正解は無いけど、最後食べ終えた時満足出来るか出来ないか。また来たいと思わせたらお店側の勝ちやね(笑)
調子に乗って日本酒も頂きます(笑)
鮨には日本酒でしょ!?
東京湾?の本鮪大トロ。
さっぱりした脂と鮪の香りが、赤酢のシャリと絶妙に合う。
丁寧な切り付けが小骨を一切感じない鰯(イワシ)も脂が乗っていて、旨味が強い!
本アラはしっとりと舌に纏わり付く位脂が多い。
寝かせているので旨味が強い。
平貝(タイラガイ)。
生の平貝よりは熱を入れた方が分子が分泌され、旨味成分がグンっと上がる。生のままでは素材の良さは発揮されないネタだと思う。
めじ鮪。
日本酒追加!
アオリイカ!
丁寧な切り付けが美しい。勿論食べても美味しくテクスチャーが良い。
中トロ。
赤身漬け。
改めて本鮪は赤身が好き。酸味が楽しめ、漬けにすることによってグルタミン酸が強くなる!
大好きな車海老は、大将自ら二尾ずつ火入れして殻を剥き、切り付け握るを繰り替えす。
火入れ具合、温度、シャリとのバランス、文句のつけようが無い。
最後のジャパーン(日本酒)お代わり!
雲丹リゾットに雲丹乗せ。
美味しく無い訳がありません。
喉黒(のどぐろ)は炭で皮目を炙るパフォーマンス!
(かなり重いらしく大変そうだった(笑))
鮪のコラーゲンスープ!
穴子(アナゴ)は少し小骨が気になったかな。
好みもあると思うが、もう少しとろとろの方が私は美味しいと思っている。
追加のトロタク巻(5組中4組が追加で頼んでいた)!
トロタク巻きランキングはダントツ「らんまる(不動前)」の大将島津氏が巻いた物が好きかな〜
最後にデザートの玉子焼きでコースが終了。
(玉子焼き、めちゃくちゃ甘くて驚きました。)
ご馳走様。
食べ終えて
お会計、16,000円位。
ビール、日本酒三杯飲んでこのクオリティは凄く良かった。夜はプラス10,000円くらいと考えると、昼の方がお得かもしれない。
まだ若い店主なのに既に完成されているレベルの高い料理だった。これが名古屋で楽しめるの?と、思うと定期的に通いたいと思う。今後名古屋へ行く機会が増えるので、時間が合う時は予約して行きたいと思う。
色々行ってみたい鮨屋もあるけど、先日外しまくったお店が二店舗あるので億劫になっています(笑)。新規開拓もするけど、なるべく知っていて応援したいお店に回ろうかな?と最近思い始めました。
飲食店バブルがいつ弾けるか分からないけど、好きなお店は必ず応援し続けよう!