ワンオペ店主の絶品寿司!「鮨 真菜」(湯島)

湯島にある「鮨 真菜」へ行ってきた日のことを書いていこう。

実は数年前からお店のことを知っていた。某グルメアプリで紹介されていたし、知人からも”この辺りでは、かなりおすすめだよ!”と。湯島のお隣は上野や御徒町といった、飲み屋街の聖地でもあるし、観光客で賑わうアメ横もある。ぶっちゃけ、安売りして商売しているイメージが強いし、高級店がある印象もない。
なので、「鮨 真菜」も足が伸びなかった。

一之江の「鮨 かの」ご夫婦が店主と仲良しらしく、”行かない?”と声をかけてくれた。カウンター席貸し切って皆で楽しもうということで、ワイワイ鮨とお酒を楽しんできた次第。個人的には、良かった。ネタもいいものを使い、赤酢のシャリは酸味が強めながらネタにバシッと合わせている。

(もう少し、甘みのあるシャリの方が私は好みではあるけど)

ということで、堪能したコース料理の感想を書いていくので、今後「鮨 真菜」へ行く際は参考にしてほしい。

湯島で高級鮨なら「鮨 真菜」で決まり

 

上でも書いたように、カウンター6席のみの小さなお店である。

むしろ、6席全て埋まってしまうと狭いくらいの造り。トイレに行きにくいし、男6人ともなると圧迫感も暑苦しさも感じるかもしれない。

(女性が2人いて良かった)

店主が1人で切り盛りしていることを事前に聞いていた。もし大変だったら、飲み物持参の方がいいかな?と、聞いたけど、持ち込まなくても大丈夫と。料理も飲み物も全て1人でやるのは相当大変な気がするけど、実際問題なかった。淡々とこなす店主の姿は慣れているというか、コンパクトにまとめてあり、スマートにこなしてくれた。

上野御徒町、湯島周辺で高級鮨をお探しの方も多いと思う。現に、数年前友人から”この辺り(上野御徒町)でいい鮨屋知らない?”と、聞かれた。行ったことなかったけど、「鮨 真菜」をすすめたことがあり、その後、接待だったので良かったと連絡が来た。

ピンクの街のイメージが強いけど、静かにウマい鮨を楽しむならおすすめです。

おまかせコース

ということで、終始麦焼酎炭酸割りを楽しんだ。

ワンオペなので、皆が飲み物注文するタイミングに便乗したから待つことはなかった。

もずくから料理がスタート。

赤身の漬。

ねっとりとした舌触りに程よい酸味。鮪の持つ旨味が強く感じる。

穴子白焼き。

生の穴子を炙ってくれる贅沢品。彩も豊か。

箸休めで出してくれるお新香。

沢庵の中を胡瓜の太さに切り抜き作っている。

色のコントラストが光る。

あん肝。

脂がのっている。

小柱(こばしら)。

粒が大きく、結構なお値段と。

火入れすることで、味に深みが増してくる。

角切りのガリ。

酸味が控えめで、甘みが強い。大好きな味付け。

三重県の金鰆(きんさわら)。

三重県の鳥羽の方では有名らしい魚体。

脂はもちろんのり、身がしっとり。鰆特有の香も強い。

春子鯛。

シャリの酸味が強調されている印象。

上物の鯵。

見ただけで旨味が強いのが分かる。

歯応えも絶妙な上、シャリとの一体感も楽しむ。

車海老。

海老味噌付き。

いくら。

皮の張りを一切感じさせない仕事。

柔らかい赤身。

んー、赤身好きには堪らない。

中トロ。

大トロ。

鮪三兄弟。やっぱ自分は赤身がいちばん好き。

小肌。

一匹付けな贅沢なサイズ。

ただ、結構酸味が重なるので主張強め。もう少し、マイルドな小肌の方が私好み。

秋刀魚。

はらわたの肝をソースにしている。

ソースが旨味になる。

鱚(キス)。

鯖(さば)。

つまみで出てきた小柱の軍艦。

海苔の風味もまた良い。

鰤(ぶり)。

お腹の部位なので脂がノリノリ。

好きな人は好きなやつ。

雲丹の子丼ぶり。

穴子は2種類。

塩でいただくもの。

ツメ(タレ)でいただける。

味比べできるのは嬉しい。

玉。

干瓢巻で終了。

散々食べ飲みして大満足。

ごちそうさまでした。

食べ終えて

お会計、1人27,000円くらい。

今見返すと、相当量出て飲んだから個人的には満足。都心ど真ん中だったら35,000円くらいは掛かるんじゃないかな?と。街の喧騒も忘れさせてくれる落ち着いた空間なので、一度行ってみてください。

上でも少し書いたように、シャリの酸味が少し気になったというか強いので、そこも踏まえて食べに行っていただければと思います。

今日も食べコンに遊びにきてくれてありがとうございます。久しぶりに鮨が食べたくなってきている次第。つまみなしで握りだけを楽しませくれるお店に行こうと考えている今日この頃。

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