かつ丼を堪能してきた!「とんかつ やまいち」(淡路町・神田)

全ジャンルの料理を、平等に食べ歩きたいけど好きな料理に偏ってしまう。

昼間はラーメンやカレーが中心だし、夜は焼鳥や鮨、当日フラット行けるような町中華や居酒屋が多い。どうしても、好きな料理は好きな時にガッツリ食べたい!

逆を言えば、あまり食べに行かないジャンルもある。私の中では、とんかつ屋だ。とんかつ自体は好きなんだけど、脂が多い部位のとんかつを食べると、胃がついてこない。

例えばお店に、「ロースカツ」「上ロースカツ」「特選ロースカツ」の三段階メニューがあったとする。とんかつマニアの方からしたら「上ロース」以上は絶対注文すると思うんだけど、私は「ロースカツ」がギリギリ完食できるレベル。

もしくは、「ヒレ」か「上ヒレ」。メニュー数も少ないお店が多いが、とにかく安い方が食べれる(笑)

だったら、とんかつ屋に行かなければ良いじゃん!?

そう思われるかもしれないが、年に数回「かつ丼」が食べたくなるんだよね!かつ丼なら、ロースカツを温かい出汁に入れ、溶き卵で綴じると全く脂が気にならずに、美味しく完食出来る。カツカレーも同じように、カレーがあると不思議と美味しく食べられるが、一度超高いリブロースのカツカレーを食べたら、流石に脂が強すぎて撃沈した(笑)

そんな感じで、気になっていた「とんかつ やまいち」へ行ってきたので紹介しよう。

ランチ営業のみ!淡路町にある「とんかつ やまいち」へ行ってきた

急にかつ丼食べたくなる時ない?

中学生の頃、実家近くの蕎麦屋のかつ丼が大好きで、外食といえば真っ先に蕎麦屋のかつ丼を私は立候補していた。(当然、毎回は通らなかったけど)

中学三年生になった時なんか、食べ盛りじゃん?かつ丼食べて、足りないから追加でカツカレーも食べていたよ。成長期って本当に太らないから良かったな〜

営業日は火曜〜土曜日、昼の11時〜13時50分(土曜日は13時30分)。なかなか狭き門。

土曜日に行ったので、ある程度待ち時間を覚悟していたが、外待ちは0人。逆に不安になる(笑)

暖簾くぐって店内入ると、中待ちが2名居る。(少し安心した)

待っている間にメニューを決める。(もう決まっているが)

特ヒレ 2,200円
特ロース 2,100円
ヒレ 1,650円
ロース 1,550円
車海老フライ(二本) 1,500円
      (三本) 2,050円
えびしんじょう揚げ 1,400円
串かつ 1,400円
かきフライ(冬季のみ) 三個 1,450円
           四個 1,800円
かつ丼 1,700円
ヒレ丼 1,800円

食べたかった、かつ丼は1,700円もするので少し躊躇した気持ちもあるが、他のメニューを食べる気は無いので致し方ない。

土曜日なので、仕事休みのおっさんがビール飲みながらとんかつを楽しんでいる。ビール飲みながらだったら、脂多めのロースカツも食べられるのかな?今度、とんかつ居酒屋的な感じのお店で試してみよう。

かつ丼を堪能

カウンター席に案内される。

働いている方は、女性3人。店主らしき方は見当たらず、30代〜40代くらいの女性だけで切り盛りしているようだ。

隣に座っている、推定私と同じ30代前半の男性も、食べたかったかつ丼を食べている。しかし、箸が一向に進んでなく、かつ一切れと三分一のご飯を残して帰った。

ボリュームが多かったのか、口に合わなかったのか、どちらにしても少し不安になる。

そんな事を考えていると、キャベツとお新香運ばれて来た。

卓上にあるドレッシングで、ムシャムシャ頬張って待っていよう。

お新香とは別に、らっきょうも卓上にあり、セルフなので食べ放題状態。カレーも無いのに、なんでらっきょうなのか分からないが、漬物好きの私にとっては嬉しい。

席に座って5分強、かつ丼が完成され、カウンター越しから渡される。

卵の白身と黄身を分けて、とんかつを綴じているのか、白と黄色のグラデーションが出来ている。ご飯が見えないくらいの、ボリュームも食欲が唆る。

(隣の人はなんで残したか実食していこう)

先ずはカツだけサクッと頂く。

見てわかる通り、肉厚でボリュームある一切れだけど、簡単にかみ切れる柔らかさ。脂みが多いけれど、出汁の味と卵の甘みで嫌な感じは全く無い。

食べ進めると、出汁の味が濃いのか、本当にご飯が進む。

とんかつで見えなかったご飯も、量はそこまで多くなく、私は大盛りでもペロリ完食できそうな感じ。

実際に、女性客もかつ丼を食べている方が居て、残さず完食していた。

(残して帰った隣のやつは腹でも痛かったのか?)

らっきょうも入れて食べたけど、かつ丼には合わないかな(笑)

(らっきょうは、ビールを注文している方がおつまみ的な感じで食べているそうだ)

七味も大量投入し完食!

かつ丼の判断基準はどこにあるのか?カツカレーと同じで、やはりバランスだと思っている。全ての料理がバランスといえばそうなんだけど、単純そうで難しいかつ丼は、実は奥が深く面白い。超人気和食店の職人さんにかつ丼を作ってもらったら、どんなのが出来るのか?逆に、中華料理屋の方が作ったらどんな調味料を入れて完成させるのか、非常に興味深い。

かつ丼選手権!いつか実現すると良いな(笑)

お椀も重要だよね。

赤出汁でシンプルな味付けも良かった!ご馳走様でした。

食べ終えて

こんな感じで気軽に美味しいかつ丼が食べられるのが嬉しいね。値段はそこそこするけど、行列もないし回転悪くない。お店の雰囲気も、黙って食べるような感じでなく、赤ちゃん背負いながらとんかつ楽しんでいた夫婦も居た。頑固そうな親父がいるお店だけど、女性3人でやっているので、ある意味いい感じのお店。

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次は、いつかつ丼が食べたくなるかな?

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