シコシコ、コシコシ、ムニャムニャ。コシの強い讃岐うどんを食べるときは、口の中で戦っている。飲み込むにタイミングが早過ぎると勿体ない。噛みすぎると喉越しが楽しめない。困ったものだ。
数年前、川崎市宮前区にある「純手打ち讃岐うどん 綾」に訪れてから月日が経ってしまった。なかなか、宮前区エリアに行く機会もなかったので、ご無沙汰です。
と、店に前まで行くと店名が変わっていました。一文字変わっただけだが、「純手打ち讃岐うどん 蓮」。店主が変わったとかで、料理の内容はほとんど変わっていない、というのがネット情報。「純手打ち讃岐うどん 綾」のファンから、一度メッセージをもらったことがある。
『綾ロスしてしまい、どこでやっているか知っていたら教えて下さい』と。正直、分かりません。お店を譲ったのか、体調を崩してしまったのか、また、どこか別の店舗でひっそりやっているのか、真相は知りません。
ただ、一つ言えることは「蓮」になっても、味はしっかりと守られています。
コシが最強な「純手打ち讃岐うどん 蓮」
実は、前日から川崎市多摩区エリアに行くことが決まっていた。仕事の都合というか、どうしても、って頼まれて高速道路かっ飛ばしてやってきました。
久しぶりに川崎北部市場に顔出してから、あめんぼでラーメンたべようかな。
意気込んでいたんだけど、結局早起きできませんでした。11時に行っても、知り合いの仲買店は終わっているから、川崎北部市場はいつかの楽しみに。
11時オープンちょうどに入店。一番客として、空いている席に座ってメニューを拝見。
ひやひや、ひやあつ、あつあつ、かまたま、しょうゆ、ぶっかけ。
「綾」の頃と比べて変わったのは、天ぷらかな。確か、天ぷらネタ関係なく、揚げたてをセルフサービスで取って楽しめたんだよね。
何が出てくるかわからないけど、アトラクション感覚でワクワクしてた。さらに種類で値段変わるから、回転寿司と同じ感覚。
さて、何にしようかな。
2種類のうどんを堪能
ぶっかけ、かまたま、天ぷらセットにしました。うどんのコシと味を楽しめるのは、讃岐うどんの魅力の一つ。
天ぷらは、とり天、ちくわ天、かぼちゃ天の3種類。220円で3種類もついていつから、結構お得に感じる。
では、いただきまーす!
ぶっかけ、混ぜてそのまま。太麺でコシがつよいから、一気に食べると喉につっかえるから気を付けて下さい。噛めば噛むほどに、自分の顎の弱さにげんなりしてしまうけど、病みつき。
出汁の甘味とうどんの冷たさ、シンプルにうどんの味を楽しむなら、ぶっかけかな。
卓上にある、刻みネギやおろし生姜を添えて、サッパリシャキッと。花咲いたような爽やかさが、口一杯に広がります。
かまたまは、ちょっとジャンキー。玉子とバターも絡まっているのかな?コクと旨味を兼ね備えた、がんじがらめになったうどんに、ラー油との相性が抜群すぎる。
初めて食べた時、この組み合わせ凄くない?と、感動したことを今でも覚えている。家でやっても、ここまでおいしくならないし、そもそもうどんの質が違うよね。
味の創造性はあるんだけど、実際やると。。。
天ぷらも揚げたてです。天ぷらで一杯お酒を楽しみたい人もいると思うし、実際いるでしょう。車なので、飲めませんし、近所に住んでないとアクセス悪いから、「蓮」で飲むことはないけど、飲みたくなります。
うどんのサイズも小が選べるので、数人で行って全メニュー制覇して、自分好みの味を見つけるのも面白そう。
あっという間に完食し、ご馳走様。東名高速道路入り口がすぐ近くなので、ランチハシゴせずに都内に戻りました。。。
食べ終えて
この辺りの飲食店事情はわからないけど、都内でも十分戦っていけるクオリティはありますよね。香川県で讃岐うどんを食べたことないけど、コシに強さは最強です。
修行先が同じだったらしい「純手打ち讃岐うどん 五郎」もコシが強かったけど、負けてないね。コシで勝負しているわけでもないし、勝手に想像膨らませているだけですが、どちらもコシを楽しませてくれます。
また、来る機会あるかな。滅多にことがない限り、くることないエリアだけど、タイミング合えばまた食べに行きます。いつか、本場にも行って、うどん巡りしてみたい。