四季のおでん(新橋・銀座)〆を楽しむ

「四季のおでん」はその名の通り、おでんが楽しめるお店だ。おでんと言えば、気温が下がる冬に食べると醍醐味があり、特に年配者に人気高いジャンルの一つ。都内では専門店が少なく、食べに行くことがほぼ無い。大阪では朝からおでんを食べる文化が根付いているのか、「関東煮きくや」「ひらた」を大繁盛していて、何より安くて美味い。近所にあったら通いたくなる事間違いなし。

経済の中心地、東京中央区銀座8丁目(ほぼ新橋寄りだけど)で頂くおでんはさぞかしお高いんだろうな、と恐る恐る足を運んでみた。中澤氏が数年前に何度も通っていたそうだから、ある意味安心。だけど、改装してから行ってないとか何とか。店主も覚えていないだろうけど、とりあえず行ってみようという事で、本日4軒目(〆)で堪能してきました。

どんな感じだったのか?

早速紹介していこう。

「四季のおでん」初訪問

15時から飲み始めた宴もいよいよ終盤。流石に胃袋が苦しくてお酒も入るか入らないかの瀬戸際をさまよっている状況。ぼちぼち帰っても良いかな〜と、提案してみたのだが、『もう1軒行こうよ!』との事で「四季のおでん」へ向かった。

 

人混みをかき分けながら到着。時刻は21時過ぎ、予約無しでも大丈夫なのか不安だったけど、とりあえず突っ込もうとの指令。パイセンのいう事を信じて店内へ入る・・・

カウンターの先客2組のみ。丸坊主の店主に挨拶して、奥の席へ座り一息つく。

土地柄、出勤前の水商売の人達や、アフターの男女で盛り上がるようなお店かと思いきや、全然違う。40代くらいのスーツ姿のサラリーマン風の男性に外国人カップルが1組。しかも、今営業時間を22時閉店にしているそうで、アフター客狙いをしていそうだ。

(コロナ騒ぎになってから営業時間が短くなったそうです)

さてさて、〆のおでんを楽しみましょうか。ほぼ食欲はないけど、食べられるだけ食べます。

えいっ、えいっ、おぉーーー。

〆のおでんを楽しむ

飲み物は麦焼酎炭酸割。流石に、もう4軒目なので飲むペースは激落ちです。2杯目を注文した後は、もう飲めなくなって完全にストップ。すんません。

奴(やっこ)。

おでん風だったかな。お出汁の優しい味と風味に、とろろ昆布の塩味が加わり、味付けの塩梅が良い。

蛤(はまぐり)。

おでんネタでは珍しくないかな。下処理と火入れ加減が難しいから扱うお店も少ないのかもしれない。味は普通なんだけど、珍しいもの楽しさに注文してみてください。

玉子。

昔から感じているし、何度か書いている事なんだけど、黄身が半熟のおでん屋さんは無いのかな?カチカチになった黄身のボソボソ感が好みでは無く、だったら注文するなってなるところなんだけど、半熟に出逢えるかもしれないという淡い期待をして注文しています。

半熟玉子を提供しているおでん屋あったら、是非教えて下さい。

しらたき。

出汁は見た目通り薄味。イノシン酸をメインの取ったであろう味付けがメインで、醤油もあっさりしていて素材の味を楽しめる。

厚揚げも芯まで味が染み込み、ほっこり。

つくね。

突出した旨味が弱いものの、毎日食べてもキツくない感じが良いね。賛否はあるものの、根強いファンが絶対いるであろう「四季のおでん」。

こんにゃく。

うー、もうお腹いっぱい。。。散々飲んで食べてきたから、今度は1軒目で楽しみたい。

そば屋、焼鳥屋2軒、〆のおでん、贅沢な1日でした。ご馳走様です。

食べ終えて

店主は案の定、中澤氏のことを覚えていませんでした。あれだけ通っていたのに、忘れちゃったんですか〜?と、笑いながら問いかけていたものの、最後まで思い出せなかった様子。客商売をしているとお客さんが多過ぎて顔を覚えるのも大変ですからな。店主は1人でも客は無数だから仕方ない。

銀座界隈で静かにおでんを楽しみたい人、是非「四季のおでん」へ行ってみて下さい。次回はお腹空かせて行きます。

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