アレンジした一品料理が魅力的!「寿し処 黒杉」(大阪・北新地)

東京駅で濃厚つけ麺を食らってから、新幹線のチケットを取り新大阪へ向かった。

今回は食べ歩き旅行ではなく、弟の結婚式の為関西方面に行く事になった。結婚式を挙げる場所は新神戸近くなんだけど、新神戸より大阪近辺の方が食べ歩きたいお店が多かったので、2日前に前乗りして、食べ歩く事にした。

大阪へ行ったのが昨年11月頃だったかな。三泊四日で14軒は食べ歩いたいと思う。

まだまだ行きたいお店は沢山あり、人生一度では足り無いと常々思っている。

さて、今回の大阪食べ歩きはエリアを絞り、ホテルから歩いて行ける範囲でお店選びをする事にした。

新福島、北新地周辺を攻める。カレーや麻婆豆腐、焼鳥屋に寿司屋、様々なジャンルの中、1軒目に選んだのは、北新地にある人気寿司屋「寿し処 黒杉」へ行った来た。

早速紹介しよう。

予約必須!?酒飲みが好きな感じの寿司屋「寿し処 黒杉」へ、初訪問

全国に行きたい寿司屋は山ほどある。北は北海道はもちろん、南は宮崎県の有名店、沖縄はまだ調べた事ないけど、一度本格江戸前寿司を沖縄でも食べてみたいと思っている。

大阪で人気の寿司屋は何軒もあり、1ヶ月前に行きたいお店の2店舗に電話したけど、どちらも予約が取れなかった。

最近予約を頑張って取るのも億劫になってきたので、当日でも入れそうな寿司屋をチェックしていこうと決めた。

予約は当日電話して取った。

「本日なんですが、1人でお伺いしたいのですが席は空いていますか?」と。

そしたら、

「1名だったら大丈夫ですが、本日大将が個室の方の貸切が入っているので、2番手が握りますが宜しいでしょうか?」と。もちろんOKした。

ホテルから携帯を頼りにお店の近くまで来ると、大きなビルに入っている様だ。

あれ?

見た事ある店名がある。韓国料理で有名な「ほうば」、グルメの間では知らない人は少ないであろう、大阪を代表する超人気店。予約がほぼ取れないらしく、いつか行ってみたいと思っている。

さっ、いざ楽しんでくる!

「寿し処 黒杉」を堪能する

1日2回転するお店なので、最初のスタートが18時からになっている。私は諸事情で19時からでも大丈夫か確認すると、快く受け入れてくれた。

お店に入ると、広々したカウンター10席に2番手と思われる職人が黙々と料理を作っている。

私が座る席以外は全て満席。着物姿のクラブのママやホステスさん、ご一緒しているのでいかにもお金持ちそうな年配のおじさん、後は会社の仲間で来ている様な方が印象的。

東京みたいに、お店が狭くないので、職人との距離が遠く、話し掛けにくい。逆に、ゆっくり楽しみたい方には良いのかな?

一品料理編

とりあえず、生ビールで喉を潤す。

冷えたウスハリグラスにきめ細かい泡の生ビール、旨い。

大分県のバージンオイスター。

一品目に牡蠣が出てきたお店は初めてだ。しかもバージンオイスターなので、サイズが小さい。

小さいけれど、味はしっかりしていて濃い。

淡路産の鰈(カレイ)。

活け〆にしてから捌き、昆布水で洗っているそうだ。ほのかに香りが引き立ち、風味が良い。

食感が〆たてのゴリゴリ感が凄く、もう少し寝かした方が個人的には好き。

山口県産の九絵(クエ)。

白身が二連続で来たけど、味の違いがはっきり分かり面白い。

鰈と違うのは、甘みの中にしっかり脂がるところ。九絵ならではの独特な濃い味とハムみたい食感が素晴らしい。

鹿児島県産の鰻。

上質な身と香ばしい焼き目、ジューシーな脂が纏ってお酒が欲しくなる。

手間暇かかる一品だと思う。

すかさず日本酒をお願いする。

職人さんは忙しそうだったので、女性従業員の方にお任せで頂いた。東京では見かけない岩手県の月の輪という日本酒。

香りがあり、飲み口爽やかな印象。

和歌山県産の鰹(カツオ)を藁焼きにした一品。

藁焼きにする事で、独特な香りが出るのは通常だけど、身がここまで鮮やかな色しているのは珍しい。新鮮な鰹を藁焼きにしたから、ここまで淡い色になったのか?

食べてみると、まったりした食感で舌に吸い付く。粗塩のアクセントも良く、素晴らしい仕事をした藁焼き鰹だ!

備え付けの、野菜には五色ゴマがふってあり、某有名寿司屋の烏賊(イカ)握りにかかっているのと同じだろうか?

色合いが美しい。

鮪(まぐろ)のカマ焼き。

鮪のカマを塩麹につけて焼く。骨が付いているので、気おつけて食べないと口内で突き刺さってしまうので要注意。

上品な味付けだ。

甘海老、蛸(タコ)、白海老。

甘海老は味噌漬けにしてあり、味がハッキリしていて日本酒との相性が抜群。

明石の蛸は子供の蛸を使っているそうで、確かに小さい。小さい分、味付けで勝負するのか大好きな桜煮風にしっかり味付けされている。

白海老は、高級珍味キャビアが乗せてあり、美味しくないわけがない。

北海道の毛蟹と鳥取県の絹モズクを合わせた一品。

毛蟹を豪快にたっぷり絹モズクの上に乗せ、アイディも味も素晴らしい。絹モズク、初めて食べたけど、一本一本が細いのにジャキジャキした歯応えが特徴的。

これは色々なレパートリーが出来そうなので、他のお店も是非使って欲しい。

1人で黙々と食べているので、いつもよりお酒にペースが遅い。

職人さんから話し掛けてくる事は無く、流行り距離感を感じる。

握り編

純粋に料理を楽しもうと開き直り、ここから握りが出てくる。

ガリ。

辛味が先行する味付けで、甘みが少ない。

キリッとしていて、生姜の味を生かしている。

赤身漬け。

サッと漬けにしているので、味が爽やかだ。本鮪本来の酸味もしっかりあり、香りも豊か。

何より、赤酢のシャリと合っていて、純粋の好みの握り。

小肌(コハダ)。

酢でしっかり〆ている感じでは無く、昆布で〆ている。最後に酢橘を絞って食べる小肌は、様々な食材の味が複合されて完成している。

アブラメの子供。

揚げ物を出し忘れていたらしく、このタイミングで来た。

骨が全く無く、身の味も濃いので、唐揚げで食べるのが最適なんだろう。これは、初めて食べた。

鯵(アジ)。

あたりバチで吸った薬味のアクセントが、鯵の味を引き立たせている。

鱚(キス)。

鱚は昆布〆し、皮目を柔らかくして、味を馴染ませている。

赤酢のシャリで全て握っているけど、淡白な魚には相性が悪いと思った。最後までシャリの余韻が残り、バランスが悪いように感じてしまった。

鳥貝(トリガイ)。

これで半身サイズなので、相当大きな鳥貝を仕入れたのでしょう。どうせなら、一つで一貫付が良かった。

那智勝浦産の280キロの大きな本鮪の大とろ。

脂で旨味が回っていて、サシも綺麗。

雲丹(ウニ)。

軍艦にせず、手渡しで出すスタイル。

温度高めの米が立っているシャリと、冷たい雲丹を食べると口内でリゾットみたいになる。が、しかし、この日の雲丹は少し臭みがあって残念。

ミョウバンの嫌な味も目立ちお世辞にも美味しいとは言えなかった。

卵。

焦げ目が一切なく、洋菓子のような卵焼きは素晴らし過ぎる。甘み、食感、好み過ぎるぜ!

お椀。

穴子(アナゴ)。

長時間煮詰めているのか、口内で溶ける。直ぐに溶けてしまって、穴子の味というよりは煮詰めの味だけが残った(笑)

最後にデザート。

宮崎県のミニマンゴー。一度食べた事があるが、宮崎県のマンゴーは格別の甘さだ!

何だったけ?最上級の宮崎マンゴーを食べると、友人が他のは本当に食べられなくなると言っていたが、これでも十分糖度が多い。

 

追加料理なしでご馳走様でした。

食べ終えて

お会計、21,060円。

東京に比べたら安く、いつも通り私が飲んでいたら25,000円前後くらいかな。一品料理はオリジナル感があり、器は全てガラス物を使っていたのでこだわりやコンセプトがハッキリしていた。

北新地は接待系のお店が多いのかな?

もっと和気あいあいとした空気感の中で食べるお寿司の方が私は好きかな。

誰かの接待してもらえる事があれば、候補に上げたいと思う。

さっ、2軒目はどこに行こうかな〜

黒杉

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