久しぶりの新規開拓は、渋谷エリア。
渋谷駅からセルリアンタワーの裏側、桜丘にある「焼き鳥 かみむら」がオープンしたのは2023年4月6日のこと。訪問した日が4月26日なので、オープンしてまもない頃に伺った。
昔はオープンしたてのお店情報を追いかけ、なるべく早く行くようにしていた。ブログも1番のりで書いて、アクセス稼ぎになると張り切っていた時期も今となっては懐かしい。
最近は、滅多に新店舗へ行かない。理由はいろいろあるんだけど、3年以内で閉店することも多いし、何より話題性を求めて追いかける事が億劫になった。
” ◯◯で働いていた人が独立! ”
言葉が先走りすることも少なくない。
では、なぜ今回「焼き鳥 かみむら」を開拓したのか。それは、仲良しの鳥さわ大将が誘ってくれたから。ただ単に理由はそれだけである。
鳥さわ大将も職業柄、足を運んで開拓して調査する。これも仕事のうちなのでしょう。
ということで、渋谷にある「焼き鳥 かみむら」で食事をしてきたので感想等も含め紹介します。
なお、あくまでも主観で書いているからご了承ください。
新規開拓「焼き鳥 かみむら」
お誘いをいただいてから妻の了承を得て、渋谷へ向かう。
” 食べログの子も一緒に誘っているから、3人で予約取ったよ ”
その方とは、以前「メグリヴァ」でご一緒した方。年齢も近いし、まぁ中澤氏も一緒だから気をつかう必要も無いでしょう。
大人数ではじめましての食事会は苦手。
少人数(3人から4人)なら、億劫にはならない。
渋谷駅から歩いて10分弱。渋谷の地下街も複雑なつくりになってから、全然出口が分からず迷ったのはいうまでもない。
ヒカリエ、道玄坂、宮益坂、果たしてどこの方面行くの出口に向かえばいいか分からず、とりあえず地上でて右往左往。
あいにく方向音痴は持ち合わせていないから、Googleマップを頼りに到着。
軽く挨拶を交わし、アラカルトで注文。
おまかせコースでお腹いっぱいになる手前でストップする、鳥よしスタイルも兼ね備えている。
話を聞くと、同店の店主は「鳥よし」出身。
メニューは撮り忘れましたが、焼き鳥1本300〜400円くらい。この辺りでは相場なのかな?
ハイボールで乾杯し、箸休めのお新香は大根ときゅうり。
1本目、かしわ。
やや小ぶりで貧そな感じ。
ひし形豪快なスタイルが好みなだけあり、見栄えは居酒屋レベル。
けど、味はそこそこしっかり。炭火の香り、肉質の弾力、塩の塩梅、中の上。
つくね。
「鳥よし 西麻布店」のつくねが大好物。鳥よしといえば多店舗展開していて、店舗により味や接客の評価が異なる。
個人的には赤坂店は最悪。超オラオラ系で焼き方も雑(2020年の話)。友人曰く、赤坂店はいい評判は聞かないと言っていたので、あながし間違った評価では無いはず。
西麻布店は雰囲気も焼きも最高。でも、ちょっと値段が高いかも?
同店のつくね、鳥よしイズムも受け継いでいるだけあり、滑らかでしっとりした質と旨味。2本、3本と食べたくなる。
よく焼きのささみ。
レアが好きな人には合わない。
せせり。
やっぱ肉の量が少ない。
もっと、ぎゅーっと詰めて豪快なビジュアルを希望したい。50円でも100円でも値上げして、実現してくれ。
(勝手に思って書いているだけです)
はつもと(”つなぎ”とも言う)。
肝臓の部位がメインになっているから、はつもと独特の脂のおいしさより、レバー特有の香りが鼻腔をくぐり抜ける。
レバーと思って食べれば問題ないが、はつもとを注文したので物足りなさが残る。
野菜串は200円〜、厚揚げ。
可もなく不可もない、普通なやつ。
うずら。
黄身が半熟とろとろで好み。
これも3本は食べたい。(食べてないけど)
気まぐれ串(時価)。
” 今日の気まぐれ串なんですか? ”
” 大葉の豚バラ巻串です ”
焼き鳥屋で意表をつく、豚肉の串焼きとして評価するのか、え?チェーン店の居酒屋にもあるよ、と思うのか。答えはあなたの心の中にあることでしょう。
鳥さわ大将がとりあえず注文したのでいただきましたが…筆者は後者の意見でした。
食べ終えて
んー。。。
期待していなかったけど、ここまで感動ないのは久しぶりかもしれない。
お店の雰囲気と店主の所作、料理のクオリティなど考えると、改良していかないと長続きはしないでしょう。オープンしたてのホットな空間でもなく、地方にちょっとだけクオリティの高い焼き鳥屋があるみたいな感じ。近所に住んでいてもリピートはしないかな。
あくまでも主観的な意見なので、もちろん好きな人やハマる人もいる事でしょう。常連さんが付けば、それはそれで店主の大喜び。
筆者と嗜好が合う人は行かなくてもいいです。以上、「焼き鳥 かみむら」の紹介でした。
さて、2軒目は同建物の2階にある創作天ぷら屋へ行きます。
そちらはどうなのかな…お楽しみに。