京都府・神宮丸太町のある「とんかつ清水」である。名の通り、とんかつが売りなんだけどやたら話題になっていた。
一般的なとんかつ屋というと、ロースカツ(もしくはヒレカツ)定食があり、その他海鮮系のフライがある程度。ご飯と味噌汁とお新香が付いてサクッと食べて帰る。少なくても、私はそんなイメージ。
「とんかつ清水」ではカツサンドをメインに提供している。ただのカツサンドではなく、ど迫力なカツサンド。推定4センチ超えのカツをパンで挟んでいるビジュアルは、昨今のSNSブームに乗った戦略でもある。映え系が好きではないけど、京都へ頻繁に行くひと曰く”結構おいしいよ!”と。
ならば、いきましょう。
京都無計画食べ歩き旅行最終日の昼、ホテル出てバスに乗り継ぎオープン時間ちょうどに伺ってきたので紹介しよう。
なお、あくまでも主観で書いているのでご了承ください。
業界初のとんかつバー「とんかつ清水」
オープンは11時。深夜2時まで通し営業なので、知っておくと使い勝手がいい。
カツサンドがウリということは先に書いたけど、バーとしても有名らしい。お酒を飲みながら、カツサンド以外の料理も店主に言えばあるとかないとか。物珍しさに、酔った勢いでカツサンド食べに来る人も多いと話していた。
暖簾が出て一番乗りに入店。
”カツサンドで大丈夫ですか?”
はい、お願いします。あと、ハイボールもお願いします。と、注文。
アルコールの値段は不明。
黒板メニューを見ると、
- トンカツ
- カツサンド
- トンテキ
の3つがある。
でも、ほとんどのお客はカツサンドらしく、トンカツやトンテキは出ないと。
ロース・ヒレ ALL1,700円
高いのか、安いのか、そこは人それぞれ。写真でみるボリュームを勝手に想像するなら、案外リーズナブルなんじゃない?と思う。ただ、ここで怖いのは”1人で食べ切れるのか”問題。とんかつは得意分野でもなければ、むしろ油が多かったら胃袋からSOSが発信される。非常事態宣言が発令されたら、食べ切れない。
”すみません。結構なボリュームありますよね?食べきれなかったら、持ち帰り可能ですか??”
と、聞くと。
”とんかつ300gあるので、相当量あります。もちろん持ち帰りもできますので安心してください”
良かった。
名物ロースカツサンド&ハイボール
グラスと氷にこだわりがあるハイボール。
さすが、バー。
朝から飲むハイボールも最高だね。
お通し。(500円)
ココナッツミルクを使ったタイカレー風なおでん。
お通しを食べて、絶対このお店の料理はウマい!と、感じた。夜もきてみたい。
注文から15分後、完成。
まず、カツの厚みに驚くよね。
4センチ300g。
雪崩れるようなソースを食パンが挟み込んでいる。
これで完成ではなく、あくまでも写真撮影用。
これをかぶりつくとしたら、半数は顎が外れるんじゃないかな。
3切れにカット。
1人1切れで充分な量。完食できるかわからないけど、食べられるだけ頑張ろう。
いただきます。
(ガブッ)
(サクジュアッ)
おっ、甘辛のソースがウマい。こだわりがあるであろうパンもソースと肉汁を受け止めつつ、脂っぽさを緩和してくれるので食べやすい。
トンカツへのこだわりはわからない。ブランド豚なのか、普通のものなのか。
ただ、昨今のブランド豚のトンカツよりはくどくない。パンとソースがあるからなのか、不思議とスイスイ食べられてしまい、ハイボールもよく進む。
気がついたら、ハイボールお代わり。
カツサンドむしゃむしゃ。
あと1切れ。
帰りの新幹線で食べてもありなのかな〜と、考えたけど作りたてで食べ切りたいので完食。
「とんかつ清水」いいよ!と、教えてくれた友人にも写真を送り、
”1人で食べたの!?凄い”と、褒められました。
ここは、お酒飲んで2軒目や3軒目にきた方が楽しめると、私は感じました。
ごちそうさまです。
食べ終えて
コンセプトがはっきりしているお店だった。メニューはトンカツ、トンテキ、カツサンド。でも、カツサンドばかり注文が入り、今では遠方からも多く人が食べに来る。
SNSを活用した集客術になるのかな?京都でバー使いとしても利用しやすいので、一度行ってみてください。
私は、仲間内で食べ歩きにきた時、別の料理とお酒を楽しんでみたい。どんな料理があって、どんな楽しみ方があるかわからないけど、また体験することがあれば紹介します。
今日も食べコン(食べ歩きコンシェルジュ)にきてくれてありがとうございます。せっかくの京都最終日、もう一軒中華料理屋へ寄ってから帰ります。
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