超ノーマークだったお店の一つ、「一番」。
東京23区の中でも一番地名が少なく、存在感の薄い荒川区にひっそりと佇む町中華。
殺風景な街並みに自然と溶け込み、一見田舎にありそうな普通の外観。地元の人をメインにした飲食店なのは間違い無いんだろうが、密かに人気がある。
人気の秘密は、とてもシンプル。
”料理が安価でウマい”
海鮮春巻は高級店顔負けのクオリティ。雰囲気と立地を変えるだけで、三倍から四倍の価格であってもおかしくないレベルである。
あまり期待していなかったという気持ちもあったかもしれないが、是非町中華好きは押さえておいて欲しいお店の一つ。
主観ではなあるが、早速紹介していこう。
荒川区 中華飯店「一番」へ、初訪問
昼間に濃厚つけ麺を食べ、夜は家で軽めに済ませたかった繁忙期の某日。
なかなか仕事が終わらなく、帰宅が遅くなるので外で夕飯を済ませよう。
どこか行ってみたい店ないかな?と、今いる場所から検索。
ラーメン、カレー、居酒屋、焼肉etc・・・
色々出てきたけど、今年必ず行きたいお店リストの中から選び、少し離れた荒川区の中華飯店「一番」へ行く事にした。
(営業していることを確認して向かう。予約は受け付けていないので要注意。)
選べるディナーセット各1,000円。
安価な定食も楽しめ、おひとり様でも大歓迎。
ディナーセットより安い、サービスセットもある。
筆者は、セットメニューよりアラカルト派なのでこの辺はスルー。
外看板にあるおすすめ。
店内にあるメニュー表。
お得なセットメニューもいいけど、やっぱ好きな物を組み合わせて楽しみたい。
色々食べてみたいところでもあるけど、1人だったので厳選して選ぶ。
アルコールもあり、飲みながら楽しみたい。
近所なら配達も行っているらしい。
満席の店内を、厨房は店主1人なのか何人なのか分からないが、薄利多売でコツコツやっているのでしょう。
さて、何を注文しようかな。
海鮮春巻 麻婆豆腐 海老炒飯を堪能
お店は子連れメインの家族で満席。
入店時にちょうど会計している卓があったので、ほぼ待たずに入ることが出来た。
料理は悩んだ結果、3品注文。
おすすめ、海鮮春巻。
具が海鮮のみ。
ホタテ、エビ、イカ。火入れが絶妙で海鮮の旨味を閉じ込めた春巻。
これは、必食。
麻婆豆腐。
暴力的な辛さはなく、醬(じゃん)の旨味が強め。
普通なんだけど、何か一味違う。
何かは分からないけど、麻婆豆腐を盛り付ける器も温めているから、最後まで温度感が良かった。
海老炒飯。
大きな海老がインパクト大。
これもまた、絶妙な塩加減。
炒め加減も最高か。
ボリュームはそこまで多くないから、おひとり様にはちょうどいい。
麻婆豆腐と炒飯を合わせて、麻婆炒飯風に楽しむのも良い。
中華料理は油たっぷり使うから、美味しくないわけが無い。
すべて完食。
いやー、期待していなかったこともあるけど、相当満足度高い。
ご馳走様でした。
食べ終えて
近所にあったら、確実に通っているお店。
銘柄はよく分からないけど、焼酎ボトルがあるし、料理は言うまでもなくウマい。
予約出来ないから、流行られても困るけど、「一番」みたいなお店が大繁盛してくれたら嬉しいな。
予約困難で高級な中華料理屋も増えてきたけど、筆者には合わない。気軽に行けて、飲み食い出来るお店を重宝して行きます。
東京23区の中でも一番存在感が薄い区にあるけど、最高の中華を求めて「一番」へ足を運んで下さい。
また、タイミング合えばお伺いしたいと思います。