人形町駅からほど近い場所にある、「洋食 小春軒」へ行って来た。
知っている方も多いと思うが、ここの名物はカツ丼。カツ丼と言っても、一般的な玉子で綴じられたものではなく洋食屋ならではのオリジナリティ溢れる一杯になっている。
また、種類豊富な洋食メニューも見ているだけでワクワクし、アレもコレも食べたくなってしまう大人のファミリーレストラン!
果たしてどんなカツ丼に出会えたのか?
早速紹介しよう。
超老舗店「洋食 小春軒」へ、初訪問
人形町駅周辺には、老舗店が多過ぎる。
親子丼で有名なお店やすき焼きの老舗店、立喰そばも何店舗かあり、「洋食 小春軒」もその一つ。
明治45年創業。現店主は四代目らしく、とにかく歴史が長過ぎる!
初代店主が考案したカツ丼を四代目が改良し復活させたそうだ。
数々のメディアに取り上げられ、ほんとんどのお客さんはカツ丼目当てにやってくる。
しかし、流石洋食屋だ。
メニューを見てみると心踊るよな料理が数々あるではないか!
1番人気の「小春軒特製カツ丼」を筆頭に、メンチカツ、ハンバーグ、カツカレーなど色々食べたくなってしまう。
(この日は待たずに入れたけど、昼時は外で行列ができている事もある)
ホールを任せれている(先代の?)女将さんは愛嬌がよく、元気も良い。
よく喋ると言えばそんな感じだが、お客さんに愛されている理由が分かる。
「小春軒特製カツ丼」と「特製盛り合わせ」が二枚看板!友人と行ったので、両方注文しようと思ったが、どちらも揚げ物ばかりは少し引けた。若干二日酔いというのもある(笑)
盛り合わせの量は多いと思ったので、小春軒特製カツ丼と大好きなメンチカツをチョイス!
「洋食 小春軒」を堪能する
昼のピーク時間は相席になる事も多々ある。
男性客が多く(サラリーマン)、女性(OL)は1組。洋食=男性の方が食べる機会が多いのか?
糖質制限ダイエットという名の減量が流行っているから男性客が多いのか??
(糖質制限ダイエットは男女問わずやっている事であり、洋食屋=男性とかどうでも良いね。はい、すみません)
これが、小春軒特製カツ丼!
見て分かる通り、細かく切ったジャガイモ、人参、玉葱、ピーマンとカラフルな彩り。
これら野菜はデミグラスソースの味付けをしているので、ご飯との相性も抜群!
とんかつは一口サイズになっているので、物凄く食べやすい。
とんかつも野菜も甘めの味付けなので、持った箸が止まらない!
特別これが美味しくて感動があるとか無いけれど、ここでしか食べられない唯一無二のカツ丼だと思う。
目玉焼きの半熟加減もちょうど良く、カツ丼を上手にまとめてくれている。
『目玉焼きダブル!』『目玉焼きトリプル!!』
こんなトッピングが出来たら、尚良いと思った。
洋風なカツ丼にしじみの味噌汁がセットとは、また意表を突かれる。
合う、合わないは別として、二日酔いの胃袋には染み渡る美味しさにほっこり。最初は揚物ばかりで警戒心があったものの、カツ丼を食べ終えてる終盤戦には寂しささえ感じた。
ちなみに、こちらがメンチカツ。
メンチカツ二枚にキャベツの千切り、ポテトサラダ。
ひき肉と玉ねぎの甘みを楽しめるメンチカツ。
肉肉しさは無いものの、旨味を楽しめ、カツ丼同様ご飯が進む!
全体的にボリュームには欠けるので、腹ペコ男子には物足りなさを感じるかもしれない。
普段、ラーメン屋で大盛りを食べないと気が済まない(私みたいに)方は、2人前食べられると思う(笑)。そしたら倍以上かかってしまうので、せめてご飯大盛りがベスト!
ご馳走様でした。
食べ終えて
洋食屋の評価基準はどこに置くのか?
味はもちろんだが、価格やボリュームも重視したいし雰囲気も大事。厨房は隠れているお店が多く(浅草の某洋食屋はオープンキッチになっていてライブ感があったが、全体的に値段が高めだった)、店主と話すというよりは女将さんと話す場面が多いのかな。
洋食は大人のファミリーレストランみたいな場所なので、たまには行きたいと思う。浅草周辺にもたくさんあるし、気になる店もチェック済み。
結局評価基準の結論は分らないが、自分で食べ歩いて様々な観点から判断出来るようになろうと思う。
皆さん、好きな洋食屋あったら是非コメントよろしくお願いします!