牛と牡蠣の超スペシャルコース!「格之進肉学校 六本木分校」

六本木界隈でぶいぶい言わせている焼肉屋がある。その名も「格之進」だ。

知っている方も多いと思うが、「格之進」は『R』や『B』、『F』や『Neuf』など格之進の後に謎のローマ字が入ったお店が多数ある。

(多分、ローマ字にも意味があり各店舗コンセプトが違うと思う)

数年前、六本木一丁目にある「格之進F」で友人とランチした事があり、ハンバーグが肉肉しく食べ応えがあって好きだった印象が強い。肉に特化したお店なので、美味しいのはもちろんこだわりも強く、外観から観れるショーケースには熟成肉がたくさん飾ってあった。

あの日から2年程経ち、知人に誘って頂き「格之進肉学校 六本木分校」という名の店舗で、格之進の代表でもある千葉氏が調理してくれる特別コースを楽しめる事になった。

この上ないスペシャルなコース。果たしてどの様なお肉に出会えるのか?千葉氏とはどの様な方なのか??

紹介していこう。

「格之進肉学校 六本木分校」で、千葉氏が焼く超スペシャルコースを楽しむ

「格之進肉学校 六本木分校」とは、そもそもどの様なコンセプトを持ったお店なのか?

学校、と付いているだけあり肉の勉強が出来るのか??

(以下ホームページから引用)

「格之進肉学校六本木分校」は、様々な側面から肉を学び、体験し、交流し、発信する3フロア、3つの新店舗で構成される新感覚の熟成肉専門店アラカルトです。

3つの店舗は、1F「格之進B(ビー)」、「格之進82(エイティツー)」、2F・3F「格之進R(アールプラス)」、とそれぞれ異なる業態で構成されます。3つの店舗を体験いただくことで、和牛のいろは、調理メソッド、新潮流、王道の食し方などをお楽しみいただけます。

なお、当校では、生肉を提供できる設備を整え、牛刺、牛ユッケもスペシャルメニューとして提供する予定です。
その他、牛寿司、焼きしゃぶしゃぶ、焼肉、シャルキュトリー、ハンバーグ含めありとあらゆる肉料理について学びご堪能いただけます。

三つの異なる店舗で熟成肉の様々な側面で体験出来る、新感覚の熟成肉専門のアラカルト!

肉には疎い私だが、一つ言えるのはこだわりが強く食べながら肉の勉強が出来るという事。

上でも話したが、幹事の知人と千葉氏は知り合いらしく、今日このスペシャルな会が決まり誘って頂いた。

六本木駅から徒歩数分。

「格之進肉学校」の看板を発見。

今日はスペシャルな会なので、特別に3階席を貸切。

花泉牛・一関牛・平泉牛が1998年に統一した和牛ブランドがいわて南牛という。

岩手の経産牛をメインに使っているそうだが、状態を見て日によって和牛は変えているとの事。

3階に上がり、コの字型のカウンター席に座って楽しむ事にしよう!

超スペシャルコースを堪能する

本日はこの料理が楽しる。

サーロイン、イクラ、牡蠣、ウニ、食材の文字を見るだけで絶対美味しいと思うのは私だけかな?

飲み物は別個で注文できるが、この日は各自持ち込み。ワインやら日本酒、ウィスキーなど各々が持ってきて皆で分けて楽しむ。

肉前

肉前は、サーロインの仕立て違いが5種盛り!

炙り塩、湯引きポン酢、九州醤油漬け、昆布〆、炙り山葵醤油。

もちろんだが異なった味と香り、食べた時の食感の固さ柔らかさ、調理一つで一つの食材が違った顔になるのが面白い!

サーロインユッケ

イクラユッケ、雲丹ユッケ、牡蠣ユッケ。贅沢なユッケ三兄弟!

旨味、甘味、塩味、美味しくないわけがないよね。牡蠣にはドーピングとも言える秘密のオイルを垂らして、さらに旨味がアップ!!

サラダ

岩手県一関産の葛西農産野菜を使ったサラダ。

チーズ系の濃厚ドレッシング!?が、個人的には好きな味。

すき焼き

(肉を持っている方が、千葉氏)

さっ、ここから自慢のお肉達を堪能していく。

門崎熟成肉サーロインと岩手県広田湾産牡蠣のすき焼き。

牡蠣をサーロインで巻いてあり、一口でパクッと・・・

むむ?牡蠣に旨味が凄く強く、出汁の味もめちゃくちゃ美味しい!門崎熟成肉の柔らかさや香り、三位一体になって事がが出ない。

(しばらく目と瞑って余韻に浸る)

しゃぶ焼き

サーロイン・シャトーブリアン&ウニ。

肉とウニの味を引き立たせる、特性ソースが凄く旨い!濃厚な黄身に包まれた感じもするので、卵ソース的なものかな?

先程から、旨いとか美味しいしか言ってないけど、食べれば分かるよ。

焼肉

ここから焼肉らしい。

千葉氏が丁寧に低温で焼いていくのだが、焼いている姿が素晴らしい。牡蠣の時もそうだが、少しでも火入れが強かったり、弱かったりすると味の引き立ち方が全く違うそうで真剣勝負!

目を離さない姿勢や食材への向き合い方、まさに変態としか言いようが無い。

 

サーロイン&牡蠣のカーペットパック。

肉の中に牡蠣が入っている(笑)

カーペットパックという調理法(?)らしい。どうやって作るのかは分からないが、層になっているので2段階で美味しさが変わってくる楽しさ。

牡蠣のヒダヒダが少し上がった状態が絶妙な火入れ!と豪語する千葉氏。

サーロインの牡蠣のせステーキも完璧な状態で楽しめる。素人の私には差が分かるのか分からないのか、多分全く気が付かないと思うが、最高な状態の今の味を五感にシミつけておく!

塊焼き

色々なシャトーブリアン!

この時点でかなりお酒が進み、産地を憶えていない。

シャトーブリアンの中は赤身が多い部位なの?牛一頭で数百グラムしか取れない部位だから希少と知っているが、霜降りのイメージが強い。

これだけ赤身が強く、旨味が楽しめなら脂が苦手な私でも十分楽しめる!

ステーキを食べているような感覚かな。外はしっかり焼き、中はレアに仕上げ厚切り。

赤ワインを持ってきてくれた方、有難う御座います!!

最近良く見る、ウ肉(ウニを肉で巻くスタイル)。

肉を少し火入れする事により、余分な脂が無くなり旨味をコーティングする。

これまた、美味しく無いわけがないよね(笑)

特別に・・・

さらに、皆で会話をしているとサービスで2品出してくれた!

大好きなカレー!

と、通販で販売し始めた格之進ハンバーグ!

そのまま別個で食べ、途中ハンバーグカレーにするという贅沢スタイル。焼肉屋でカレーがあると必ず注文するが、格之進のカレーも完成度が高い。

スパイスと甘みのバランスも良く、牛の旨みも感じられる。

 

いやー、最後の方はほぼ記憶が無いが十二分に楽しめた。

(お伺いしたのは、1ヶ月程前。今このブログを書いているだけでもう一度食べたくなってしまうくらい楽しかった)

ご馳走様でした!

食べ終えて

千葉氏は、故郷の岩手県の食材を中心に揃えている。岩手県の経産牛や南牛、野菜など地元を盛り上げるためにもそうしているのでしょう。

さらに、最近廃校になった学校を銀行から○億円融資してもらい買い取って色々やるそうだ。(何をやるかは聞いたけど、忘れてしまった)

ここまで本気で取り組んでいる方は珍しく、尊敬に値する。私も食べ歩きを本気でやっているが、もっと食材の勉強や調理法など詳しくなりたいと思えた。日々勉強し、インプットし自分なりの考え方でアウトプットしていければ良いな。

会に誘って頂いた幹事さんやご一緒頂いた皆さん、肉の面白さを教えて頂いた千葉氏に感謝し帰路についた。

また機会があったら楽しみたいお店の一つ!

肉好きの方、是非行ってみてくださーい!!

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