「天ぷら たけうち」を後にして博多駅へ戻った。
私達以外は明日の営業があるので帰る。博多駅のロッカーにキャリーバックを預けていたそうで一度荷物を取り、時間が中途半端なのでカフェ的な場所でも行こうと気になっていた「万(yorozu)」へ向かった。
『カフェ』と言うよりは「日本茶専門店』と伝えれば良いかな。コーヒーや烏龍茶にはお金を出すけど、日本茶には縁がないと思っていた私。
グルメの方で話題になっている「万(yorozu)」へ行ってきたので紹介しようと思う。
参考にして頂ければ幸いです!
新名所!日本茶専門店「万(yorozu)」でお茶タイム
電車に乗り「赤坂」駅に降り立った。
駅から歩いて10分程あるそうで、消化がてら歩いて向かう。
日本茶専門店、全くイメージが湧かないけど美味しいお茶が嗜みながら和菓子をつまむのかな?洋菓子も和菓子も好きではない私だけど、お茶だけ飲んで胃袋を落ち着かせれば良いか。
一軒家レストランになっているここが「万(yorozu)」。
予約していないが、とりあえず入ってみよう。
お邪魔します。
店内入ると直ぐカウンター席があり、奥にはソファーでくつろげる席。店主らしき方がお出向かせしてくれ予約していない事を伝えたが快く受け入れてくれる。
軽く挨拶をし店主から、
「当店は何でお知りになったんですか?」と聞かれ、
「最近話題なのと、度々SNSで見るので知ってますよ!」
そう、最近グルメの間で話題になり昼間にお茶しに来たり、夜ご飯を食べた後お忍びで楽しみ来る方も多い。
福岡在住の知人に聞いたら、「鮨屋に行った後に行くと結構面白いですよ!」とも言われた。
(この後寿司屋行くけど・・・)
メニューはこちら。
むむ?お茶の種類だけでこんなにも取り揃えているの!?今月のおすすめや通常のお茶、コースメニューやアルコールまであり迷ってしまう。
初めての方は、お茶のコース(3,000円)をおすすめしていますとの事。なので皆お茶コースを注文するけど、皆一緒ではつまらないので私だけ焼酎を頂く事にした(笑)
芋焼酎を日本茶仕立てにしたソーダ割り。面白そうでしょ?
さて、楽しんでいこう。
「万(yorozu)」を堪能する
お通しのお菓子。
私が注文した焼酎ハイボール。
お茶の風味と芋の香りも絶妙に組み合わせた絶品のハイボール。凄く飲みやすくスイスイ胃袋に入ってくる。
飲んだ後鼻から抜ける香りの余韻に浸りながら、高級なので途中からチビチビ舐めるように楽しむ。せっかくなので皆さんにおすそ分けで飲んでもらったけど、
「これは美味い!」と、満場一致!
今まで飲んだ事にない味も、これだけで私は満足してしまった(笑)
が、他のメンバーのメインはこれから。(少しつまみ程度に頂く)
一煎目は人間の体温と同じくらいの35度。
人肌もお茶なので当然飲みやすく、シンプルで美味しい。
徐々に湯煎の温度を上げ香りの変化やお茶の旨味を楽しんでいく。
カテキンの苦味が、お茶でいう旨味になるそうだ!
繊細なお茶に向き合う店主の眼差しが不思議な緊張感を生み出し、つい見惚れてしまう。
動画を撮った方が臨場感があるけれど、禁止されている。
二煎目は70度でいれるお茶。
最初に飲んだ同じお茶とは思えない渋みに満ちている。渋みと語っている自分が、渋く大人の階段を登っている感覚になってしまう(笑)
和菓子は5種類の中から選べる。
栗駒大福、カステラ、玉子の蒸菓子、etc(あと忘れました。すみません)
上でも話した通り、お菓子には疎いので上手に伝えられないが甘さが控えめで食べやすい。
温度の高いお茶は旨味が脳に抽出するので余韻が長い。冷たいお茶も美味しいと思えるけど、刺激が強くお茶の旨味は一瞬で終わってしまう。
三煎目になると名残を惜しむように、一番渋みが出てくる。
個人的に一番面白かったのは、楽しんだお茶っぱを最後お浸しにして頂ける。野菜かと思えるくらいフレッシュで食感もシャキシャキ。
お浸しと芋焼酎ソーダ割りの組み合わせが完璧かと、私は感じた瞬間でもあった(笑)
飲み終えて
真のデートスポットでも言えるような聖地。夜になると暗くなりムーディーな空間でお茶を嗜みながら和菓子を頂ける。
焼酎ソーダ割りを何杯か飲みたかったけど、作る時間も掛かるので私は一杯で抑えたけど何杯でも楽しめのでお酒好きにもオススメしたい!
飲食店関係の方も多く訪れるそうで、店主のプロデュースを依頼され始め忙しく動き回っているとおっしゃっていた。
日本茶専門のバーが増えるのも時間の問題かな。
ご馳走様でした!