ランチ二軒目。
前日「寿司 神田」の板前さんから『実はうち(寿司 神田)の系列で、蒙古タンメン中本系のラーメン屋をやっているんですが、タイミング合えば行ってみて下さい!』と、言われた。
蒙古タンメン中本、日本のラーメン好きなら一度は聞いた事があったり見た事あると思う、激辛の聖地。真っ赤なスープに唐辛子の辛さを選べ取り憑かれた様に皆食べる!
私も何度か利用させて頂いているが翌日お腹を下すので最近は食べていない。
話を戻し、プーケット料理を堪能した後お腹を空かせたいので電車と徒歩で「ラーメン力」(ここが中本系)へ向かい、無事に到着したのだが何と定休日(涙)
これには参った。汗だくなりながら頑張って歩き到着したのに・・・
辺鄙な場所にあって相当苦労して着いたので辛い。
ただ、せっかくここまで来たので別のお店を探す事10分、近くにミシュランを獲得した「Siam Wisdom Cuisine(サイアム・ウィズダム・キュイジーヌ)」を発見し『Grab』を呼んで向かった!
ラーメン食べるつもりだったのが一転、ミシュラン獲得したタイ料理を堪能して来たので紹介しよう。
「Siam Wisdom Cuisine(サイアム・ウィズダム・キュイジーヌ)」へ行って来た
様々な投稿を見ていると、今と昔を融合したタイ料理が味わえる。らしい。
いい意味で伝統料理を守り、さらに進化させたタイ料理が味わえる。どんな感じなんだろう、実に楽しみだなぁ。
お店は古民家を改築した一軒家レストラン。
アクセスは、最寄駅はBTSプロンポン駅、ソイと呼ばれる小路・スクンビットソイ31直進、右手4本目の小路を入ってすぐ人気の一軒家スパ「オアシススパ」さんの隣。
何食べもて旨い!わざわざ来る価値のある料理の数々
あまり飲む気は無かったが、ドリンクは?と聞かれつい答えてしまった。
高級店はサービス料も最初から入っているのでビールを注いでくれたりする。日本に比べてグラスが大きいのがなんとも言えないけど。
前菜。
マホーとミエンカムという料理。マホーはスライスしたパイナップルの上に豆味噌が乗った料理。味の表現は難しいが、タイ料理はフルーツを使った前菜が出てくるお店が多いそうだ。
ミエンカムは、チャップルーという葉にココナッツや様々なタイハーブを巻いていただくもので。
一般的にはココナッツ、レモングラス、ピーナッツを砕いたもの、干しエビに各種タイハーブ等が入りますが、シェフのミエンカムはチャップルの風味を重視し、干しエビはなし。
(「こちらのサイト」を参照させて頂きました)
Khao Pad Subparod
パイナップルに入った炒飯を何度か見る事があり、後ろの方が食べていたので初めて食べる。カレー粉で炒められた炒飯はスパイスは程良く香りも立ち、パイナップルの甘みや酸味も楽しめ複雑なんだけど、最後は纏まっている。
これが伝統料理と新しい調理法の組み合わせなのか?
それともただシンプルにパイナップルの斬新な組み合わせがいい味を出しているのかな。食べ始めたら止まらない系でスイスイ胃袋に吸収されていく。
48 hours Lamb Massaman Curry。
続いて、一番人気のマッサマンカレー。マッサマンカレー、今回の食べ歩き旅行で知り、かなりハマっている。
普通は豚肉やジャガイモをトロトロに煮込んで作るのが基本なのだが、ここでは牛肉のランプの赤身肉を使っている。(ランプ肉は腰からもも、お尻にかけての部位)
骨付きの状態で48時間も煮込んでいるので身はホロッホロ。歯が不要ではいないかと思うくらいに柔らかく肉質が良いのもハッキリ分かる。
ここではご飯と一緒に食べるのではなく、薄く焼かれたパンをつけて食べる。
インドカレーの定番、ナンとは全く違いサクサクしている。肉質も良いが、さらにスパイスが強烈で堪らない!辛さが先行するが奥に秘めた旨味、これが素晴らしい。
この旨味の正体は考えても分からないが、この美味しさに出会う為だけによる価値あるのお店だった。
シャンパンやワインも数種類あり飲みながら楽しみたかった。バンコクへ来る際は必ず寄りたいお店に一つに加わった。
ご馳走様でした。
食べ終えて
わざわざ行く価値のあるお店、間違いなかった。伝統と新しい調理法を入れていると、そのことに関しては私の勉強不足で分からないが味や雰囲気は間違いない。
日本で食べるタイ料理より断然本場の方が好きなのと、マッサマンカレーハマりそうだな。日本で現地に近いマッサマンカレーが味わえるお店知っている方居ましたら是非教えて欲しい。情報お待ちしています。
プーケット料理も良かったけど、「Siam Wisdom Cuisine」も間違いない!
バンコクへグルメ目的で行く方は必ず行った方が良いお店の一つ。チェックしておいて下さい。