ご存知の方も多いとは思うけど、説明させて頂きたい。神保町という街はカレー激戦区である。最も代表的なのが「エチオピア」。安価でボリューム満点がウリなのが「まんてん」。一風変わったカレーが旨い「パンチマハル」。欧風カレーで頭角を現す「スマトラカレー共栄堂」。
まだまだ未訪問で人気店は無数に鎮座している。全店舗スタンプラリーの如く通いたいのだが、今は育児が大変でなかなか足を運ぶことが出来ない。
”行ってみたいリスト”が増えるばかり。子育て落ち着いたら昔みたいに連食して食べ尽くしたい。
さて、今回ご紹介するのは「カレー屋ばんび」。昼から夜まで通し営業ということで、ランチ難民になった日に訪問。上記で書いた一部のカレー店も通し営業はやっている。しかし、新規開拓をしたく訪ねてみた次第。
どんな感じだったのか、早速紹介していこう。
「カレー屋ばんび」へ、初訪問
以前、近くの二郎系ラーメンを啜った時に「カレー屋ばんび」を発見した。
ちょっとお洒落でお酒も楽しめるカレー屋さんって珍しい。しかも、デジタル上ではシンプルなカレーで個人的には好み(ぽい)。通し営業だから、いつか行ってみよう…
あれから1年が過ぎ、ようやく初訪問。
一風変わったカレーも目に入る。
台湾混ぜカレー。冒険するか否か。
いや、ここはシンプルなカレーを選ぼう。
(メニューの写真撮り忘れましたが、以下簡単に紹介)
プレーンカレー(900円)
野菜カレー(1,080円)
セレブカレー(1,360円)
鬼盛りカレー(1,500円)
ポークカレー(1,040円)
バターチキンカレー(1,080円)
バターチキン辛口(1,190円)
チキンカレー(1,080円)
グリーンカレー(1,020円)
三元豚カツカレー(1,450円)
他にも一品料理が多数あり、お酒の種類も多い。焼酎、カクテル、日本酒、ワインと一通り揃っていた。
昼間から飲んでいる人もちらほら。
筆者が注文したのは、カレーといえば”アレ”がトッピングされたやつ。
さて、何でしょうか?
卓上にあるプリックナンプラー。
プリックとは、タイの唐辛子。辛い汁を足して、味変も楽しめる。
こーゆーやつ、入れ出すとクセになって止まらなくなる。入れても入れても足りなくて、つい元の味が無くなってしまう事も少なくない。
分かる人には分かるでしょ?
三元豚カツカレーを堪能
正解は、三元豚カツカレー。
揚げたてのサクサクとんかつ。
厚みも人差し指くらいなので、尊重し過ぎていないのがいい。
カツカレー専門店(某有名店)でカツカレー食べた時は、もう衝撃過ぎて食べきれなかった。とんかつの脂身が強過ぎてカレーを食べているというより、とんかつにカレーソースを掛けながらとんかつ定食を食べている感じ。申し訳ないけど、食べきれず残してしまった過去がある。
それ以来、某店へは行っていない。
ルーはシャバシャバより。しかし、濃厚で旨味も強く、定期度に辛さも楽しめる。
うんうん、これは病みつきなる。
そして、血糖値が一気に上昇して額から汗が噴き出す。
飛び抜けた旨さはないし、映え系も狙っていない。外観とは打って変わって、とてもシンプルなカレーなのだ。
そのシンプルさの中に、じんわりを広がる旨味があり家庭では決して味わえない複雑なスパイスが楽しめる。
中盤から、プリックナンプラー掛けてはカレーを一口。また掛けてはカレーを頬張ることの繰り返し。
もう一種類か二種類味変アイテムがあっても面白そう。カスタマイズしながら自分好みの味を見つける為。足を運ぶ人も増えてきそうな気がした。
あっという間に完食。
ふぅ〜、お腹いっぱい。ご馳走様です。
食べ終えて
プリックナンプラーとカレーのスパイスで発汗作用が凄い。真夏に食べるなら首にタオル巻いていかないと食べられないね。
最近はカレーにこだわったお店も多くなったし、カレー好きのコミュニティも結構あるらしい。スパイス女子も増えているんでしょ?
まっ、個人的には並ばずに気軽に行けるお店をこれからも重宝していきます。この前も、外で人が待っている光景を見ただけで方向変えて別のお店に行った。
食の好みは人それぞれだし、押し付ける事もしない。自分らしく、同調圧力に負けない人生を歩んでいこう。
何を言っているかよく分からないけど…
またね!!