早稲田にある「八幡鮨」へ行ってきました。こちらは、創業明治元年と看板に記載があり、聞いてみると「約150年前からお店やってます」との事。
現在は4代目店主と息子さん(5代目店主)で切り盛りしており、友人が何年も前から通っているので誘っていただきました!
昔ながらの江戸前の技術を4代目店主が守りつつ、少し捻った創作寿司を得意とする5代目店主の息の合った素晴らしいお店で寿司を堪能してきたので紹介します。
八幡鮨へ初訪問
この日は私含め、3人で訪問。
アクセスが若干悪いらしく、「高田馬場」駅で集合してタクシーで行かないか?と、連絡来たけど時間のタイミングが合わず私は「早稲田」駅から歩きました。
歩く事10分弱、見えてきました八幡鮨!
ビル全てが八幡鮨になっているようです。
(地下一階は、5代目店主の弟さんが焼鳥屋をやっています。寿司食べた後に行ってきたので、次のブログで紹介します)
昔ながらのセットメニューがあったり、ランチでリーズナブルに楽しめるそうです。
もちろんメニューはこれだけでなく、日替わりで旬の鮮魚を仕入れているので店内でチョックしましょう!
こちらが、この日のメニューです。
一品料理は値段の記載があるけど、「本日の魚介」の方が値段が不明だ。寿司屋あるあるだけど、毎日手書きで書いているのであれば、金額の記載があった方が明朗会計で個人的には嬉しいかな。
飲み物メニューです。
日本酒の種類も多く、有名な銘柄や寿司に合う「田中六五」もあります。カウンター席からキープボトルがたくさんあったので、常連さんは焼酎ボトルを入れて気軽に楽しんでいるようだ。
八幡鮨を堪能
生ビール
乾杯の生ビール!
最初に着いたので、1人先にやってました(笑)
お通しは、うすい豆と新玉ねぎのポテトサラダ。
どちらも新物なので季節を味わえます。うすい豆は、エンドウ豆の一種らしいけど、グリンピースとも言われているのか?
違いがわからない。。。
お造り
昔ながらのカウンターにショウケースがあり、ネタが豊富だ。
メニューを見ずに、美味しそうな物だけを自分の目で見て注文。
イキが良さそうだった、赤貝と大好きな青魚の小肌と鰯を切ってもらいました。
ピンピンに仰け反る赤貝の身と、おつまみに最高のヒモの甘みが強い!小肌は酢の味が薄かったので、酢〆したばかりなのかな?鰯は脂が乗り旨い。
これは日本酒でしょ?
5代目店主のおまかせで頂きました。
四代目特製しおから・細魚の皮
自家製のしおからはすっきりした旨さがあって、変に塩気が強くなく旨い。
毎日食べたいな!
ショウケースにあった細魚の皮もおつまみで頂きました。
食べたことある方は知ってると思うけど、細魚の身より脂があって酒のおつまみに最高なんだよね。寿司屋に行ってあれば是非食べてみてほしい!
さらに日本酒をお代わり。
3人で2合ずつ頂いてたけど、あっという間になくなるな〜
おまかせ握り
「実はこの後、下の階の焼鳥屋も予約してるので、軽く握りで〆ても良いですか?」
予約してくれた友人が5代目に伝え、何貫か握ってもらうことにします。
その前に私が注文していた、大好きなトロタク巻き!
握りに入るんだったら最後に貰えば良かった(笑)
アオリイカ!
波に乗っているような飾り包丁が素晴らしいね。
口の中に入れてみると、ただの飾り包丁でなく歯切れが良く、シャリとの一体感が感じられる。素晴らしい!
細魚!
身がしっかりの歯ごたえある食感。もう少し寝かせたら旨味も食感も良くなるような気がする。
金目鯛昆布〆!
深海魚の王様とも言える金目鯛を昆布で香りと旨味を強くし、身がねっとりしっとり。白酢のシャリと相性が良いね!
銚子産の本鮪中とろ!
まだまだフレッシュな中とろで旨味こそ少ないけど、爽やかな甘みがある。
口直しのお新香。
これまた銚子産です。
時期的に鰹が獲れるのか〜と思っていたけど、迷い鰹なのかな?(初鰹にしては早いしな)
しっかり寝かせた鰹の旨味がハンパなく旨い!一個前の本鮪より旨味があって香りも素晴らしい!
この日一番の感動!!
5代目店主のオリジナル、雲丹握り!
雲丹の周りには、薄く切った真鯛で海苔代わりにしてるそう。白身ならなんでも良いわけでなく、色々試行錯誤してやった結果真鯛でこの厚みがベストだったらしい。
甘味のダブルパンチだね!
九十九里の蛤!
身がふっくらし肉厚です。
江戸前の穴子は香ばしく、食感が強めです。
お店によって穴子の違いも全く違うので面白い!
玉で終了。
もっとゆっくりしたかったけど、下の階も予約していたのでバタバタですみません。ご馳走様でした!
食べ終えて
歴史を感じる佇まいとお店の空気感、居心地が良かった。
5代目の席で楽しませてもらったけど、物腰の低さや丁寧な接客、寿司に対する探究心、これからも新作が出てくること間違い無いでしょう。
近所にあったら気軽にサクッと来たくなるようなお店です。次回は最初から最後までしっかり楽しんでみたいと思う。
さて、地下一階の焼鳥屋に移動〜