極上の天麩羅!「天ぷら 逢坂 (てんぷらおおさか)」(虎ノ門)

虎ノ門でかれこれ20年もお店を構えている「天ぷら 逢坂(おおさか)」へはじめて行ってきた。

最初に書いておきます。こちらのお店、派手さは全くないけど、予約も取りやすく、価格も良心的。最近の予約困難店より断然おすすめできるので、天ぷら好きの方々には行ってもらいたい。

ランチコースもあるので比較的気軽に行けます。既に私は2回訪問させていただき、毎回大満足して帰る。妻も一度連れて行ったら、”また行きたい!”と。友人数人に紹介して、かなり穴場だな〜と、感じています。

色の好みは人それぞれなのは分かっている。天ぷらのジャンルで言えば、紹介制の「まさみつ」が好きな人もいれば、正統派だけど予約が先まで埋まっている「元吉」だったり、〆にそばを楽しませてくれる予約困難店「日本橋 蕎の字」が好きな人も多いでしょう。
いろいろなお店に回った結果、「天ぷら 逢坂」の敷居がちょうどいい。

あくまでも主観で書いていますので、ご了承ください。

夜のおまかせコース16,500円(税抜)

 

この日頂いた料理の内容を最初に紹介していきます。

枝豆。

夜のコースには刺身も付いていくる。

極上の鮑。

蒸してあり、むっちりと歯に食い込む柔らかさ。素材の香りも残した、丁寧な仕事。

鰹(カツオ)。

脂がさっぱりと綺麗。茗荷(みょうが)と生姜(しょうが)で爽やかに夏の演出。

平目(ひらめ)と雲丹(うに)。

当たり前なのかもしれないけど、全ての鮮魚が上物すぎる。

聞いたところ、仲買の中でも高級なお店から仕入れているそうです。妥協なく、その日に入ってきた良い素材を選んでいると。

鮨屋顔負けの刺身だった。

刺身の後は天ぷら。

車海老の頭。天ぷら屋でしか味わえない、極上のかっぱえびせん。

車海老の身。

1本目は塩でいただく。プリッと弾力のある身と衣の食感のコントラスト。

ジュワジュワ甘みが突出してくる。

2本目は天つゆでいただく。

アスパラ。

野菜の水分をギュッと閉じ込めているから、食べた瞬間のみずみずしさが半端ない。

鱚(キス)。

言わずと知れた天ぷらの代表ネタ。

サクッ、ふわっ。ホロホロと身がほぐれ、上顎が火傷しそうになる勢いで食べてしまう。

アオリイカ。

イカの中で、アオリイカは夏の代表格。肉厚で大きいけど、天ぷらにすると柔らかくなり、一層甘みが強くなる。

塩でいただくのがマスト。

 

舞茸(まいたけ)。

きのこ類の中でも、特別香りが強いから天ぷらに向いている。

ペコロス。

小さい玉ねぎです。

東京湾の太刀魚(タチウオ)。

身の厚みを考えると、相当大きい魚体だったのでしょう。

口直しに、もずく。

銀杏。

旬の緑色の銀杏。

年中出回るようのなった気がするけど、旬な緑色のものは香がいい。

白魚と大葉。

とうもろこし。

いやー、とうもろこしの食べ方で一番好きなのが天ぷら。

茹でて、身をほぐしてと手間暇かけて完成する。最高。

江戸前の穴子(アナゴ)。

寝かせることなく、今朝仕入れて裁き立てを堪能。

〆は、天丼。

天茶も選べますけど、タレが好きなので天丼。

烏賊がメインのかき揚げになっている。

しじみのお椀と一緒に、ほっこり大満足。

デザートが出て、ごちそうさま。

飲み物のメニューを紹介していませんし、写真も撮っていなかった。

ビール、焼酎、ウィスキー、ワイン、日本酒、一通りあります。ワインは某飲みやすい系のものを揃えており、価格も良心的だった。

私たちは、白ワイン1本と焼酎ソーダ割り(麦は吉四六二階堂)をガバガバ飲みながら料理を楽しみました。

食べ終えて

「天ぷら 逢坂」の店主とは、数日前に紹介した「虎ノ門 國よし」でご一緒させていただきました。

鮨かのご夫婦とも仲が良く、お互い行ったり来たりしている仲とか。私は初めましてだったけど、気さくに話しかけていただいた。そこからの縁で今回行くことのなったけど、忖度なしで、相当良かった。月一回くらい通いたいけど、経済的な理由と時間の関係で半年に一度くらい行こうと考えている。

天ぷらと言えば、ここがいいかなっと。天ぷら好きの皆さん、一度「天ぷら 逢坂」へ訪れてみてください。よろしくお願いします。

 

今日も食べコンに遊びにきてくれてありがとうございます。鮨と天ぷらと和食で四季を感じられる幸せを当たり前と思わずに日々感謝。

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