築地には海鮮料理をはじめ、多くの飲食店が軒を連ねている。築地から豊洲へ中央卸売市場が移転してから、若干築地場外の賑わいは減ったのだが、あの独特な雰囲気を求めて、今でも多くの観光客で繁盛している。
観光客向けの海鮮丼屋、ホルモンで有名な「きつねや」、24時間営業の寿司屋、パスタが人気の喫茶店、選択肢が無数にあり、どこで食べようか迷ってしまう人も多いはず。
今回紹介するのは、朝から食事とお酒が楽しめる蕎麦屋「長生庵」である。築地の地で約50年営業している古参店でもあり、地元民は勿論、仲買人や買い出しに来た多くの職人の胃袋を満足させてきた。
主観ではあるけど、築地周辺で昼間から飲みたい人におすすめ。一品料理も多く、焼酎ボトルもありダラダラ飲みが楽しめる。
早速紹介していこう。
築地で昼飲みなら「長生庵」
築地場外市場を歩いていると、かなりの確率で飲食店のキャッチに声をかけられる。
”海鮮丼いかがですかー?”
”待ちなく案内できますよ”
”割引券です”
などなど。
外国人観光客が多くいた時は、繁盛していたのであろうお店も、今はほぼ鎖国状態が続いているから閑古鳥。経済を回すためには、そのような飲食店へ足を運ぶ人も居なければならないのかもしれないけど、筆者は絶対に入らない。
築地場外で昼から飲めるお店も勿論多い。
それこそ海鮮ネタをその場で焼いてくれたりするお店なんかもある。お目当てが、その海鮮屋さんなら入ればいい。あまり美味しくはないと思うけど、雰囲気重視なんて人も多いだろう。
何が言いたいかというと、食べることが好きな人は、しっかりと行きたいお店を決めてから行くようにしよう。
初めての「長生庵」。
蕎麦屋なのでメインは蕎麦。あと、ご飯ものも種類が多く季節の食材を使い四季折々を感じることが出来る。
昼時は近所の会社員やOLさんで賑わっていた。そん中、私達はビールに焼酎に一品料理をしこたま楽しんできたのである。
刺身、天ぷら、肉、サラダ、蕎麦、ご飯、一通り。
その他、別紙で本日のおすすめ的な料理もあるので、チェックしておこう。
お化粧室は、店外。昔ながらの造りでビル共有になっている。
一見、汚さそうだけど、清潔感があるので問題ないでしょう。
「長生庵」を堪能
昼の混雑時にも関わらず、元気なお姉さんがお出迎え。
”飲めますか?”(私)
”勿論、たくさん飲んで下さい!”
はい、瓶ビールからスタート。
さつま揚げ。
小ぶりサイズが好みになってきた年頃。少量多種楽しめるにも魅力の一つ。
ホタルイカ。
春先ならではの素材。
この時期、大半のお店で扱う食材だから食べ飽きてしまう人も多そう。
食べ始めはいいけどね。
本鮪中落ち。
100%本鮪仕様ではないと思われる。
トロちゃんと呼ばれる物でかさ増ししている。
賛否あるかも。
春野菜の天ぷら。
ふきのとう、こごみ、コシアブラ、タラの芽。
苦味が強く、個人的には好きな食材。
ただ、昔は美味しさが分からなかった。年齢と共に、思考も味覚も変わりますね。
マカロニサラダ(冷やしタヌキの上)。
冷やしタヌキ蕎麦を注文すると、マカロニサラダが乗っているらしい。
マカロニサラダ、天かす、きゅうり、玉子、個性的な一皿。
鶏山椒焼き。
蕎麦屋に、こんな↑おつまみがあると嬉しい。
「通しあげ そば鶴」とは違ったアプローチでウマい。
生明太子。
かつ煮。
完全なデブ食。脂質たっぷりで大好きなんです。
ご飯も合うけど、お酒の相性も抜群。
さて、〆に蕎麦でも・・・
と、思ったけど、次のお店の予定時刻なのでご馳走様。
焼酎ボトルは飲み切れなかったのでキープ。3ヶ月だったような気がしたけど、もう過ぎてしまった。
また行きます。次は蕎麦も頂きます。
食べ終えて
平日は基本朝7時から15時まで営業している。お得なセットメニューの他、飲み放題付のコース料理(6,050円)もあるから、歓送迎会などの飲み会使いもしやすい。モーニングもランチもやっているので、築地界隈で観光客向けじゃない飲食店をお探しの方は、是非行ってみて下さい。
この後、もう一軒気になっていた魚メインの食堂?的な場所で飲み食いしてきたので、次回の記事で紹介します。
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