「博多松介 恵比寿店」を後にし、どこかで〆でも食べようかと駅方面へ歩く。誘惑の多い街ではあるが日曜日営業しているお店は少ないので選択肢が狭まれる。
恵比寿で〆のラーメンを食べたことがあったけど、個人的に好きな味ではなかったお店も何店かある。ならばどこへ行く?行ったこと無い「板蕎麦 香り家」を友人がすすめてくれ入ってみることにする。
「板蕎麦 香り家」、全くノーデータだったけど雰囲気よくお酒のアテも充実して蕎麦もそこそこ美味しかったので紹介しようと思う。
「板蕎麦 香り家」で、〆の一杯を楽しむ
一軒で〆を食べて帰宅すれば良いのに何故二軒目に人は行きたくなるのか。楽しければ二軒目に行きましょう、や、お酒の飲み過ぎて満腹中枢も壊れ、塩気の強いラーメンも食べたくなる時もある。
私の場合は食べてみたい!という欲が強く、気になるお店があればどこへでも行っていた。二軒だろうと三軒だろうと・・・ただ、最近は自分なりのセオリーが出来てきてしまいダメなお店(好みじゃ無い)に当たる事も多々で出来たので慎重になった。
諭吉三枚も飛ぶようなお店には特に慎重になり、味覚の合う知人から情報をゲットしてから行く。
「板蕎麦 香り家」は、恵比寿周辺に住む方々に人気があるそうで、夜な夜なお酒と蕎麦を楽しみに紳士で上品な方々が集まっている(らしい)。
確かに店内入るとギャーギャー騒いでいる若者は居なく、清楚な方々ばかりで大人の空気感が充満している。
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予約はしていなかったがテーブル席が空いていたので待たずに入れた。
日曜日の21時過ぎ、店内ほぼ満席。行く前に電話して空席確認してから行った方が良いと思う。
とりあえず飲み物だけ注文しようとメニューをチェック。
ビールはもう入らないので、私は蕎麦ハイボールをお願いする。
和紙に書かれたメニュー表、味があって好き。
焼酎一つとっても魅惑的に感じてしまうのは私だけかな?(笑)
日本酒も王道銘柄が揃っている。
また飲み放題メニューもあった。
飲み放題はコース料理にプラス2,000円で付けられるらしい。(単品飲み放題はやっていないのかな?)
宴会使いもできるので覚えておこう。
料理は、蕎麦前ひととおり(2,200円)。
季節のおすすめ。
蕎麦メニューが多過ぎる・・・
何を食べて良いのやら分からないが、友人が常連なので任せよう。
酒肴もたくさんあり、ここは一軒目からガッツリ食べ飲みしたくなるようなお店。今度酒飲みの友人とこよっと!
「板蕎麦 香り家」で〆の一杯を楽しむ
蕎麦ハイボールを頂きしばし会談を楽しむ。
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出し巻き玉子を食べた方が良いよね?
蕎麦屋といえば出汁が命。美味しい出汁を使った玉子焼きが美味しく無いわけがありません!
フワッフワでアッツアツ、ほんのり甘みもありネギのテクスチャーも良い。
葉わさびとクリームチーズの醤油漬け。
おいおい、これまた酒飲みのツボを突くような素晴らしい一品。葉わさびの辛味、クリームチーズの濃厚な舌触りと旨味に醤油のグルタミン酸が加わり旨い!
日本酒の方が合うような気がしたけれど、蕎麦ハイボールで繋ぐ。
結局、このおつまみだけで三杯くらいは飲んだかな〜。
で、〆の蕎麦は・・・
おためし蕎麦切り。
細打ちもあるとのことなので二つ頂くことにした。さらに二つのつけだれが付いてくるので、食感の違いと味の変化も楽しめ面白うそう。
胡麻だれの方は当然甘みが強い。
もり汁(そば汁の事をここではもり汁という)の方が塩気が強く、本来の蕎麦の味を楽しめるのはもちろん、私は断然もり汁派!
さらに通常の蕎麦より細打ちの方が艶がありそば粉の香りの余韻も長く好き。通常の太い麺の方がそば粉感は強いのかもしれないが、ズルズルとすする感じでは無く噛みながら食べる。
全ては好みの問題だけど、私は細打ちの方が好きだった。
最後に蕎麦湯割りを飲んでご馳走様。
食べ終えて
調べると「うどん 山長(恵比寿)」の系列店らしい。年中無休、親方や女将さんらしき方が見当たらなかったのでどうりで・・・
ただ誰でも出来るようにお店を回して美味しい料理が楽しめるのは良かった。フラット行け蕎麦前とお酒を楽しみ、〆に蕎麦を食べ潔く帰る。年取ったらそういった楽しみ方が出来るのかな(笑)
恵比寿で飲みに行く場所に困った時、選択肢の一つとしてはありだと思う。遠方からわざわざ行くようなお店はないので参考程度にお願いします。
(この後シーシャ吸って帰りたかったけど終電がなくなりそうだったので帰宅〜)