昔、お好み焼は家で食べるものだと思っていた。母親が作ってくれるお好み焼は、テーブルに電気プレートを置いて、お好み焼粉にキャベツをたっぷり入れた生地を焼いて食べる。ソースは基本オーロラソース(ケチャップとマヨネーズを合わせたもの)。たまに、ソースとマヨネーズと青海苔と鰹節の定番味付けもあった。
だから、外食でお好み焼を食べた記憶が無い。お酒を飲み始めてから、お好み焼屋(鉄板焼屋)へ行くことはあったけど、大体おつまみ(鉄板焼き料理)を注文して、お好み焼は食べない。もんじゃ焼きなら酒のアテになるから食べるけど…
お好み焼の本場と言えば大阪。お好み焼きをおかずにご飯と一緒に食べるという、筆者の感覚にはない食文化が根付いている。味付けがソースとマヨネーズだからご飯に合わない訳がないんだけど、組み合わせたことはない。
本場大阪で食べたお好み焼が絶品だった「福太郎 本店」。ここにも劣らないお店が「大阪お好み焼 英 人形町店」だ。以前から気になっていて、お店の前を通る度、直感で美味しそうと感じていた。平日ランチやっていれば行きたいんだけど、夜営業がメインなので後回しにしていたお店の一つ。
友人と2軒目使いで突撃してみました。
〆の炭水化物的な感じで堪能してきたので紹介しよう。
なお、あくまでも主観で書いているのでご了承下さい。
種類豊富なメニューの数々
妻も息子も娘も妻の実家に帰省中、夜は基本的暇だし、朝も朝食の準備や保育園の送りも無いし寝たい時に寝て起きたい時に起きれる生活を満喫中。
不動産会社社長F氏と久しぶりに飲みに行く事になった。とりあえず、安定の「寿司富」でコース料理と焼酎ボトルを一本空けてから町を散策。ただ、目的もなく歩いているとダメ。次のお店も決まらずどこにしようかと考えていると、あっ!と、思い出したかのように直行した。
閉店1時間前に「大阪お好み焼 英」の到着して中へ入ると、若いカップル1組だけ。黒を基調としたシックな店内に間接照明の明るさがてかって輝く鉄板を横目にテーブル席へと案内される。
店主らしきイケメンおじさんと若い女性の2人で切り盛り。若い女性は少し疲れているのか愛想は宜しくない。
とりあえず飲み物だけ注文して、メニューをチェック。
名物料理。
すじキャベ、とん平焼、とん平チーズ、イカ塩。
すぐ出ますメニュー。
定番のお好み焼。
比較的リーズナブルな値段設定なのかな?
メニューブックをめくってもめくっても終わりが来ない。お好み焼や英スペシャルやすじネギコンニャク玉や納豆もみじ玉と素人には違いがよく分からない。
食材の組み合わせの違いは理解できるものの、生地のベースが違うのか作る工程が異なるのかは不明。
モダン焼はお好み焼ベースに麺が入るだけかな。広島風お好み焼は麺類が入るのが基本だから、同じような感じなのかどうなのか。ただ、広島風お好み焼はキャベツたっぷりで高さを司るイメージ。3ヶ月前に広島食べ歩き旅行でしこたま広島風お好み焼を食したから覚えている。
ねぎ焼。
単品焼きそばもあります。
最初にお伝えしておくと、太めの麺でモチモチ食感でソースが塩っぱくてクセになる。ガッツリ食べたい人は2人前くらい余裕で完食出来る事でしょう。
焼きそばのトッピングも多種多様。
オムそば。
ここで料理メニューは終了。
あとは飲み物ですね。ビール、焼酎、ウイスキー、日本酒、ソフトドリンクの一通りはある。ワインは別紙にあるのか無いのか分からないけど見当たらなかった。
期間限定メニューやメニューブックに載っていない料理もあるのでチェックしておこう。大人のスパイスカレー、ガーリックライス、せせりやハラミといった魅惑的な文字が揃っている。
お腹空かして、またリベンジしよう。
焼きそばとお好み焼き
麦焼酎、レモンサワー(友人)で各乾杯。朝4時半起きだったから、結構酔いが回って眠い。帰りはタクシーで帰ろっと。
カウンター席の方が臨場感を味わえる。職人技が光る手捌きで華麗につくる料理、これが銀座やホテルのレストランなら倍くらいの料金に加え、高級食材がたっぷり揃っているのでしょう。さらに高級ワインもソムリエがアテンドして単価3万円〜5万円の世界なんだろうな。
焼きそば。
特製極太麺使用、しかも生麺。家庭では決して楽しめない食感と喉越し、鉄板焼ならではの常に温かい状態で頂ける醍醐味。真っ赤な刻み生姜のアクセントも中毒性が増す。
おつまみがてら、最高っす。
お好み焼、豚玉(900円)。
色々な具をトッピングして楽しむにも祝祭感あって良いけど、筆者シンプルに豚玉を食べる。単純に味が分かりやすいし安いから。
そんで、お好み焼食べた瞬間、ぶっ飛んだ。外はカリッと食感、中はふわっトロ。焼く工程で高温と低温を使い分けたり、生地と野菜を混ぜる時空気を含ませるよう工夫したり、お店にしか分からない技があるのでしょう。
大阪で食べた「福太郎 本店」の劣らないレベルというか、それ以上にウマいんじゃん!これは根強いファンも多いはず。
お好み焼に詳しく無いですが、めちゃくちゃ美味しかったです。ご馳走さま。
食べ終えて
久しぶりに大阪食べ歩きしに行きたいな。豚足、串カツ、町寿司、たこ焼き、妻のお腹に長男がいる時、食い倒れしに行ったきりだから、最後に行ったのは3年も前。1日5軒も回って苦しかったけど、勉強になって楽しかった思い出が強い。朝から呑みまくって昼寝して、また起きて呑みに行く。今では考えられない生活リズムだった。新規で行きたいお店リストも増えてきたので、色々と落ち着いたら足を運んでみます。
「大阪お好み焼 英」は三田にも店舗があるそうです。多分、同じクオリティの料理が楽しめるので足を運んでみてください。また、お好み焼食べに行きます。
調べたら土曜日と祝日はランチやっていた。妻と2人でも再訪問してきまーす。