センス抜群!「鮨いしやま」(銀座)ランチコース満足度高い

筆者が大好きな鮨屋の一つが、銀座にある「鮨いしやま」。

初めて訪れたのは、かれこれ3年前の誕生日。今の妻と結婚する前、誕生日祝いをしてくれたのが「鮨いしやま」である。

当時、スタンプラリーの如く食べ歩きをしていた。鮨屋も行ける範囲で行ったし、予約取れないお店は友人、知人伝えで取ってもらう努力もしていた。

あの経験があるから、今の価値観が作られたのか。
それとも、単に新規開拓に飽きてしまったのか。

両者当てはまる部分があるのも事実だが、最近は好きな鮨屋にしか足を運んでいない。

今回で3度目の訪問となる。

相変わらず、虎視眈々と握る大将。行くたび、所作が進化しているというか、落ち着きを放っている。

妻と2人、ランチ18貫コースを堪能してきたので紹介しよう。

今宵も完璧な握りで大満足

挨拶もそこそこに済ませてコースがスタート。

両隣、明らかに夜のお店で働いているお姉ちゃんと、そのお客のおじさん。

銀座ならではの光景。

 

もずく。

お酢で胃の調子を整えて、握りに入る。

カレイ。

大体、一貫目は淡白な白身から入る。

今朝〆、ブリブリ。

もう1日置いたら、刺身で楽しめそう。

春子鯛(カスゴダイ)。

脱水と昆布が強め。

なので、味の輪郭がはっきりした仕上がりになる。

相当好みなのだ。

本鮪、中トロ。

大トロ。

筋を噛み締める時に、素材の味が楽しめる。

ただ、本鮪で一番好きなのは赤身。

素材の酸味と漬にした旨味、そしてシャリの甘味。

三位一体になった時、ため息が出る幸福感が芽生える。

最高。

アオリイカ。

繊維を一切感じさせない丁寧な仕事。

半生の車海老。

茹でたての温度感は一層甘みを強くしてくれる。

小肌(こはだ)。

脂は少なく、張りのある母体。

細魚(サヨリ)。

最近は聞かなくなったけど、

”吉永さより(さゆりにかけて)です”

って、寒いお店に何度か出会したことがある。

勿論、鮨いしやまでは、そんな寒いギャグはありません。

鯵(アジ)。

富山の白エビ。

飲み込むのが勿体ない。。。

鰹(カツオ)。

春先らしい、赤身の強い鰹。

名物、鯖の棒寿司。

毎回、感動する完成度。

丸々一本欲しいんだけど、お土産出来ますか?と、次回聞いてみよう。

平貝(たいらがい)

雲丹。

最近、無性に雲丹丼が食べたくなる。

市場で箱雲丹2種類買って、酢飯作って、雲丹丼を作ろう。

煮蛤(にはまぐり)。

多少甘めに仕上がりだが、火入れが抜群過ぎる。

ビックリする旨さ。

穴子は塩と、

煮詰め。

全体的に小ぶりだが、異なる味付けを楽しめるのは食べる側としては得をした気分。

ネギトロ手巻き。

機械で巻いたように、ネタがど真ん中になる干瓢巻き。

お椀。

最後は、デザートのような玉が出てコースが終了。

いやいや、お腹もそこそこ膨れ上がり大満足。

ご馳走様です。

食べ終えて

お会計、2人で40,000円くらい。

コースが15,000円だった気がする。(もしかしたら、値段変わっているかもなので、気になる人はお店に直接聞いて下さい)

焼酎炭酸割りたくさん飲んで、妻はノンアルビールとお茶だった。一般的なランチに比べたら値段は高いかもしれないけど、筆者は2人で40,000円以内の食事だと嬉しい。

お財布的にね。

まっ、これからは鮮魚もどんどん値上がって、昼間でも30,000円スタートが当たり前になるのかな。

未来のことは分からないけど、食べられる時に食べに行こうと考えている。

最後まで読んでいただきありがとう御座います。

またね!!

寿司・海鮮料理カテゴリの最新記事