「千亀」を出て急ぎ足で向かったのは、以前から気になっていた「居酒屋 大江戸」である。栄から矢場町まで、推定20分ほど歩いて行ったのだが、いい運動になった。
名古屋の矢場町といえば、『矢場とん』というソウルフードが存在するが、未だに食べた事がない。どうも、とんかつ、という食べ物が身体に合わない。豚の脂が甘いのはよく分かるんだけど、気持ち悪くなるんだよね。名古屋へ行く機会増えるから一度はチャレンジしようと思うから、食べたら紹介します。
(串カツやかつ丼は食べられるんだよな。。。)
「居酒屋 大江戸」、電話するとテーブル席空いているので予約を取っておいた。後に知ったのだが、二次会利用禁止らしい。焼鳥食べてきてしまったので申し訳ない気持ちがあったけど、二軒目だろうがしっかり食べ飲みしてきたので許してください。
堪能してきた料理を紹介しよう。
予約必須!「居酒屋 大江戸」へ初訪問
先にも書いたけど、二軒目利用は固くお断りしているの要注意。過去にトラブルがあったのかもしれないし、店主の料理をしっかり味わって欲しいなどの理由な気がするが、お店のルールなので守らなければならない。
自己防衛ではないけれど、私は上戸だし人より胃袋も大きい方だ。一品や二品でダラダラ居座るつもりもなく、むしろ帰りの新幹線まで時間が限られているからとことん食べる。
何度も書くようだけど、ルールを破ってしまった私が悪いので、この場を借りて謝罪させて頂きます。すみませんでした。
最寄り駅は矢場町だけど、住所は大須になる。大須といえば、数年前シーシャ屋巡りしていた時何度も足を運んだエリア。あの時は、とにかく色々な店へ行き、体験が価値を生み出すと信じ時間との戦いだった。好きなことをとことんやり続ければ、いつか仕事になって食っていけると思っていたぜ。
今の心境、正直話すと、スタンプラリー的な感覚で食べ歩いたりする時もあるけど断然減った。好きな店を回り、食べたい料理を食べたいときに行ける飲食店に重きを置いて行動するように変わった。勿論、新規開拓も時には欠かさなけど、断然減ったという話である。
地方へ行けば新規開拓ばかりだし、「居酒屋 大江戸」へも初訪問。人気店なので予約必須なので覚えておこう。
カウンター席は埋まり、テーブル席一つだけ空き、予約の札があった。店主、女将さん、娘さん(?)、家族で商売をなさっていてアットホームな空間がなんとも落ち着く。
さらに驚愕だったのは、魅惑的なメニュー。まぐろ刺身、和牛ロース焼、タンシチュー、ビーフカツレツ、たこの柔らか煮、特製ミンチカツ、ミートグラタン、特製焼豚、チーズオムレツ。テーブル席に書いてあるメニュー表にも、カニクリームコロッケ、麻婆豆腐、カレーライス、あなご押し寿司、甘海老の押し寿司。
どう?誘惑が凄いでしょ。
何食べていいか迷うし、全メニュー制覇したい。焦る気持ちと募る気持ちを交差させながら、とりあえず飲み物を注文して楽しんでいこう。
「居酒屋 大江戸」を堪能
ビールは飲んできたので、ハイボールをお願いする。
すると、缶が運ばれてきた・・・。(涙)
お通し。
ポテサラ、茄子煮びたし、出汁巻き玉子、磯つぶ貝などなど。家庭的な味付けだけど一味も二味も違う旨さがある。
これだけで、ここの料理は絶対美味しいと確信した。
特製焼豚。
味噌漬けになった焼豚は肉質も柔らかく、しっとりとした舌触りで飯も酒も進むタイプ。焼豚丼なんか出てきた日には、食いすぎること間違いない。
カニクリームコロッケ。
デミグラスソースとカニたっぷりのホワイトソースが混ざり、衣の香ばしさが相まって病み付き。都内の洋食屋で、このクオリティ出されたら倍以上の値段は取られるだろう。
メニューに書いてなかったけど、カウンターの客が注文していた串カツを便乗して注文。名古屋の串カツは大阪寄りで好きだと改めて実感。衣がしつこくなく、もったりしか食感が好きなんだよな。
二杯目はチューハイ。
ミートグラタンは二人で食べやすい量なのでおすすめ。
個人的にはタバスコたっぷり入れて楽しみたい料理。
チーズオムレツのチーズはゴルゴンゾーラなので、香りの癖が強い。臭い、けど病み付きになる臭さで、嫌なんだけど嗅いでお酒が進む。
なんのこっちゃ、よく分からんけど下手なイタリアンで食べるより何倍も本格的である。
そして、最後を締めくくるのは特製カレーライス。具は一切入ってないけど、野菜の甘みもしたのでトロトロに煮込んでいるのでしょう。程良くスパイスも香りつつ、らっきょうやミンチカツをトッピングしたいと思った。
麻婆豆腐も正直食べたかったけど、新幹線の時間があったのでご馳走様。
食べ終えて
近所にあったらうれしい居酒屋な事は間違いない。一軒家レストランで家族で切り盛りしている、昔風な感じだけど料理は何食べても旨い。大人のファミリーレストランともいえるメニュー構成は、店主センスと努力でみなぎっていた。
とことん料理を楽しんでほしいが故の、二軒目使いはお断りなのでしょう。名古屋来る度、通いたいお店の一つに入れ、全メニュー制覇を目指したいと思う。
帰りの新幹線、暇なので普段飲まない缶チューハイをロングを二本買って一時間半の道のりを楽しんだ。今回の名古屋旅は、所要がメインだったのでのんびりできなかったけど、経験値上がって大満足。
しかし、中三日で初の遠征場所へ行くのでゆっくり身体を休めたい。では、お休みなさいzzz