毎日大繁盛!「丸千葉」(南千住)の料理もやっちゃんも最高

大好きな大衆酒場通いがやめられません。

かれこれ何度目の訪問か忘れてしまうくらい訪れている「丸千葉」。南千住駅から徒歩10分くらいの場所にあり、下町情緒あふれる街並みに溶け込んだ、古参店。

昼14時オープンと同時に常連さんでカウンター席が埋め尽くされ、予約しておかないと入れない時も多々ある。焼酎のキープボトルに緑茶や炭酸割を楽しみ、常連同士会話も弾む光景は、まさに寅さんの映画。

「これを楽しみに生きているんだろうな。」

急に友達から連絡が来て、
『今日、どっか食べに行く予定ないの?』と。

『特に予定はなかったけど、時間あるのでどこか行きますか?』
『おっ、さすがノリがいい。丸千葉行ってみたいんだよね。』
『了解です。予約しておきます。』

という流れで行くことになりました。

ちなみに、テーブルの相席だったら大丈夫ということで無事席確保。

予約必須の丸千葉

グルメブームの波に乗ってなのか、SNSの影響なのか分からない。初めて訪れた4年前くらいは15時ごろ訪れて、普通に入れた。常連は確かに多かったけど、今ほど混んでないし、のんびりした空間があった。

上でも少し書きましたが、予約しないと入れないことの方が多いので予約必須。おひとり様でも電話して空席状況の確認して空いているなら予約しておこう。
何組も満席で泣く泣く帰っていたことか、、、近所ならいいけど、遠路はるばる楽しみにしてくる人も多いと思うので覚えておいてください。

何食べてもおいしいけど、やっぱ大将(通称、やっちゃん」)のコミュニケーション能力がズバ抜けて高い。気さくに話しかけてくれるし、うるさ過ぎない口数と距離感。

『わからないことあったらなんでも聞いてね!』と、最初に言われます。例えば、メニューが多くて悩んでいたとします。刺身も揚げ物も色々食べてみたい。好きなものを伝えると、少量ずつ盛り合わせにしてくれたりもします。

多種少量。詳しいシステムはやっちゃんまで。

とことん堪能

こぽこぽこぽ、爽快なビールの音に耳を洗われながら乾杯。

(瓶ビールの写真は撮り忘れました)

出来合いなんだけどあると食べたくなってしまう、ホッキサラダ。市場に行ったら売っているのかな。

瞬殺で瓶ビールが空き、ウィスキーボトルを入れることにした。キープは1ヶ月なので、飲みきれなかったら持ち帰ることも可能。

カツオとイワシの刺身。最近のイワシは年中脂があって肉厚だね。

エビフライ、カキフライ、イカフライ、ミックスフライ的な注文ができる。

素材が立派な事はもちろん、キャラ〜ノ油でからりと揚げたサクサクの味が素敵。ソースとタルタルたっぷりまとわせカロリーK点超え。

蛸足で素朴なウィンナー炒め。しっかり野菜も盛ってくれるからつい罪悪感が薄い。

ピーマン肉炒め。

初めて食べたけど、中華っぽい味付けでご飯が欲しくなる。

アサリ酒蒸し。

ダイナミックな鶏の唐揚げ。衣ガッチガチで大ぶりジューシー。

ちくわの磯辺揚げも必食。からりと揚げた食感と青海苔の風味が見事なフュージョンする。マヨネーズ、辛子、どちらも相性がいい。

そして、もう一品注文しようとしたらラストオーダーが終了していました。

やっちゃんがこれ食べて!と、スルメイカ的な乾き物を出してありがとうございます。何とか2人でボトルを飲み切り、ご馳走様。

食べ終えて

一緒に行った友達は初めての「丸千葉」を感動した。
『こんなお店が近所にあったら嬉しいね!』と。誰もが思っている事でもあり、混むということはそういう事。ただ、おいしいだけではリピートしないし、安くておいしいと感じても再訪問しないこともある。

飲食店はたくさんあるし、別にわざわざ行く必要もないと考える人もいる。お客側は相対的に判断するから、情報社会において今後ますます苦境に立たされるお店は増えると思う。

一番大事なことは、「コミュニケーション能力」なのかなと最近思い始めました。私自身はコミュニケーション能力は低いし、あまり人と話すことも得意ではないですが、リピートするところって、そこの能力が高い気がします。好きなお店、好きな店主やシェフ、好きな雰囲気、多様性に感じるかもですが、ひとつの柱が自然と中枢となってあるのかな。

私なりに好きなお店には通うし、時には新規開拓もしてアウトプットしていきます。

 

今日も食べコン(食べ歩きコンシェルジュ)に来てくれてありがとうございます。

ぜひ、素敵で楽しい食事の時間をお過ごしてください。たまの、酒場も風情あって楽しいですよ。

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