幡ヶ谷のデカ盛りミックスカレー店!『スパイス』

京王電鉄京王新線「幡ヶ谷」駅南口から徒歩2分のところにある老舗カレー屋『スパイス』。お店は1973年に開き今では老舗のカレー屋さんとして地元の方にはもちろんだが遠方からもお客さんがくるほどの人気店だ。

本格的なカレーがリーズナブルな価格で食べらる。また「気前が良すぎるのではないのか」と思わせるくらいのボリュームがあり食べ終えて満足感のある一杯となっている当店。

そんな老舗カレー屋『スパイス』をご紹介し一人でも多くの方に魅力や雰囲気が伝わり「行ってみたい」と思ってくれたら幸いだ。

お店の雰囲気

どこか懐かしい雰囲気を出している昭和の喫茶店のようなお店。通る人は皆ここがカレー屋とは思わないであろう。40年以上お店をやっているからだろうか、皆そこに当たり前のようにカレーを食べに続々と人が入っていく。

外観の雰囲気

店主はサッカー好きなのかもしれない。外のはポスターが貼ってありFC東京の試合情報がのっておりファンなのが伺える。

また味のある小さな看板も吊るされており「カレーの店 SPICE 1973」と書かれてあり歴史を感じられる。

内観の雰囲気

店内に入ると出入り口の窓際にはガンダムやエヴァンゲリオンのフィギュアや車の模型が飾ってあり外から見るとますますなんのお店なのかわからなくなる。

席はテーブル席のみで全20席ほどだろう。お昼時は人気なお店なので混み合うので注意しよう。

アットホームな店内はテレビがあり雑誌がありといくらでも長居が出来そうな雰囲気だ。また名物なのだろうか。よく喋るおばちゃん店員さんがおりずっとお客さんと話してはカレーを運びを繰り返し賑やかだ。世話焼きのおばちゃんに会いにお店に来る人もいるのかもしれない。

メニューはシンプル

  • ポークカレー(甘口) 600円
  • ビーフカレー(中辛) 600円
  • チキンカレー(辛口) 600円

基本的にカレーの種類は3種類で辛さ別になっている(別でお子さまカレーもあり甘口だ)。またエッグカレーというのもあるがこれはプラス50円で茹で玉子が入っており基本のベースは変わらない。

またほとんどの方はミックスカレー(いわゆるハーフ&ハーフ)を注文するとの事。

  • ポーク(甘口)&ビーフ(中辛) 680円
  • ポーク(甘口)&チキン(辛口) 680円
  • ビーフ(中辛)&チキン(辛口) 680円

せっかく来て80円多く払えば二種類のカレーが楽しめるのならミックスにしたほうが良いかもしれない。

サイドメニュー

野菜サラダやトッピングで生たまごはあるが基本的にはカレーのみと思ったほうが良いだろう。ドリンクは各種200円からありアルコール類はビールが330円であるので一杯飲みたい方にも安心だ。

各種大盛りも150円追加で可能だ。筆者は食いしん坊なので大盛りにしようとしたら店員さんに「食べられる?かなり多いよ!」と言われビビってしまい普通盛りにした。今回は友人と二人で行ったので二種類頼んだ。

  • ビーフ(中辛)&チキン(辛口)エッグ入り 730円
  • ポーク(甘口)&ビーフ(中辛) 680円

ビーフ(中辛)&チキン(辛口)

ライスを真ん中に盛った一皿は綺麗な山を作り見事なあいがけカレーになっている。写真右側がビーフで左がチキンだ。カレーの中に茹で玉子が埋まっている。

ゴロッとしたお肉が入ったビーフカレーは濃厚で辛味と旨味が良いバランスでご飯がよく進む。

チキンカレーの方は辛口なだけあってスパイシーだ。辛いカレーが好きな方は良いかもしれないが苦手な方はお水をガバガバ飲んでしまうかもしれないので注意しよう。

ポーク(甘口)&チキン(辛口)

同じような色合いで区別はつきにくいが店員さんが説明してくれる。ちなみにどっちがポークでどっちがチキンなのかは忘れてしまった。申し訳ない。

卓上にある福神漬けと青い漬物(?)があり好みの量を入れ食べると味の変化がありさっぱりとした味わいになる。どちらも入れ放題だが最初はそのまま食べお店のカレーを味わい後半入れたほうが良いかもしれない。

またこちらのカレーは甘口と辛口の二種盛りだが『スパイス』のカレーは全体的に辛めのような気がする。ご飯の量もそれなりに多く他店の大盛り以上の量が普通盛りで出てくるので若い男性には嬉しい限りだ。小食の方や女性の方は「ご飯少なめ」も出来るので注文時に頼むと良いだろう。

食べ終えて最後に

幡ヶ谷の老舗カレー店『スパイス』。まさにコストパフォーマンス最高のお店だった。カレーの量、ご飯の量どちらも他店の1.5倍ちかくはあるだろう。ただカレーの辛さ具合を考えたらご飯の量は適正かもしれない。食べ終えた後の満足感は格別で数日後にまた食べたくなってしまうような中毒性があり実際に筆者は一週間後にまた行ってしまった。

カレーの味はもちろん間違いないがもう一つの名物が年配店員さん(オーナー夫婦?)の接客かもしれない。少し馴れ馴れしいかな?と思う方も知るかもしれないがお客さんの懐への飛び込み方が上手いのだろう。いろいろ世間話をしてくれるしこちらからも話しやすく意心地が良いと思う人も多いはずだ。

「カレー」と「接客」の二枚看板で多くのお客さんを虜にしている『スパイス』は100年続いて欲しいと思う。また近く通った際は行きたいと思う。ご馳走様でした。

スパイス

関連ランキング:カレーライス | 幡ケ谷駅代々木上原駅笹塚駅

カレーカテゴリの最新記事