坦々麺・餃子・チャーシュー!「馬賊(ばぞく)」(浅草)で1人飲み

『馬賊(ばぞく)に行ったら坦々麺食べないとダメですよ!』。知り合いの若い子に言われた一言が忘れられずに、半年の月日が流れて再訪問。

太陽燦々(さんさん)の炎天下の夏のお昼ご飯、夏季シーズン限定「冷やし中華」をちゅるちゅるすすった日は今でも鮮明に覚えている。「バンッ、バンッ、バンッ」麺を打ち付ける重低音が響き渡る店内は満員御礼。

浅草と日暮里にお店を構える「馬賊(ばぞく)」。コロナの影響で浅草という街がどのような状況なのかな?と、気になり散策ついでに行くことにした。他にも行ってみたいお店もあったのですが、コロナ休業。緊急事態中は営業していないお店が多かった一方、開けていても閑古鳥が鳴いている状況も目の当たりにする。

先にことは誰にもわからないけど、今の状況でも楽しめる方法を知っておいた方が得だよね!と、思っています。美味しいものを食べて、楽しいことをして、ストレスフリー。

そんなこんなで、まだお酒が飲める時期に馬賊へ行ってきたので紹介します。

通し営業嬉しい町中華

隅田川沿いを都心とは逆方向に歩いて駒形橋までやってきた。太陽の光で反射して輝くピッカピカの川を眺めながら、お腹がグゥ〜。そういえば、朝から何も食べていなかったと気がつく15時過ぎ。行ってみたいお店リストの中から、近くの場所に行ったり、のぞいたりするも撃沈。

ならば、再訪問してみたいお店を探そう。
自分のサイトから検索をかけてみると、あったあった。「馬賊」は今の時間もやっているし、知人が坦々麺食べた方がいいと話していたことを思い出して直行。

昼11時15分〜20時半までの通し営業。(今はコロナで営業時間分からないので、お店に問い合わせてください)ランチ難民、夕方ごろからだらだら飲みたい人、早めの夜ご飯、利用しやすい環境もなお嬉しい。

週末や昼のピーク時間は行列ができることも多いので、私は混雑を避けて行くことにしている。

町中華にふさわしいシンプルなメニューの数々。

ラーメン、麻婆、中華丼、焼きそば、ちゃんぽん、坦々麺、チャーシュー、メンマ、ザーサイ。中華料理のドリームチームがしっかり揃って初めてだと迷うことでしょう。

おすすめ?と、聞かれても非常に迷う。
好みもあることだろうし、辛いのが好きか嫌いか、ご飯ものか麺類なのか、アルコールは飲むのか。。。

アルコールを飲むのだとしてら、今回食べたチャーシューねぎ和えは食べて欲しい。ピリ辛の味付けはネギのシャキシャキ食感、チャーシューのコクのある甘味、双方のバランスが一体となって美味しさのツボを突いてくれる。あとは、餃子も好き。なんせ、1人だったので麻婆豆腐と鳥の唐揚げもいただきたかったけど、食べきれないことが分かっているので断念。

次回の楽しみにそっと取っておくことにします。

坦々麺・餃子・チャーシューを堪能

昼時の混雑をひとやま超えた余韻が店の空気をとっぷり温めていた。カウンター席に座り、とりあえずビールお願いします。

女将さんがお通しのもやしを盛ってくれて、1人飲みスタート。

さらに、餃子もお願いします。

厨房では料理人1人と女将さんだけ。この時間は暇だから、皆さん休憩に行っているんでしょうかね。お店に入った時、女将さんもカウンター席に座って新聞読んでいましたもんね。
なんか、すみませんと心の中で頭を下げて、粛々と食事をいただいています。

大ぶりでこんがり狐色の仕上がった餃子500円。持ち帰るする人も多く、食べている最中も二組訪れていた。

肉厚の餡は肉がギューギュー。ジュワッと広がる旨味汁にほのかな野菜の食感、そしてニンニクの香りが鼻腔にスッと入り込みビールでゴクリ。

お次は紹興酒。

そして、上でも書きましたおすすめのチャーシューねぎ和え。大好きな白髪葱にチャーシューの細切れが合わさっている、なんとも乙なおつまみ。。お酒のアテとしても良し、ご飯と一緒に楽しんでも合うであろう病みつきタイプ。

再訪問しても注文する一品です。

女将さんが、もやしもう少し食べる?と、よそってくれました。

ナムルのような味付けは、たかだかもやし、されどもやし。ありがとうございます。

そして、〆は坦々麺。
「すみません、坦々麺お願いします。」と、伝えて30秒後。「バンっ、バンっ、バンっ」馬賊名物、麺打ちが始まった。あくまでも打ちたてのこだわる馬賊の麺は、本当にコシが強くてズルズルすすったら喉でつまってしまうと思う。

肝心の坦々麺は、黒胡麻ベースの茶色のスープ、緑の青菜、白の刻みネギ、ひき肉で構成されている。坦々麺=真っ赤なスープ、という固定概念があったので少したじろぐ。めちゃくちゃ辛いのか否か。

どちらかというと、まろやかなスープ。胡麻と醤油ベースの味に程よく酸味も感じられる。他では味わったことのない坦々麺なので比べられない唯一無二の一杯。

麺の主張もガンガンなので、噛みながら喉をつっかえないようにすすりました。

何はともあれ、重低音響き渡る麺打ちは「馬賊」名物。外から見物する人も多く、外国人観光客は写真を撮りにきていたとかいないとか、本当か嘘かは分からないけど、客寄せとしては立派な戦略である。

ご馳走様でした。

食べ終えて

また、アルコール解禁したら食べに行きたいと思います。次回は、麻婆豆腐と鳥の唐揚げでビールと紹興酒を楽しみ、〆は焼きそばかちゃんぽんでも頂こうかな。

外食する機会が減ってしまった昨今、実は家で麻婆豆腐作りに熱をいれています。四川豆板醤、甜麺醤、豆豉醬、花椒、山椒の味を揃えて、近所の豆腐屋で買った絹豆腐を使って本格的四川風。唐辛子入れたり、ラー油にこだわるともっと刺激的になることは理解できたし、麻婆豆腐は調味料さえ揃えればできることも分かりました。

揃えた調味料を無駄にしないよう、頻繁に作らないといけませんので、麻婆豆腐作りを極めます。

話がよく分からない方向へ進みましたが、この辺で終わり!

またね!!

 

最後に、今後は読者の方々の意見を参考に食べ歩きのお店のリクエストをいただき、行きたいと考えています。行きたいけど、なかなか行けないから、行ってリポートお願いします!なんて、意見がありましたら、是非コメント残していただけたら嬉しいです。
もしくは、「Twitter」をやっているので、メッセージ頂けると幸いです。

中華料理カテゴリの最新記事