食べログ上位!予約必須の岐阜の名店「柳家」へ行ってきました

以前は、食べログ日本一とも言われた名店が、岐阜県にあるのはご存知でしょうか?

「岐阜県」と聞くと何を思い浮かべますか?私は正直全く思い当たるものが無く、強いて言うなら「下呂温泉」くらいでしょうか(笑)

恥ずかしい事に、食べ歩きをしていますが、岐阜県の名産が全くわかってません。(この際だから色々と勉強したいと思います)

話は戻りますが、食べ歩きが好きだったり、グルメ通の方はご存知だと思います。今回紹介するのは、「柳家(やなぎや)」さんです!

岐阜県近隣県にお住いの方はもちろん、東京からはるばるやってくる方も多い、超人気店!東京のお客さんでも常連さんがいるらしく、二ヶ月に一度は食べに来るそうです。しかも日帰りでね😅

そんな名店に私が行けたのは、知人から誘っていただき二つ返事でOKしたからです。

滅多に行く機会がないですし、私に声をかけてくださっただけでも嬉しい!

私が聞いた限りの予約システムやアクセス、料金など詳しく紹介したいと思います。

予約必須!アクセス困難な「柳家」は一度行けば虜になる事間違いなし

さて、先ず予約方法ですが、予約に関しては東京の予約困難店ほどでなく、案外取れるらしいです。

もちろん事前予約でないと、食材等が揃えられないので前もって予約しておくのが間違いないでしょう!

ただ、季節もあるけれど週末ともなれば多くのお客さんが日本全国、さらには海外からも来られるので、土日のどちらかに行かれる方は相当前もって予約した方が良い。

席数は100席ほどあるけど、週末は目が回るほど回転するし、大変とおっしゃってましたね。

アクセスが、ものすごく不便(笑)

岐阜県といっても、最寄り駅から車で30分以上かかる山奥にお店があります。

私たちは、東京駅から東海道新幹線で名古屋駅まで行き、JR中央本線に乗り継ぎ「瑞浪(みずなみ)」駅下車。そこから車で30分ともんると、気が遠いですよね😅

バスは多分なく、タクシーで行っても片道5,000円弱はかかるそう。行くまでに費用も時間もかなりかかるな〜と、最初思いましたが、6人で予約すると送迎バスが出ます!

なのでもし行く事が決まった際は、頑張って6名集めましょう!私は、欠員が出たらしく声掛けて頂き行く事が出来ました。

システムやメニュー

お店に着くまで、システムや料金が全くわかってませんでした。

最初にお伝えすると、コース料理のみで12,960円(税込)です。シーズン関係なく、昔からこの料金は変わってないらしく、当時のままを維持しているそう。

交通費や時間を考えたら、安いのか高いのか、どっちとも取れますが、私個人の意見としてはとても満足できました。むしろ柳家さんまで時間を掛けて行く価値は十分すぎるくらいありました!

これは行った事がある方しか体験できない体感、本当に五感で様々な事が学べるし楽しめるお店なので是非行って欲しいですね😊

纏めみたいになってしまいましたが、料理はコース(12,960円)のみなので覚えておきましょう。

その他、飲み物メニューも色々あり、ワインや日本酒のボトルもわりかしリーズナブルに飲めるのも嬉しいです!

詳しい料金は忘れてしまいましたが、従業員さんに聞くと色々と応えてくれます。

柳家を堪能!囲炉裏で焼く旬の食材は極上

山道に車で揺られながら、ようやく柳家さんへ到着。

10月の最終日。時期的には紅葉シーズンだったので、山中を走ってるときから綺麗な景色が見れました。

しかし、こんな山奥のど田舎に名店があるとは驚きです(笑)

店内入り、席まで長い廊下を歩き、扉を開けると既に囲炉裏で魚が焼かれていました。

大きな魚は時間がかかるので、逆算して先に焼いておくそうです!

いやー、見てるだけでワクワクします😆

乾杯

席に着き、早速乾杯する事に!

プレモルは最近飲まなくなったけど、空気が綺麗な山と暖かい囲炉裏で飲むのは別格ですね!!

前菜

前菜盛り合わせです!

水菜のお浸し、赤蕪(あかかぶ)、天然なめこポン酢、菊芋の味噌漬け、ラディッシュ紫大根、山葵の醤油漬け。

どれも自然で採れたものばかり!そこに一手間も二手間も加え、素材が活かされてます!!

蜂の子の甘露煮(へぼ)

蜂の甘露煮って、食べた事ないし、蜂自体食べられるのか?

蜂の中でも、黒スズメバチの幼虫です。食べやすく、幼虫感は全くない!

天麩羅

天婦羅盛り合わせです!

味女ドジョウ、スイートパプリカ、すくな南瓜、オクラ、ズッキーニ、インカのめざめ、しまささげ。

初めての食材が多い!フレッシュな食材を天婦羅にすると、さらに衣で閉じ込められ、旨みが凝縮しますね!

日本酒

岩村生原酒 「女城主」!

基本、四合瓶が多く、皆で分けながらいただきます。

やわらぎの水もチェイサーとして!

熱燗

熱燗が飲みたい!という方もいらっしゃったので、こちらは熱燗。

囲炉裏で少しずつ熱を加えていく風景だけで、美味しさが伝わってきますね😊

天魚の塩焼き・天然子持ち鮎の塩焼き

最初に焼いていた、魚が完成です!

天然の子持ち鮎は、お腹の卵がパンパン😆

こんなに卵入ってる鮎初めてです!贅沢すぎだな〜

小さい魚は、天魚と書いて「アマゴ」と読みます。鮭科の魚だそうです!

長野県産 松茸

そろそろシーズンが終わりかけていた、松茸!!

キノコの中で、最も高級と言われてます!

香りが抜群!酢橘をちょろっと絞って食べると、味に深みが出て香ばしい!!

松茸を、丸1本で食べるのは初めてで、とても贅沢でした😊

キノコ天麩羅

キノコのオンパレード!

薄平茸、天然なめこ、黒舞茸、白はつ茸、栗茸、松茸の天婦羅盛り合わせです。

松茸の香りもいいと思ったけど、それ以上の香りを放つキノコはたくさんあるんですよね!

私が食べてきたキノコ類のサイズも規格外。天然なめこは、小さいものしか知らなく、こんなに大きいのか!と、ビックリ(笑)

七味塩で食べるのも、またアクセントになって面白い!

お造り

九頭龍川の山女(やまめ)の刺身!

一度ルイベする事によって、身についてる微生物を殺してます。シャリっとした食感もあるけど、噛めばしっかり甘みも出てくる!

ここら辺で、日本酒を追加!若葉 おおいばりという日本酒かな。

平茸

平茸です!

本物はサイズが桁違いに大きいらしい。

平茸を食べる機会がないけど、肉厚でいくらでも食べられる!

ポルチーニ茸に似てるかな?

本しめじ

「届いたばかりのしめじです!」

店主が持ってきてくれました。「しめじ」ですよ?しめじって、こんなに大きいの?

高山産のしめじは、ここまで大きくなるらしい😅

しかも、香りが松茸以上に凄い!

秋シーズンになって、皆山にキノコ狩りに行く理由がわかったな。私は自分で取って、焼いて食べたい!!

猪のヒレ肉

いよいよ、大好きなお肉!

最初は、猪のヒレ肉!!

ものすごく淡い赤色し、脂の刺しもないタンパク身質。

ヒレ肉ならではの、赤身の旨みと甘みが凄い!全く獣臭もしないし、むしろ新鮮すぎる!!

猪の食べ比べしてみたいな(笑)

子鹿のロース肉

最後の焼き物は、小鹿のロース肉!

脂身が旨すぎて、ヤバかった!!

(仕上げシーン)

小鹿なのに、脂が多いけど、ずっと食べてられるくらい甘いです。

ワサビとの相性も良いし、お代わりしたいくらい!

飲み込むのが勿体なく、名古屋駅まで噛んで帰りたかった(笑)

それくらい美味しいんです!!

長良川の天然鰻

〆ご飯、最初は天然鰻ご飯!

長良川で獲れた天鰻。滅多に食べられない天然鰻も食べられるのは、まさに貴重過ぎる!

小丼にし、皮のパリパリ食感と甘めのタレがよく合う一杯。

その後、山椒をたっぷりかけて食べ完食!

天然茸の炊き込みご飯 岐阜高山の山椒の実

天然茸の炊き込みご飯!

山椒の実もまた粒が大きく、噛むと香りが素晴らしいほど好みです。

ご飯類が二種類も出てくるとは思ってなかったけど、とにかくお腹一杯😊

シャインマスカット

最後にデザートが出て、コース料理が終了。

お店について、デザートが出てくるまで3時間程でしょうか。とても充実し勉強になったな!

なかなか食べられないキノコ類はまた食べたい!数日後から、肉料理がメインになるらしいので、出来れば春夏秋冬で食べに来たいな😊

大変満足!ご馳走様でした!!

食べ終えて

楽しく、美味しかった!

この二言に尽きますね😊

キノコの奥深さや、天然食材の偉大でどれだけ素晴らしいかを体感できた!東京で柳家で堪能した料理を食べられたとしても、3倍は軽く超えると思う。むしろ、東京では味わえるのかも疑問ですね!

わざわざ岐阜県の山奥まで来て良かった!

誘っていただいた方に感謝しつつ、次回も誘ってもらったら必ず来ることを誓いました!!

次回は肉料理と鍋を楽しみたいな!

食べる事が好きな方は、是非一度足を運んで柳家を体感して下さい😊

柳家

関連ランキング:郷土料理(その他) | 瑞浪市その他

日本料理カテゴリの最新記事