渋谷でNo. 1と言われている寿司屋「くろ崎」に行ってきました！
都内には素晴らしいお寿司屋がたくさんある中で、「くろ崎」は予約が困難で有名なお店です。
私は時間とお金に余裕があったら週2〜3はお寿司を食べたいのですが、実際はそうもいかず・・・
食べ歩くのが好きな私は月に一度はお寿司を食べれるように努力はしていますw
行きたいお店は多く、人気店はどこも予約困難ですが叶えば行ける！っと信じ、くろ崎にも行く事が出来ました！
行って食べてみると納得の味と、予約が困難な理由もわかりました。
それでは早速紹介します！
一度は行きたい人気店「くろ崎」！寿司・一品料理が美味しいのはもちろん、接客や雰囲気も一流です
祈願叶っての初訪問！
完全予約制なので皆さん数ヶ月前から予約して行っている名店ですが、実は私は当日予約で入る事が出来ましたw
「なんで？」
って思う方もいると思いますが、実は当日急に早く仕事が終わったのでダメ元で電話してみると、
「お一人様でしたら大丈夫ですよ」との事。
そう！人気店って実はお一人様だと案外入れたりするんです！
（食材の関係上無理なお店もありますが）
一人で食べ歩きできる私としては、急に時間が空いた時サッと行けるのが嬉しい限り！この日も本当にラッキーでした！
当店は二回転で私は二部（20時〜）の案内でした。
（行った日は日曜日で、日曜だけ時間が異なるので注意してください）
時間通りお店に行ってみると外で待っている人たちが・・・
「あれ？これ私と同じ時間帯の人たちかな？それともキャンセル待ち？」と思いましたが、一部のお客さんがまだ楽しんでいるので入れないとの事でした。
時間通り行って待つのは正直マイナスポイントでした。寒い日でしたし、店員さんが時間指定しているのに外で15分も待たされてしまいました・・・
まー、致し方ないと言えばしょうがないのですがせめて店内で待たせてくれるとかやってくれれば。
（クレーマーみたいですみません。寒かったのでついついw）
そんなこんなで店内へ！
店内はカウンター10席と半個室みたいなのがあるそうです。
二番手の方がその個室を担当しているそうで別で楽しそうな話し声が聞こえました。
もちろん私はカウンター席でお一人様は私だけw
一人食べ歩きは慣れているので問題無しw
くろ崎を堪能
乾杯
乾杯は生ビール！
（乾杯と言っても一人ですがw）
ドリンクメニューはないので店主に好み言えば大丈夫です！
真鱈の白子
北海道羅臼の真鱈の白子！
最初に一品目で衝撃！真鱈の白子ってこんなに美味しかったのか！？
今まで食べてきたのは何だったのか？って思ってしまいました。
時間を逆算して火入れをし、食べる頃には最高の状態で食べられる白子！
自家製のポン酢も最高に美味い！！
鰹（カツオ）
富山産のカツオ！
芽ネギををたたいた薬味と一緒に！
脂はないけど旨味が素晴らしい！
ここで日本酒を注文！
こちらも店主お任せで、好みを言えばチョイスしてくれます。
最初は加茂錦（かもにしき）！新潟県のお酒です！
香りがありとても飲みやすい。
蒸し牡蠣
有明海おとふせの蒸し牡蠣！
こちらも食べるととてもの濃厚な味がしますが、味付けは全くしていないとのこと。
店主曰く、
「ここの牡蠣は素材が素晴らしいんです。だからあえて味付け（塩など）はしません」
肉厚で最高〜！日本酒がぐびぐび進んでしまうな〜
鰆（サワラ）煮付け
煮魚は鰆（サワラ）！
サラッとした味付けで甘味の方が強いかな？
個人的には醤油が強くてす少ししょっぱいくらいがお酒と合って好きだな〜
自家製のガリは食べたらずっと食べられるくらいの美味しさ！
中毒性ありなので注意w
ここから少しずつ握りが出てきます。
皮剥（カワハギ）
カワハギ握り！
最初白身の魚を切りつけている時、何お魚かわからなかったですが肝が出てきてわかりました。
肝はシャリとネタの間に入って、さらに青ネギも入っています！
最近このスタイルで握るお店は増えていますが、当店は肝を少し漬けにして味を馴染ませていました！
これには驚きで、食べると一貫（カワハギ握り）の一体感が素晴らしい！
お代わり！って言いたくなると思いますよ〜
いくら
北海道羅臼のいくら！
いくらが美味しいのはもちろん、海苔の香りの良さに驚き！
口に入れた瞬間、磯の香り（青のりみたいな）が鼻を抜けていきます。
シャリとの相性も抜群！
甘鯛酒蒸し
白甘鯛酒蒸し！
地方によっては白甘鯛を「しらかわ」と呼ぶそうです。
こちらも味付けは塩のみ！素材を活かした一品料理です！
ここで日本酒をお代わり！
「次日本酒下さい！」と言い、
洌（れつ）山形県！店主の日本酒の知識も見ものです！
真鯖（マサバ）
真鯖握り（白板昆布）！
塩、酢で〆てから数日寝かしています。
鯖とシャリの間に青ネギを入れ、最後に白板昆布！青魚好きには堪らない！
車海老（クルマエビ）
大分の天然車海老！
奥でお弟子さんが茹で上げ、目の前で一匹ずつ捌いていきます。
いやー、正直初めて天然の車海老食べましたがここまで美味しいのか！っと驚きました！
身の厚み、養殖とは全く違った香りに旨味！
シャリとネタの温度もマリアージュするかのような一体感！
最高の一貫！！
茶碗蒸し
セイコガニの茶碗蒸し！
場所で呼び名は違うらしいですが、店主曰く「セコ蟹」らしいです。
11月に漁が解禁さたらなばかり！この時期しか食べられない蟹です！
卵がものすごく、いわゆる痛風茶碗蒸しかな〜
日本酒との相性抜群！
さて後半戦！
店主が青森県大間の鮪を切りつけています。
写真で切っている部位は大トロで、筋を剥がし切っているところです！
（大トロ剥がしがまた絶品！）
（切りつけた写真）
日によっては鮪をブロックで見してくれるそうですが、この日は柵にした後でした。
少し残念！
鮪を食べる前に日本酒を追加！
富山の勝駒！
大トロ
大トロ剥がし！
先ほどの店主が丁寧に切り分けたものです。
大トロって脂が多く包丁をしっかり研いでいないと切れないし、剥がしに成ると本当に難しく簡単にできる技ではありません！
食べた時に、全く口の中を邪魔する存在がなくあっという間に溶けてしまいます。
赤身
赤身握り！
普段は鮪の中でも赤身が一番好きです。ただこの日は大トロ剥がしが一番かな？
天然鮪は臭みがなく素晴らしい！
中とろ
中とろ握り！
大間の天然はどの部位も素晴らしい！
鮪が美味しすぎてあっという間に日本酒を飲んでしまい、チェーンジ！
東京の江戸開城！
港区の芝に蔵元があるそうで珍しい日本酒です！
穴子
続いては、穴子の煮上がり！
穴子を煮る出汁に穴子の握りが合わさった一品。
さっぱりとした出汁は日本酒のおつまみになるな〜
この出汁をとことん煮詰めた物が穴子のタレ（ツメ）になるんです！
北寄貝
北寄貝握り！
ハマグリの出汁で煮ているそうです！
金目鯛
千葉県の金目鯛握り！
しっとりとし滑らかさ！
小柱
今まで見た事ないサイズの小柱軍艦！
小柱を通称オオボシとも言うそうです。
生雲丹
北海道のムラサキウニ軍艦！
濃厚で甘い！海苔の香りがまた素晴らしく美味しすぎる〜
またまた日本酒をお代わり！
山梨の七賢です！日である程度ローテンションする日本酒を決めているそうで、隣の方が飲んでいる日本酒をチョイス！
飲みやす過ぎて危険です！
先ほどの車海老の頭！
カリカリに焼いてくれ程よく味噌の香りが鼻を抜けます。
巻物
かんぴょう巻き！
またまた素晴らしい海苔の香り！
自家製のかんぴょうもまた美味しすぎ〜
お椀
金目鯛の汁！
お椀的な感じです。
一つ一つこだわりがあり、本当に面白い！
玉子
デザートのような玉子焼き！
寿司屋の玉子は本当にカステラみたいに甘い！
デザート
デザートはあん肝と柿の最中！
あん肝と柿も合わせる発想って素晴らしすぎませんか？
元々柿の最中を出していたそうですが、店主がなんとなく思いつきであん肝と合わせてみると見事にマッチ！
最後の最後まで想像を超えるような料理の数々でした。
「くろ崎」を食べ終えて
当店はカウンターに座って22,000円のお任せコースです。そう、座った時点でその料金は掛かり後はプラスドリンク代です！
私はこれだけ日本酒を堪能し30,000円弱でした。これが高いか安いかと聞かれれば私の中では妥当だと思います。
最高の一品料理に絶品のお寿司食べられ、他店でこの料金を払っても食べられるお店は少ないでしょう！
一度来たお客さんは次回の予約をして帰っていましたね〜
（大体2ヶ月先くらいでした）
私はまた食べに来ますが、時間が空いた時フラット一人で来れたらまた来たいと思います！
これから益々予約困難になることは間違い無し！
大変満足！ご馳走様でした！！