中目黒にある人気イタリアン「メグリヴァ」のご紹介です。同店がオープンしてから何度訪問しただろうか。確か2018年か2019年ごろオープンしてすぐに足を運び、妻と一緒に通いたいね!と、話した。当時は当日予約でも行くことが出来たし、何なら2軒目使いでも利用させて頂いた。
ただ、美味しいという噂があっという間に広がってしまい予約困難店になり、その後紹介制という、とてもハードルの高いお店に様変わりしてしまった。
オーナーシェフ吉田氏が決めたルールなので、それに従うしかない。あまり先の予約は取りたく無いけれど、ここだけは定期的に取り、行きたい人を何人か連れてワイワイ楽しむ。
今日も友人が予約を取って欲しいと言ってきたので、シェフに連絡して貸切会を開催。いつも通り最高の料理だったので紹介しよう。
中目黒で最も予約のハードルが高い「メグリヴァ」
最近はもっぱら当日予約で行けるお店に足を運ぶことが多い。数ヶ月、数年先の予約を取ったところで当日食べたい気分かどうかも分からない。それに予定が入ってしまう可能性だってある。
ただ昔は考え方が全然違って、数年先の予約も取っていました。先々の予定が入っていないと楽しみが無いし、仕事も頑張ろうという気迫がうまれない。
考えた方が180度も変わったのは、子どもが生まれた事と食べ歩きについての価値観に変化がったことだと思っている。思想というか、考え方は日々変わるし、昔と今で言っている子と違うね、と言われることも多い。毎日、毎日考えて過ごしていれば方向性が変わるのは必然だと思う。むしろ考えていない人が多いから、昔の感覚のまま過ごしているのでしょう。
なんの話っちゃない。数ヶ月、数年先に予約を取っているのは同店だけという話でした。
一応幹事なので、乾杯の挨拶だけ済ませて料理スタート。金額によってコース料理をワインのクオリティが変わる。
ジェノベーゼの冷製パスタ。一品目は前回と一緒かな。
空腹だったので余計に美味しく感じる。
ホワイトアスパラと毛蟹のソース。
ホワイトアスパラの火入れが素晴らしく、みずみずしさと香りが強い。毛蟹のソースも蟹味噌たっぷりだから旨味も強くやみつき。
自家製パン。パンや顔負けの旨さなので、食べたらびっくりすると思う。
持ち帰りで買って帰りたいけど、販売はしていません。
太刀魚のフリット。
カレー粉のアクセントが変化球的で好き。
オマール海老は、いつも通り蒸す前の写真撮影用に出してくれます。
蒸し終えたら、真っ赤に変身。
オマール海老の身をほぐして、
オムレツにのせるソースに変身。
玉子の甘味もそうだし、やっぱ火入れが絶妙なんだよね。シェフのサービス精神はほぼ無い感じだけど、ぶっきらぼうな感じが個人的には良い。
鮑とホッキ貝のリゾット。
大盛で食べたいくらい好きな味。
新玉ねぎのスープにサマートリュフ乗せ。
新玉ねぎをコトコト、焦がさないように炒め煮して作るらしい。家で実践したけど、2時間もやってもサラサラスープにならなかったから諦めました。
シェフ曰く、4〜5時間火入れしないとスープにならないと。原価は掛からないけど手間が掛かりすぎる絶品オニオンスープ。
食事はパスタ。
牛テールのカチョエペぺ。生パスタを使かうことが多いですが、個人的には乾麺で美味しいパスタを作ってほしい。ただ単に乾麺が好きだからである。
鹿肉だったかな。
んー、これは多分素材の旨みが弱い。脂身は一切なく、とてもタンパクで筋肉質。部位にもよるかもしれないけど、個人的には残念だった。
デザートはいつもと違い、パンナコッタ。
気分でデザート内容を変えるそうです。
頂いたワインの数々。
皆でワイワイ楽しみ大満足。
ご馳走様でした。
食べ終えて
貸切会のコース料金は少しずつ値上がりしています。22,000円、25,000円、30,000円の3コース、今回は25,000円のコースにしました。
一番安いコースの方が個人的には良いんだけど、一緒に行った「鮨 かの」大将が25,000円というので、その金額にしました。予約が取れないこと、シェフの素っ気ない対応など、賛否あるとは思いますが、個人的には好きなお店です。オープン当初から変わらない雰囲気と料理なので、前みたいに気軽に来れたらもっと嬉しいですけど…
まぁ、細く長く通えたら良いなっと思っています。
次は来年だったかな?
またよろしくお願いします。