友人と近所のお店を新規開拓しようと、初めて「はやふね食堂」へ行くことにした。店名通り、食堂ではありそうな感じだが、お酒も置いてあるのでダラダラ飲みながら楽しもうと現地集合。
実は、数ヶ月前真夏の炎天下の中私は1人で訪れたことがあるんです。近所に引っ越したばかりで、仕事も早く終わってしまい暇で暇で。。。
しかし、18時ごろ入ってみると見事に満席だった。食事をしている人、盃をかわす人達、間口の狭い小さな食堂がすごく盛り上がって。地元の人で賑わっている感じが強かったので、空いている時にでも行こうと、後回しにしていたお店の一つ。
オープンと同時に入って食べてきたので紹介しよう!
年配夫婦で営む「はやふね食堂」
昼も夜も営業している「はやふね食堂」。夜は基本17時オープンなのだが、電話してみると『今日は17時半からあけると思います!』と言われた(笑)
友人と17時に待ち合わせしてしまったので、開くまで30分近くある。
どうします?
魚三酒場で一杯飲んで待ちますか?
いやー、魚三酒場はあまり行きたくないっす!変なジジイやサラリーマンしかいないから、いるだけでムカつくので(笑)
と、わたしが答え店先で待つことにした。
17時半前、看板の電気が点灯されシャッターが開いた。
2人入っても大丈夫ですか?と聞き、了承を得て席へ座る。
なんだろう、この雰囲気。昔ながらの食堂というか、昭和の刑事ドラマに出てきそうな食事処。客席と厨房の広さが同じくらいありそうなオープンキッチン。
ガスの種火が付いた、たくさんの鍋や調理器具、仕込みに時間が長くなってしまい、オープン時間が遅れたのだと悟った。
メニューは、
牛モツ煮込み(250円)、ひじき煮付(200円)、ぜんまい煮(200円)、肉じゃが芋煮(200円)、ホウレン草おひたし(150円)、マカロニサラダ(150円)、まぐろブツ切り(390円)、ぶりの照やき(360円)、アジフライ(350円)、さば味噌煮(290円)、アジの干物(290円)、などなど。
家庭的な料理メニューがズラッと並び、ご飯や味噌汁につけてオリジナル定食にするのも面白そう。
お酒は、ビール大瓶(590円)、ビール小瓶(390円)、お酒一合瓶(430円)のみ。お酒飲めることは飲めるけど、食事ついでに一杯か二杯呑む程度のお店なのかもしれないと、察知した。
軽く食べ飲みして、出たほうがいいかもね(笑)
「はやふね食堂」を堪能
とりあえず、大瓶をいただき乾杯。
マカロニサラダ!
マヨネーズ強めだけど、レタスやきゅうりの食感も残しつつさっぱりしている。
牛モツ煮込みは大根や蒟蒻が入っていて、あっさりした味噌ベースの美味しいさ。
お酒のお供というよりは、ご飯と一緒に楽しめるような味付けで作っている。
さばの味噌煮も甘めで、ご飯がとまらなくなる!
ソースの甘味もサバが持つ塩気も最高で、さば味噌煮定食をベースにお新香や納豆、おひたしなんかを追加するもの面白い。
揚げ物は油切れもよく、素材の良さを存分にいかしてある。
定食屋って案外少ないじゃないですか?都心だと、どこかのチェーン店がやっていたり、個人店でも定食屋ってほぼ無いから覚えておいた方がいいと思う。
ただ、私たちは飲む方がメインなので、大瓶2本と上記の料理をいただき、ご馳走様しました。
食べ終えて
食堂って、たまにはいいよね。ひとり暮らしの方は、品数多く作ったとしても食材を余らせてしまうこともあるだろうし、腐るくらいなら外食の方がロスもなくいいと考える人が多い。毎日牛丼やラーメンでは飽きてしまうし、たまに居酒屋いっても保存料効いたものや冷凍食品で口が飽きてしまう。
そんな時、「はやふね食堂」のような家庭料理が気軽に食べられるのは嬉しい。わざわざ電車に乗り継いで行くという感じではないけれど、森下周辺に住んでいる人で家庭料理に飢えている人、ぜひ行って欲しい。
私の場合は、休肝日にいくか、食べ疲れした際に訪れたいお店の一つでしょう。
年配ご夫婦が切り盛りしている、優しい家庭料理が味わえます。