焼鳥好きなら知っている方も多いと思う「鳥てる」。圧倒的なコストパフォーマンスでお客の胃袋を満足させ、お財布にもとても優しいお店なので、予約困難店になった。
いや、予約困難店と言うよりは予約不可と言った方が正しいかもしれない。「鳥てる」が入っているビルの建て壊しが決まり、立ち退かなければならない。
(移転先は未定とのことだから、多分決まっていると思う)
散々焼鳥を食べ歩いた私はどのように感じたのか?
早速紹介しよう。
予約不可!「鳥てる」へ、初訪問
今日ご一緒するのは毎度お馴染み「鮨 かの」の店主。(女将さんは今日は別に飲みに行っているそうです)
0次会やりますか?と、軽くやり取りしていたけど時間がギリギリになってしまったのでお店で待ち合わせる事にした。
4席あると聞いていた、私と鹿野さん共通の友人(鮨食べ歩き仲間)も誘って、後1人は鹿野さんの知り合いの焼鳥屋店主。
鳥てるの場所は知っていた。
2年前に行きたくて電話しても一向に繋がらず強行突破したら、「予約で埋まっているから無理です」と、店主に断られた。
ネットで予約システムを見ると、「1週間前の何時から何時までの間で電話予約受付ます」
と、書いてあるにもかかわらず繋がらないので話すことも出来ない。
意味わからんなーと、ふてぶてしく帰ったのを今でも鮮明に覚えている(笑)。
蓋を開けてみれば、常連達で予約枠を確保していて一般には回ってこない。多い人で1か月に3回も行っている人が居たのは驚いた!
まー、それだけ人気があるとの事。せめて予約システムや現在は受付けて無いと記載して欲しいな。
(2019年9月現在では、一切予約受付て無いので行きたい方は予約枠を持っている方に頼むしか無いです)
鳥てるを堪能する
私は行けたのでラッキー!
焼鳥はお任せコースのみ。飲物はある程度あるけど、皆日本酒やワインを持ち込むそうなので、私も駅でシャンパンを買って行く。
(店主ワンオペなので飲物の手間を取らせない為に、お店に無い飲み物を持ち込むのが常識らしい)
乾杯の生ビールは頂いてからスタート!
もずく。
胃袋が戦闘体勢抜群!
ささみ
待て待て。ポーション大きいとは聞いていたが、ここまでデカイの?(笑)
通常のお店の2から3倍のボリュームはあると思う。焼加減も絶妙で中はレアで上手に焼けている。
お任せコース完食出来るかな?
砂肝
私はいつも通り砂肝を省いてもらったので写真だけ。
レバーも臭みが全く無く、大振りでも食べていて飽きが来ない。
つくね
ゴルフボール以上、テニスボール以下のダンゴ型のつくね!(少し大袈裟に言ったかも)
軟骨の食感も楽しめて美味しい。大振りだけど味が繊細なのは、焼きの技術もあるのかな。
軟骨。
ゴリゴリ食感の軟骨。
ししとう(砂肝の代わり)
砂肝の代わりにとししとうが来た。なぬ?これだったら砂肝いただいておけば良かった(笑)
野菜スティックと極旨な肉味噌!
箸休め的な感じだけど、肉味噌が物凄く旨い。肉肉しくて味噌のほんのり甘さが良いバランス。何に付けても美味しそうだなー
うずらの卵は黄身がとろりと半熟で濃厚。しかもタレの漬け込んでいるので味玉みたいに楽しめるのも更に良い!
後二本は食べたい程、大好きなうずら!
オリジナル巻き!
油揚げでササミと大葉とチーズを切に巻いて焼き上げている。なんじゃコレ!?と、驚きのもおかしく無い。
滑らかなササミにコクのあるチーズ、大葉の香りに油揚げの香ばしさ。この様な組み合わせはどこから生まれてくるのか不思議だ!
はつ
何鶏分の心臓を使っているのか?部位は少ないけど、1人で仕込も焼き、さらに飲物も全部やっていたら大変だろうな。
丸ハツはとてもジューシーで旨味が詰まっている。焼鳥とシャンパンも合う。
ねぎ巻き
胸肉をネギで挟んでいる。あれ?この串打ちスタイルどこかで見たことあるような気がする・・・
あっ、白金の「 鳥とも」だ!確か出身が表参道のアッコだったから、鳥てるの大将も同じかな?
ここまで、シャンパン一本とワイン赤と白各一本ずつ飲んだ。結局皆酒飲みなのですぐに空いてしまい、レモンサワーを頼んでました(笑)
締めは2種類あり、定番の焼鳥ドック!市販のパンと店主の焼鳥、絶妙な辛子マヨネーズの相性が抜群!
毎朝食べたくなる優しい焼鳥ドックだ。
そして、もう1種類は牛丼(笑)
焼鳥屋なのに牛丼が〆に出てくるのは面白い!(個人的には親子丼が食べてみたかったけど)
クオリティ高い!某大好きな牛丼店顔負けの美味しさ。腹ペコの時に大盛り食べたーい!
しかし、このコースで本当に3400円!?(税別)
(持ち込み料と飲物代は別途かかり、1人7000円位だったかな)
予約取れないのも納得出来た。腹一杯になるしお財布にも優しい。気軽に行けたら嬉しいけど、立退まで予約で埋まっていると言ってたのだ、移転先で楽しめたら良いな。
鹿野さん、貴重な席ありがとう御座いましたー!
結局、お酒が入り同じビルの居酒屋で色々語りながら飲み直し、べろべろになりながら帰りましたー。楽しい夜だったな(笑)
次の日二日酔いだったのは言うまでもありません。(チーン)