カステラが名物の大衆酒場!「正宗屋 相合橋」(大阪・日本橋)

散々食べ飲みした翌日は思った程二日酔いも無く、胃もスッキリしていた。寝る前に胃薬飲むとやはり翌日のコンディションは天と地の差である。食べ歩き旅行する際、胃薬は私の中で必需品となっている。

今回の食べ歩きはハードスケジュール。初日は6件回れたので上々のスタートを切り、二日目も同様の件数を回りたいと考えている。1件目に選んだのは、昼間からお酒が楽しめる老舗酒場「正宗屋 相合橋」(日本橋)さんへ行く事にした。

地元の方々には馴染深い名店中の名店なので説明は不要かもしれないが、遠方からの旅行者や出張族にも愛されている。

一度は行こうと、写真を見るが至って普通な料理と雰囲気な気がする、、、何が魅力的なのか気になって色々堪能してきたので紹介しようと思う!

「正宗屋 相合屋」さんへ、初訪問

起きてコーヒー一杯飲んで準備し出発。大阪の街は朝から活気があるかと思いきや、新型コロナの影響で閑散として覇気が無かった。

大阪府知事の行動や言動は度々メディアで大々的に取り上げられ、少しでも経済を回そうと躍動しているのだが、コロナ脳を動かすには時間が掛かりそうな気がする。遠方からの旅行客はおろか、外国人観光客は皆無なのでどうしたものか。。。

さて、正宗屋に到着した私達。昼間からお酒が楽しめる酒場?いや、大衆食堂的なスタイル。なんて表現したら正解なのかは不明だけど、大阪を盛り上げる飲食店の一つなのは間違いない。

外の看板メニューを見てみる。所々紙が貼り直され値上げ?した感じが伺える。

が、しかし。目を疑ったのは大ビールの価格だった。天下の台所、値段にうるさい大阪人の舌も懐も満足させるのであれば安くなくてはやっていけないのでしょう。大瓶が390円って、、、ほぼ原価?

消費者としては万々歳の感動価格だけど、お店の方の気持ちを考えると心配になった。

(よけないお世話ですよね(笑))

12時過ぎの店内は5割程度の入り。入り口すぐのテーブル席へ案内して頂きメニューを確認し、いざ楽しもうと思う。

さっ、何を注文しようかな。

料理とお酒を堪能する

勿論大ビールで乾杯する。(相方はノンアルビール)

本当に大瓶だよ。感謝しかありません。

どて焼。

酒、みりん、白味噌で味付けされお店によって異なるので未知数な一品である。正宗屋さんのは焼というよりは煮ている感じが強い。牛すじを扱う店が多い中、個人的には豚の油っぽい部位を白味噌を酒とみりんでのばしたタレで焼いたものが好み。

おでんは厚揚げ、玉子、牛すじ。

大阪へ来たなら、関東炊が楽しめるおでん専門店で食べるべきかな?

ぶり大根煮は破格の370円!

大ビールと魚をアテに楽しめば、1,000円でお釣りがきてしまう嬉しさ。

カマス一夜干し。とことん魚攻めで良質なタンパク質を摂取する。

レモンサワーは、リキュール系の酸っぱいやつだった(涙)

おでんお代わりは焼売と筍!

芋焼酎ソーダ割で料理を楽しみ、次のお店はどこへ行こう?とサミット。この辺りで昼から食事と酒が楽しめる名店は無いだろうか?飲兵衛やドロップアウトした連中が行くようなお店は小道入ると何軒かあったけど、料理が美味しくなさそう。。。

豚足の名店へ行けば間違いないが、未訪問の某焼肉屋へいってみることにしよう!

最後に、メニューの中では一番お高い鰻の蒲焼を頂いてみた。滅多に鰻を食べないけど、遠征すると手が伸びてしまう悪い癖。腹開き、じ焼のみの関西風は関東とは違ってフワッとした柔らかさは皆無。ご飯と合わせるなら関東スタイル、おつまみなら関西スタイルが良いのかな?

答えは無いけれど、育ってきた地域や環境で雲泥の差があるのは間違いない。

食べ終えて

ご馳走様でした。

正宗屋、東京にあるお店で例えると赤羽にある「まるます家」?と少し被るかな。大衆的な感じと昼間から飲めて、お客の大半は酒求めてやってくる。スーツに身をまとった若いサラリーマン、地元のおっちゃん、私みたいに店内をキョロキョロしている観光客、老若男女愛されているお店だった。

家庭的な料理も安心感と懐に優しいところも長年大阪人に親しまれ続ける秘訣なんでしょう。近所にあったら、ヒョイっと行ってしまう気持ちも分かりました。

お店出てから思い出した、、、名物のカステラ食べ忘れたので、次回また寄らせてくださいません(笑)

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