「釘本食堂」を後にした私達が受かったのは、こちらも初訪問となる「信州そば むらた」さん。昼間から通し営業しているのでチョイ呑みに良いかな?と、安易な気持ちで訪問。
時間も余裕があったので歩いてお店へ向かった。今回の食べ歩きは予約店は二店舗だけなので無計画の旅行とも言えよう。一度呑んでしまうと止まらなくなってしまう私・・・決してアル中では無く(多分)、一杯だけで終わらせる事が出来ない(笑)
呑むならとことん、呑まないならとことん、実に両極。
とりあえず「信州そば むらた」さんへ行って来たので紹介しよう。
通し営業なので使い勝手が良い!「信州そば むらた」へ、初訪問
福岡に到着してから二杯しか飲んでいないのでまだ素面。今日の予定は、夜一軒某鮨屋を予約しているだけで後はフリー!蕎麦でも啜りながら焼酎か日本酒でもチビチビ出来たら良いな〜、程度に訪問。
予約せずに行ってみると、昼のピーク時間(12時〜13時)を過ぎた頃だったので空いていた。
客層は年配の方が多い!昼からお酒をたしなみながら一品料理を食べたり蕎麦をすすっている。顔を真っ赤にしたおばちゃんや、社長さんらしき方と奥様で上品に楽しんでいる方、入った瞬間当たりだと悟った。(直感だけどね)
とりあえずメニューを見てみると・・・
蕎麦メニューは豊富に取り揃えられている。冷たい蕎麦、温かい蕎麦、一風変わった蕎麦など色々あるが、私だったら『もり』を注文するでしょう。
蕎麦も種類が多いけれど、蕎麦前がとても充実していて酒飲みには嬉しい。飲み放題もあるので数名でワイワイする楽しみ方も良さそうだ。
飲み物メニューは撮り忘れたが、これまた一通りあるし品揃えも多い。東京で昼間から通し営業の蕎麦屋は数店舗あったけど、焼鳥や出し巻き玉子みたいな定番物しか無くてガッツリ飲めないんだよね。夜メインの蕎麦居酒屋は色々楽しめるけどね・・・
さて、何を注文しようかな?
「信州そば むらた」を堪能する
乾杯は焼酎ソーダ割り!
庭園が眺めるカウンター席は東京の喧騒を忘れさせてくれるひと時。非現実になってしまうと、さらに飲み過ぎてしまうかも(笑)
燻製明太。
燻製の香りがあるけれど、明太子の辛さも残しつつ食べると深みが増す。舌でピリッとした辛さとは鼻から抜けるフレーバーのアンバランスが何とも言えない。
名物むらたの玉子焼(小)。
こちら名物らしいので是非食べて欲しい!注文が入ってから作るので多少時間が掛かる。
何層にもなって職人の技が光る一方、濃い目の出汁と食べた時のフワッとした気体(空気)が素晴らしい。鮨の握りのように空気がしっかりと入り込み個体、液体、気体と三位一体になっている。
甘い出汁巻きはご飯や弁当用。塩っぱい出汁巻きは酒呑み用という事だ。
ビーフコロッケ(土日祝は14時から提供)。
お店の方にこちらも人気です、と注文してみた。これまたひっくり返るくらい旨かった!
ビーフとジャガイモにしっかり味付けされていて、コンソメみたいな旨味がギュッと包まれている。厚衣で高温でカリッと揚げられ食感のコントラストも素晴らしい。
土日祝が14時からしか注文出来ないのも、仕込みや提供に時間を要するからなのでしょう。玉子焼同様にビーフコロッケも注文必須!
さしみ湯葉は相方が食べたいの事。
しっとりし、滑らかなテクスチャー。
漬物盛り合わせは焼酎をガバガバ呑んでいる私のアテ。
料理が旨過ぎて・・・
最後は、もりそば!(写真が斜めになっているのは酔っている証拠)
二八蕎麦かな?十割だと塩やワサビで食べるとより香りが立って美味しいと思うけど、それ以外は汁で頂きます。
濃い目の汁は鰹出汁がしっかり効いていて、旨味成分のイノシン酸たっぷり!
ご飯物やカツ煮(こちらも土日祝14時以降から注文可能)も食べたかったけど、最後は・・・
芋焼酎ソーダ割りでご馳走様(笑)
食べ歩き旅行は始まったばかりだが、このペースで大丈夫かな?
食べ終えて
酔っ払った。お店出た時の記憶が曖昧でお会計も憶えていない・・・
確かなのは、「信州そば むらた」は素晴らしいお店という事。蕎麦前が充実し、お酒のラインアップも豊富、雰囲気も良く蕎麦も美味しい!人気があるのが納得出来た。
博多食べ歩き旅行の際は是非知っておいて欲しいなぁ。酒呑みの方は昼呑みにも最高なので是非!!
この後もう一軒行ったけど、博多ラーメンの某有名店が美味しくなさ過ぎて残念でした。(終わり)