東京で餃子が美味しいというお店は山ほどあるけど、メニューが餃子だけ勝負しているお店は、私の知る限りでは、「亀戸餃子 本店」しか思い浮かばない。
今や国民食ともいえる焼餃子は、私の財布が寂しくなってきたら真っ先に候補に挙げる食べ物になった。
何度か亀戸にある「亀戸餃子 本店」へ足を運ぼうかと思ったけど、餃子一軒で帰るのも嫌だったので避けていた。
亀戸ホルモンへ行った帰りに行こうとしたら、既に閉店していた。
てな感じで、この後知人達と隣駅の平井で飲み歩きツアーを決行するので、0次回でサクッと行ってきたので紹介します。
メニューは餃子のみ!250円→270円に値上げしたので注意
久しぶりに降り立った亀戸駅。
亀戸駅の事をよく分かっていなく、降り口が二箇所あってどちらを使えばいいのか分からなく迷った。
とりあえず、改札口出れば店に着くだろう。
そしたら、全く逆の改札口に出たらし、Googleマップでみると5分以上も歩くと出ている。
食べログ情報だと、亀戸駅徒歩1分と書いてあったので、完璧降り口を誤った。
そうそう、この脇道を入った場所にお店があるんだ。
後のこともあり、早歩きにして到着。
平日の15時半頃、外で待っている人はいない様子。
あれ?知人が前に1皿250円と言ってたけど、270円に値上げしてるじゃん?
20円の値上げで行列が無いのか、それとも行った時間が空いていただけなのかは謎。
店内入ると、私みたいにボッチで来ているお客さんがほとんど。
ビール片手に楽しんでいる方や、コーラやウーロン茶で餃子を食べている若者。仕事終わりのサラリーマンや地元風のおじさんも居たり年代の幅が広い。
席に座っていないおばちゃん達もかなり居て、井戸端会議でもしに来ているかと思いきや、餃子をテイクアウトしている方達だった。
焼きあがるのを待ち、その間店主や従業員のおばちゃん達と楽しそうに話ている姿を見ると、地元のお客さんがしっかり付いているんだなと実感。
メニューをチェックすると、料理は本当に餃子(ぎょうざ)しかない。
せめて、チェーシューやメインまくらいあってもいい様な雰囲気のお店だけど、餃子のみで勝負している。
飲み物は種類が多いので、一杯飲めるのは嬉しい。
これが、餃子とソフトドリンクしか無かったら、多分一度来たら来ないだろうな。餃子とアルコールは流石にセットだろう。
ん?待てよ。
飲まない人も気持ちを考えると、白ご飯は無いのか?と思うのか。食事としたら、餃子と白ご飯、そこにお新香や味噌汁などはセットで欲しくなるよね。
そんなこと言い出したらキリがないのか(笑)
(亀戸餃子の餃子以外を楽しみたい方は、両国店や錦糸町店、大島店があり、炒飯やラーメンも楽しめるそうなので是非)
「亀戸餃子 本店」を堪能する
ビール(大)
席に着くなり、飲み物を聞かれたので、ビールを注文。
この日、珍しく3日間連続休肝日にしたので、胃袋にダイレクトにビールが入っていて、酔いがすぐに回ってきた(笑)
この後、平井飲み歩きツアーするのに大丈夫かな。
卓上ぼ調味料もシンプルだ。
最初は醤油と辛子で食べて、その後酢やラー油を入れてお好みで食べるのが良いそうだ。
これは完全の自分好みでいいと思う。
あっ、ルールがあるのを伝え忘れていた。
「亀戸餃子 本店」は席に着いたら、必ず1人2皿(計10個)は食べないといけない事を覚えておきましょう。なので、直ぐに1皿が運ばれて来て、タイミングを見てもう1皿出てくる。
3皿目からは従業員の方に、
「もう1枚お願いします」と言えば作って出してくれる。
餃子(ぎょうざ)1枚目
ビールで酔っ払いそうになりながら、1皿目の餃子が出て来た。
1人前5個。個数は多いけど、1個が小さく博多餃子みたいな感じなので、一口サイズだ。
先ずは何も付けずに一口パクリッ。
皮は焼き目がしっかりで香ばしく、パリッと音を立てた。餡は野菜がメインなのか、シャキシャキしていて、物凄く食べやすい。
食べやすというよりか、食べ口が軽くて、スイスイ入っていく。
餃子だけど、おやつ餃子的な感覚で楽しめる。
従業員さんの言う通り、醤油と辛子で食べてみる。
まっ、なんとなく想像できる味でしょ?
そこにラー油を垂らして食べるのが個人的にはベスト!
むしろ、ラー油多めの方が唐辛子の辛さが強調され好み。
餃子(ぎょうざ)2皿目
あっという間に食べ終え、2皿目。
綺麗に盛られていたり、そうで無かったりと激しい。焼き手は店主らしきおっちゃんがやっているけど、途中途中でおばちゃん従業員がひっくり返したり盛ったりしている。
小上がりのテーブル席もあるけれど、一向にお客さんが来る気配はない。
カウンターでポツポツ来ては帰っての繰り返し。いつもこんな感じなのかな?
ビールも飲み終わって、見慣れない漢字の飲み物を注文しようかな。
日本酒や焼酎、デンキブランなど色々あって迷うけど、餃子に良く合う老酒(らおちゅう)と言うものを注文してみた。
老酒(らおちゅう)
老酒150円。
なんて表現すれば良いかな?甘くは無いけどお酒っぽい香りや辛さは無い。
杏露酒の甘く無いバージョンみたいな感じかな?
餃子(ぎょうざ)3皿目
1枚追加。
ねっ?盛り付けバラバラでしょ(笑)
3皿目は焼き目が強目で、コゲが香ばしい感じ。少し焼き過ぎちゃったかな?
餃子(ぎょうざ)4皿目
本当に軽過ぎて、食べ応えがないと言うかなんと言うか。
これなら頑張れば10皿は食べられそうだけど、ここで頑張る必要はないので4皿でご馳走様。
最高記録は、1人で30皿平らげたバケモノもいるそうなので、フードファイターの人は挑戦するのもありだと思う。
食べ終えて
1人で4皿とビール(大)、老酒1杯でご馳走様した。
この後どれだけ飲み食いするかわからないけど、軽く胃袋の入れておいた方が良いと思ったので4皿完食。
餃子は特筆すべきは、軽さ。野菜ベースと薄い皮に包まれた一口サイズなので本当に軽くて食べやすい。
女性でも2皿は食べられると思うし、食べ歩きついでに一軒挟むのもアリ!外国人観光客は居なかったけど、餃子のみでは飽きてしまうのかな?それとも、認知度は低いのか?
何れにしても、もっとお客さんが入っても可笑しく無いような気がした。
違う店舗にもタイミングが合えば寄ってみようと思う。
さっ、電車に乗って平井駅へレッツゴー!!