毎度お馴染み、「鮨 かの」(一之江)の店主と飲みに行く!では無く、久しぶりに食べに行ってきた。
店内を改装しカウンターが広くなり、ネタケースも取っ払ったそうだ。「新生鮨かの」とでも行った方が良いだろう。
高級感溢れる店内で今宵は1人で鮨を楽しむことにする。
果たして新生鮨かの劇場はどのように進化したのか!?
早速紹介しよう。
久しぶりに「鮨 かの」の寿司を食べに行く
この日は浦安で用事があった。
浦安まで来たので、周辺で気になるお店がないかと行く前から検索していたんだが一向に見つからない。千葉市の方まで行けばあるんだが、流石に遠いのでやめた。
そこで、「鮨 かの」のSNSを見たら空席があるとの情報だったので、連絡し訪問。
18時スタートのお客が多かったこの日、私は遅れても大丈夫との事だったが急いでタクシーに乗り到着。
(舞浜駅から鮨かのまでタクシーで3,000円弱だった)
店内入ると、あらビックリ!ネタケースが無くなり広々しているではないか。
手元も全て見えてしまい、色々と隠してきた部分はあるとは思うが、もう誤魔化しが効かなくなってしまいましたね(笑)
それでは、よろしくお願いします。
「鮨 かの」を堪能する
乾杯はいつも通り、生ビール。
(写真撮り忘れ)
アオサの茶碗蒸し。
定番だね〜
鰹(カツオ)。
燻しているので香りが際立つ!薬味もまた、良いアクセントになって日本酒が欲しくなる。
という事で、生ビールはささっと片付けおまかせで日本酒を頂く。
いつも女将さんおまかせでお願いしている。大酒飲みなので、好みが分かっているので安心して女将さんにお願いすると良いと思う。
ヒメコダイの昆布〆を黄身醤油の海にドボンさせた一品。
上にはなんとキャビアが乗っているでは無いか!今流行りの高級食材にも手を出しはじめたのか〜(笑)
キャビアの塩気、黄身の甘み、ヒメコダイの旨味、全て混じり合って美味さしかないね!
皿まで舐めまわしたくなる美味しさだけど、最後はリゾットが楽しめるので黄身醤油は残しておこう!
これも説明不要だよね?
ちなみにシャリは時間に合わせて炊いているので、切りたてが楽しめる。
切りたては酢が馴染んでいないが、それが徐々に酢に馴染んでいくのがハッキリと分かるので面白い。
京都の岩牡蠣。
物凄くクリーミーでミルキー!!
イサキ昆布〆。
あん肝ソースとポン酢ジュレ、一品料理のレベルが確実に上がっている。和食の技法も取り入れ、素晴らしいとしか言いようが無い。
ど定番、鯵の握り。
脂が乗っているので、どんちっちか大阪湾の鯵かな?と、思い聞いてみると後者だった。
大阪湾の鯵は脂が乗っているけど、綺麗な脂の印象。どんちっちは艶は薄くてギトギト系の脂かな。
(どちらも好きだけどね)
春子鯛(カスゴダイ)。
皮目が柔らかく、むっちりした食感。
ガリはスライスより角切りの方が断然好み!
何度もお代わりしたくなる。
佐渡島の本アラ酒蒸し。
酒蒸しにすると淡白な味になるけど、綺麗な脂もあり口内を楽しませてくれる。生でも楽しめ、火を入れても美味しさが楽しめるアラを最近使っているお店増えたな。
1人だけどガブガブ飲んでいる。
帰り大丈夫かな?
イカウニ握り。
繊維を感じないイカの甘みとムラサキウニ甘み、美味しく無いはずがない。
甘みのハーモニーだ。
甘海老昆布〆。
甘海老も昆布で〆る事によって、より甘みが引き立つそうだ。卵も乗せているし、海老味噌も入っている。
甘海老を余す事なく楽しめた。
半合ずつ頂いているのですぐに無くなってしまう日本酒。
真鯛(マダイ)。
真鯛の白子のあんかけソースは出汁の味が強め。少し調味料感が強いが、これはこれで旨い。
6〜7月に揚がった鰯のことを、梅雨鰯というらしい。
この時期が1番太っていて旨味も脂も極上なんだとか。正直、最近食べている鰯はどこも脂乗っていて違いが分からなかった(笑)
まだまだ飲むよ〜!!
御慶事シリーズを攻めている。
赤身漬け。
時期的なもので、今は爽やかな鮪が多いね。
中とろ。
旨味は今の時期の方が好きだけど、酸味と香りは冬の鮪の方が好みかな。
白子にカラスミパウダー!
スプーンでグチュグチュして白子リゾット。カラスミの塩気が抜群に良い!!
ホタテ煮浸し握り。
福岡の某有名鮨屋インスパイア(笑)
小肌握り。
この切りつけの方が小肌が美味しいと思っているのは私だけかな?
味はもちろん、格好良く見える!料理は視覚で5割決まっている。
なので、お店入った瞬間に5割決まっているという事だ。入った瞬間、少しでもムッとするような事があれば、早めに出た方が良いと思う。
雲丹は海苔無しスタイル。
海苔の有無は好み分かれるよね〜
個人的には海苔ありの方が、香りがより引き立って好き。もちろん、美味しい海苔ならね!
まだまだ飲んでいる私にお新香のサービス!
コース料理が終わりに近付いてきた。
鮨かの名物、穴子!
身がフワッフワで口内でトロける。柚子風味も最高!!
もう一種類は、ツメで頂く。
甲乙付け難い穴子握り食べ比べ!
ここら辺でやめておけば良いのに、焼酎ソーダ割りを頂く。
日本酒に飽きたら、次は焼酎ソーダ割りかウィスキーハイボールの流れになるんだよね。こうなったら、もうベロベロコース(笑)
胃にしみる程に美味しいお椀。
ホッコリしたのは一瞬で、やはりお酒が止まらなくなる。
ウスハリグラスに強炭酸、家で飲む焼酎ソーダ割より美味しさレベルが違い過ぎる!
ウスハリグラス買いたいけど、性格上すぐに割るのが分かっているから買わない。
最後は玉子握り。
後はデザートで終了だが、まだお腹に余裕があったので巻物を追加する。
干瓢巻き。
小肌、ガリ、大葉巻き!
つまみには最高だね。
ここらでお客さんが私以外帰り、鹿野さん夫婦もリラックスタイム。
乾杯をし、しばし団欒。
最後のデザートだけ出しておくと、いつも通りヨーグルトアイス。
後は飲みながら片付けながら、酔っ払いに付き合ってもらった。
最後の方記憶が無く、帰りも電車があるはずなのにタクシーで帰っていた(笑)
どうしようもない酔っ払いですみません。
そして今宵も大満足な鮨を有難うございました!ご馳走様です。
食べ終えて
お会計、24,000円くらい。
コースの値段が13,000円になり、飲み物代が10,000円程。明らかに飲み過ぎだよね(笑)
しかも、舞浜からタクシーで行って3,000円、帰りもタクシー4,000円強だったので偉く高く付いてしまった。まー、これも良い思い出!
予約はまだ比較的取りやすいが、曜日によっては先まで埋まっている。予約困難店になる前に、急げーーー!!!