今日、吉祥寺に降り立った1番のメインは、超予約困難店「肉山」へ誘ってもらったからだ。
『超予約困難店』と言っても、月初に電話して頑張るようなお店ではない。ほぼ常連でまわっている様で、キャンセルが出たらFacebookで通知があり早い者順。しかし、キャンセル席は一瞬で埋まってしまい、いつもダメだった。
(1年先の位の予約は取れるそう)
誘ってくれたのは、毎度お馴染み「鮨かの(一之江)」ご夫婦。
いつも自分に声掛けて頂き感謝!早速紹介しよう。
超予約困難!「肉山」(吉祥寺)へ行ってきた
赤身肉の先駆者と言っても過言ではない「肉山」。数年前から一度は行ってみたかったが、当然予約も取れるはずなく悩んでいた。
聞いてみると、半年先の予約は取れるらしい。電話予約で取るのが一般的かな。
一度行ったお客が、次の予約も確保して帰るみたいな感じもかなり多い。ちなみに私が誘って頂いたのは、半年前位かな?「肉山」で6席確保出来たので行きますか?と。
実は、一度肉山に行きた過ぎて諦めていた時、地方に次々肉山が出店し「肉山(横浜)」へ行った。友人と2人、当日予約で確か行ったのかな?
地方の肉山は予約困難店では無いようだが、吉祥寺の人気は別格。なので、二つ返事で行く事を決めた。
昼間に数杯アルコールを摂取し、その後シーシャでリラックスし、夜ご飯は肉山。優雅な1日の過ごし方。
しかし、ダラダラしている感じなので若干眠気も襲ってきている。シーシャじゃなくて、サウナでも行けば良かったかな?
18時スタート。お店に着くと、「鮨かの(一之江)」夫婦は到着されていた。店内入って1番奥のテーブル席だけど、「このスペースに6人も座るのか?」と思ってしまう。
まー、1番年下だから奥に狭い補助椅子的なやつに座って楽しむとしましょう。
メニュー。
コース料理が5,400円はどの店舗も同じシステムかな。後は飲み物を単品で注文するのか、飲み放題にするならプラス5,400円、合計10,800円で楽しめる。
私みたいにたくさん飲む人は飲み放題がお得だし、飲まない方は単品注文が良い。私たちは、4人が飲み放題で、2人が単品注文にした。テーブルでも分けて注文できるシステムも嬉しい!
肉山を堪能する
乾杯は、知多ハイボール。
前、肉山(横浜)へ行った時、白州もあったような気がする。最近、手に入りにくくなったんだね。
肉山名物、トマトとキムチ、そして3種の薬味!
3種の薬味、自家製辛味噌、柚子胡椒、粒マスタード。これだけで十分お酒のアテになる。
肉のパテ
肉料理1発目は、肉のパテ。
ウォーッ!最初から脂系が来て、1人の女性は一切れしか食べていない(笑)
1人二切れがノルマなのに、四切れも頂く事に。ラッキーなのか、そうでないのか、後半大丈夫かな。
豚ロースの低温調理
低温調理された豚ロースは、味の濃い脂身がしっかり残り、肉の旨味も十分兼ね備えている。
お好みの薬味で食べれば、様々なレパートリーで楽しめ口が飽きない。
焼き野菜
アスパラガスの塩焼き。
え?アスパラガスこんなにも甘いの?
噛んだ瞬間、水々しいアスパラガス汁が口内に広がりスゲー美味しい。食感もしっかりあるんだけど、柔らかく食べやすい。
岩手県産短角牛のソーセージ&エリンギ
短角牛は脂身が少なくアミノ酸の多い和牛なので、噛みしめるほど味わいが深くなる。
そして、ソーセージと同じサイズのエリンギも立派な風貌を表している。ステーキみたいな食感と食べ応え、さらにはジューシーなエリンギエキスがヤバイ旨い!
野菜2種類、メチャ好き。
トンカツ
牛肉だけだと思っていたら、豚肉で作ったトンカツが出てきた。
お店によって多少料理は変えているのかな?
赤牛外モモ肉
外モモ肉の部位は、肉質が粗く、固いイメージが強かったが、ローストビーフの様に甘くて柔らかい。
寝かせ方が良いのか、良い肉を使っているのか、焼きの技術が素晴らしいのか。
赤牛と短角牛の煮込み
ホロホロに煮込まれた牛肉を自家製タレで頂く!
ん〜、塊肉続きの間なので箸休めに最高。お酒も進むね。
黒毛和牛亀の子
よーく噛んで食べると味の違いが多少わかる。
亀の子は赤身が強い部位。水分も多いので、脂感はほぼ無い。筋トレマニアが好きそうな、ステーキみたいなお肉。
熟成ランプ肉
サーロインに繋がっている赤身肉なので、程よい刺しが入った部位。
香りが良く、とても好みの赤身肉。
短角牛100%餃子
おっ、餃子まで出てきた(笑)
牛100%の餃子、初めて。普通は豚肉か合挽き肉で作ると思うけど、とにかく肉感が凄い。
これ、特別メニューなのか?だったら、常連さんと行って得した気分。
冷し胡瓜
このタイミングで冷し胡瓜だったかな?
これも肉山名物で、味噌が美味いのでいくらでも食べられる!
ポン・デ・ケイジョ
モチモチ食感とチーズが香ばしい。
黒毛和牛炙り鮨
まさか、鮨屋に対して握りを出してくるのか!?
めちゃくちゃ旨そうな和牛鮨、生肉まま食べられるの?と、思ったら
ガスバーナーで炙ってくれた。
これもサービスらしい。皆さん、普段はないと思うので申し訳ありません。
岩手県産短角牛 ともさんかく
ともさんかく、モモ肉の赤身の中では1番刺しが多い部位らしい。
赤身とサシのバランスが良く、多く食べなくても良いくらい1番人気だった(笑)
カレー
最後は肉山名物、カレー。
知らなかったけど、今まで出てきた肉を一切れずつ取っておき、全部のせカレーを皆作っているらしい。
こんな感じで。綺麗な人は、バランスを考えた陳列をし彩に出てきた冷し胡瓜も盛るらし。
そこまで行くと、味より映え的な?(笑)
味は、肉屋のカレーといった感じで〆に最高!
飲み放題なので、ハイボールやクラフトジンの『六』ソーダ割りを交互に飲みまくりました。もちろん、元は取ったので大満足!
ご馳走様でしたー
食べ終えて
一階に降りると、「肉山の一階」と言う名のお店がある。着いた時には気が付かなかったが、鍋料理などが楽しめて人気らしい。タイミングが合えば行ってみたいな。
肉山は、特筆すべき事は少ないが、イベントみたいに皆でワイワイ楽しむのがいいと思う。肉好きによる、肉好きのためのお店的な感じで、これだけ食べ飲みして10000円は安いと思った。
正直、常連さんと行ったからと言うのもあるが「肉山 横浜」より美味しく、楽しかった。