JR山手線、東急池上線、都営地下鉄浅草線の各線五反田駅から徒歩２分の場所にあるカレーや『ホットスプーン（Hot Spoon）』（以下ホットスプーン）。
牛すじ煮込みカレーをはじめ様々なバリエーションでオリジナルのカレーをだし連日多くのお客で賑わっている。今では「五反田店」をはじめ「丸の内店」「西新宿店」と都内で３店舗出店している。
そんな人気店『ホットスプーン』の魅力や雰囲気を紹介し一人でも多くの人が「行ってみたい」っと思ってくれたら幸いだ。
外観と営業時間
五反田駅から御殿山方面に歩いていくと黄色ベースの牛すじ煮込みカレーと大きくのっている看板を目印にいていくと良いだろう。
営業時間は１１：００〜２３：００で通し営業だ。お昼のピーク時間は列ができるほどの混雑になるので並ぶのが嫌な人は１４時以降に行くのがおすすめだ。
今回行ったのが日曜日の２１時頃で店内は６名程お客がいた。席数は１４席でカウンター６席、テーブル８席ありお一人様でも入りやすいので安心だ。
メニュー
この日は店員さんオススメの『濃厚ルー！牛すじ煮込みカレー９５０円（税抜き）』と『生ビール中ジョッキ４７０円（税抜き）』頼んだ。普通の『牛すじ煮込みカレーは７６０円（税抜き）』や女性に人気の『１日分の野菜カレー８６０円（税抜き）』とお手頃に食べれるので財布には優しい。他にも何種類かメニューはある。
ご飯の量は選べ、少なめ（200g）、並盛（270g）、中盛（340g）、大盛（410g）の４種類で少なめだけが-30円で、後は料金は変わらない。辛さは５種類から選べ、１番のマイルドから５番の超激辛まで変更できるのでお好みの辛さを選ぶのが良いだろう。卓上には別でHOT SPICEが置いてあるのでそれで辛さ調整も可能だ。
トッピング各種
トッピングも様々あるがカレーに乗せるのではなくライスにトッピングというスタイルでやっている。写真の中から３品選んで１５０円とはかなりリーズナブルであるが正直どのくらいの量が入っているかわからない。味の変化を楽しみたい方頼んでみよう。
卓上には福神漬けとらっきょがあり好きなだけ入れられるので嬉しい。福神漬けはレンコンも入っていて食感も楽しめ、味付けも甘くなくカレーを引き立たせてくれる味だ。
生ビールとカレーが運ばれてくる
一番搾り生ビールで喉を潤しカレーがくるまで待つ。飲み屋さんではないのでお通しはつかないのでらっきょでもつまんで待つのが良いだろう。
注文から１０分弱でカレーが運ばれてきた。カレーは土鍋に入っておりグツグツと沸騰しているような状態で運ばれてくるので火傷に注意したほうが良いだろう。
熱々トロトロの牛すじカレーは牛肉と鶏ガラ、たくさんの野菜で６時間煮込みスープをとり、３０キロの玉ねぎをあめ色になるまで炒め、１２種類のスパイスと２種類のカレー粉と小麦粉とバターを７時間炒めルーを作り、牛すじ肉と大量の野菜をトロトロになるまで８時間煮込み全て合わせて完成する。
カレーの牛すじ肉や野菜は溶けていて食感はないがかなり濃厚で旨味が強い。具はゆで卵半分が入っているだけなのでトッピングを頼む人が多いのかもしれない。
トロトロのカレーはご飯にかけ少し冷ましながら食べるといいだろう。今回ご飯を普通盛りにしたが大盛りにすればと後悔。
濃厚なカレーはご飯が進み止まらなくなってしまうくらい美味しい。
半分ほど食べ終わったら見た目はあまり良くないが土鍋の方にご飯を入れた。濃厚でトロトロのカレーは土鍋に引っ付いているのでご飯を入れ一緒に食べたほうが少しも残さずカレーを楽しめるからだ。
後半はルーも冷めてきているので一気に食べられる。ここのらっきょもまたカレーとの相性が良いので好きな人はたくさん入れて食べるといいだろう。
食べ終えて最後に
都内屈指のカレー屋『ホットスプーン』を食べ今まで食べてきたカレー屋とは全く違う味でホットスプーンという名のカレーがあるような感覚になった。カレーの作り方や素材の活かし方は店舗によりさまざまだがここまで肉や野菜が溶けて一体になっているのは食べたことがなかった。
ベースは牛すじカレーとチキンカレーの二種類だがお客を飽きさせないために工夫しバリエーション多く提供している。今回は一人で行き１種類しか食べられなかったが食べ歩き仲間がいる人は数名で行きシェアして食べればもっと楽しめるだろう。
また近く私も行きカレーの奥深さを感じて他のメニューを食べてみたいと思う。
ご馳走様でした。