人形町で人気の中華料理屋「チャイニーズレストラン 大申(だいしん)」(以下「大申」)が立ち退きになってから一年と数ヶ月が経った。大衆的な雰囲気の中、真夏の暑い日に初訪問し、汗だくになりながら刺激的な坦々麺をすすったのを今でも覚えている。
その時常連らしき方が、「いつ立ち退きになるの?」と発した一言で無くなってしまうのか、残念と思いそれ以来どこへ移転したのかも分からなかった。が、SNSでフォローしている方が「大申」の坦々麺をすすっている!?
え?人形町に復活??
検索してみると、同じ人形町でも場所は全く違うがオープンしていた。新型コロナ騒ぎの中だったので時短営業していたがタイミングを見計らって友人と一緒に訪問。
早速紹介しよう。
祝オープン!「大申」へ行く
最近オープンしたばかりだと思っていたが、2019年7月に移転オープンしていた。全然知らなかったし、もっと早く行けば良かったと後悔・・・
中華レストランだが、お酒を飲みながら楽しめるスタイルになっていて、席数も多め。女将さんがよく話す方で、家賃が高いのがネックだとか、新型コロナで近隣の自粛警察がうるさくて困っているとか色々話してくれた(笑)特に某店の店主が凄く煩いらしく、困っている様子。
自粛警察云々より、以前から頭を悩ませる系のうるささらしく、木が少しでも長いと注意してくるとか。世の中には暇な人間がいるんだよね。その某店は隣の鮨屋らしいので、絶対行かない(笑)
自粛期間中はランチは通常通りやり、夜18時から20時までの営業。しかもアルコールは19時ラストオーダーなので18時丁度に入らないと十分に楽しめない。
オープンと同時に入店すると、二階席へ案内してくれたが、まさかお酒飲むお客が来ると思っていなかったらしく急いで準備していた(笑)。さらに女将さんがテレビも付けてくれ終始孤独のグルメが流れていたのも謎だったな。
(お腹空かせるための戦略か?)
通常メニューは種類豊富に取り揃えているが、上でも話した通り時短営業なので無い料理も多いとか。色々食べたい物を伝え無かったら無いので大丈夫です!とお願いし注文。
コース料理や飲み放題といった宴会にも向いているし、二階席はMax20名も入るので近隣の会社の方は是非!
さて、何から始めようかな?
「大申」を堪能する
赤星で乾杯!
自粛期間、本当に暇で暇でしょうがなく、近所の友人と週三回は飲んでいた。やっているお店を探すのは大変だったけど、出来る限る食べ歩いた(笑)
よだれ鶏。
自家製の麻辣醤とフレッシュ香味野菜の香り高く、肉も柔らかく旨い。
骨付若鶏の花椒唐辛子炒め。
四川名物料理で骨付若鶏をカリカリに揚げジャガイモ、長芋を唐辛子て炒めたスパイシーな一品。辛さも食感も楽しめる。
細切り豚肉と千切り野菜泡椒炒め。甘めの味付けはご飯と一緒に食べたくなる!
生青山椒の効いた麻婆豆腐。刺激的で額から汗が垂れてくる、大好きな麻婆豆腐。
自粛期間中、自宅で麻婆豆腐作って食べたけど、本場さながらの山椒を使っていないので物足りなさがあった。生青山椒は噛む度にビリビリっと舌を刺激してくれ、その後鼻から香りが抜けていく。山椒ベースの味か豆板醤や唐辛子を使った辛いベース、どちらも好きだけど、家でも両方作れるようになりたいなぁ(笑)
鶏肉と落花生の甘辛炒め。
全体的に辛い料理が多いので、苦手な方要注意。
商品名忘れたけど、牛肉とネギを炒めた一品。
ちなみにビールから焼酎ボトル入れ炭酸割で楽しんでいます!
汁なし坦々麺。
大申一の刺激的なラーメンらしく、一番辛い(親6倍)ものは食べられるレベルではないと。女将さんが脅かしてくるので、ひ孫3倍にして注文したら、全然辛く無かった(笑)むしろ甘みが強く、クリーミーな胡麻ペーストが強くマイルド。
汁なしより汁ありの方が個人的には好きだったかな。ただ、汁ありも食べたのは一年半以上前なので分かりませんが・・・
最後はチャーハンを皆で突きながらご馳走様。
食べ終えて
普通の中華料理屋というよりは、四川風なので一品一品パンチがあって好きだった。ランチは麺類をメインに近隣のサラリーマンが多く押し寄せ、夜も同様宴会使いや一人飲みとしても利用できる。(一階はカウンター席のみなので気軽に行けるのでお一人様も是非!)
緊急事態宣言が解除され、今後どうなるか分からない状況だが飲食店は踏ん張るしかない。持続化給付金や協力金も賃料が高かったら直ぐに無くなるだろうし、売上なければ閉めるしかない。結果論だが、緊急事態宣言を出した政府と北海道大学の某専門家の責任は重くなるだろう。アベノミクスでここまで経済を回してきたのに、緊急事態宣言を発したために・・・
色々感じることは様々だが、日本を脱出したくなったのと田舎に住みたくなった私でした(笑)