大阪名物!「自由軒 (難波本店)」カレーを堪能して来た

恥ずかしながら初訪問となってしまった大阪名物カレーを楽しめる「自由軒(難波本店)」へ足を運んで来ました。

カレーマニアには説明不要だと思うけど、私みたいにこれから食べに行ってみようと考えている方、是非参考にして欲しい。大阪でカレーと言えば『スパイスカレー』が根強く定着したけれど、ここ数年の話である。大阪のカレー界先駆者と表現しても過言では無い「自由軒」。

店前にパネル(多分女将さん)は、如何にも大阪のおばちゃん!と、金髪に金縁の眼鏡(笑)大声で会話したり行儀悪かったら怒られるんだろうなぁ〜・・・

とりあえず、初自由軒の独特なカレー堪能して来たので紹介します!

大阪名物「自由軒」のカレーを求め、初訪問

一度ホテルへ帰りゆっくり休憩。の予定が、通り道に「自由軒」がある事、いや発見してしまい吸血鬼のように吸い込まれそうになる。

大衆洋食自由権。暖簾では洋食屋をアピールしているが、圧倒的存在感を放つのが名物カレーである。

大阪で初めての西洋料理を取り込んだのも自由軒らしく、創業当初炊飯器もない時代、熱々のカレーを提供したい、食べて頂きたい!そんな思いから、一風変わったカレーになった。

出入り口にはレトルトカレーを販売?している威風堂々な光景。番頭さんがいるけれども一切声掛けや客引きはしていない。黙ってても買ってくれるし、勝手に客も入るだろう。絶対王者ならぬ、関西魂だなっと勝手に妄想を膨らませてしまう(笑)

左が出入り口で目線を数メートル右へ向けると、例の女将さん(?)笑顔が素敵で大阪のおばちゃん!って、如何にも分かるでしょ?顔は笑ってて、目が笑っていない(失礼)

中へ入ると、パネルの女将さんが居た。昼のピーク時間も過ぎていてお客はまばらだった。20代のOLさんから推定70歳くらいのお爺ちゃん、お一人様で黙々とカレーを頬張っている。

喫茶店のような洋食屋。
洋食屋のような喫茶店。

何れにしても食事を済ませコーヒー一杯楽しむ光景が似合う。

さて、一番人気の名物カレーは注文するとし、もう一品どうすっか。

頂いたメニュー表、めくってもめくっても次々料理が模写され目移りしてしまう。洋食屋、そうだよなぁ。種類豊富なメニューから今日はハンバーグ!私はメンチカツ!!なんて、皆でそれぞれ食べたい物を選べる楽しみも洋食屋ならでは。

さっ、いざ堪能します!

自由軒を堪能する

名物カレーがこちら!

ご飯とカレーを混ぜ合わせた創業当時から変わらない、看板商品である。

昔は卵が貴重だった時代から、栄養価を考えカレーの上に生卵をドボンっと。スパイスの中に混ぜ合わせることによって生卵の甘味が絶妙に中和されていく。

玉ねぎの甘みも勿論、ちゃんと食感も残している絶妙な火入れ。そしてご飯の固さも柔らか過ぎず、むしろ固めと好みなテクスチャー。素人ながら単純に思うのは、カレーとご飯を合わせて混ぜたら、米がべちゃっとなってしまうと思う。

いい意味で固めにカレーリゾットに仕上げるイタリアンよりのカレー。辛いのが苦手な相方は、卵ダブルがいいと発していたのを思い出した。

大阪名物のカレーで思い出した、インデイアンカレーも独特なスパイスのカレーに定評が高く人気である。後からジワジワ楽しむ辛さは病みつきになってしまう私だが、生卵のマイルドな役割は重要と思った。ルー倍にするなら、生卵も二個にした方がいいバランスに長けている。

インデイアンカレー、ルー倍、生卵二個、ピクルス大盛り。この頼み方が私流。

(他店の話ですみません)

大阪といえばウスターソース。関西人の中でも、大阪の人は何でもウスターソースをかけたがるイメージ。焼きそば、揚げ物、炒飯、中濃ソースを出した日には『ソースはウスターやで!』と言われてまうよね。

量も少なめなのでおやつ感覚で楽しむのも良いと思い!

もう一品はクリームコロッケ。

名物カレーと比べたら感動は薄れるものの、シンプルで懐かしいクリームコロッケに心ほっこりする安心感。洋食屋は腹空かせて来る場所だったよね。改めて再認識しました(笑)

食べ終えて

地元大阪は勿論、観光客や出張族もわざわざ足を運ぶ理由が分かりました。知り合いのブロガーもカレーばかり食べているけど、なんやかんや自由軒のカレーが好きなお店トップ5に入ると話していた。

ひとえにカレーと言ってもインドカレー、欧風カレー、タイで人気のグリーンカレー、日本の家庭的なカレー、最近流行りのスパイスカレーと多種多様なので語るには難しい。好き、嫌いの主観で話したり語るのは簡単だけど談義するとなったら的を絞る必要がある。

そんな中、自由軒の名物カレーはココでしかなくオンリーワンだった。ふと食べたくなる中毒性も兼ね備えているとので大阪へ行く際、なるべく寄りたい。

また店に行かなくても家で自由軒の名物カレーを味わえるそうなので、一度味わってみても良いかも?

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