日本酒豊富!産地直送の地魚!大森「吟吟」

日本酒好きの知人が度々SNSに投稿していたので気になっていたお店です。

私も日本酒好きなので一度は行こうと思い友人を誘って行ってきました。

場所は、「大森」駅から徒歩数分の場所。お店の名前は「吟吟(ギンギン)」。

日本酒の種類が豊富で、それに合わせる料理にもかなりのこだわりを見せているということで期待が高まります。

人気店なので予約をして行った方が確実です。

また、予約の段階で刺身盛り合わせの注文を聞かれますので頼んでおいた方が良いでしょう。

刺身盛り合わせはお店の看板商品。
山口県より空輸される希少な地魚で刺身盛り合わせを作っています。

朝獲れなので鮮度が抜群。

建物の地下にお店があるので階段を下りていきます。

外には何やらレンコン揚げのようなものと、がんもどきがあります。

この自家製がんもどき、グルメ雑誌にも度々紹介されているらしいです。

お店に入り予約名を言い、席に案内されます。

カウンター数席に、テーブル席があり広々とした店内。席数は全部で35席ほどあります。

こちらが料理のグランドメニュー。

外にあった自家製がんもどきは1個290円。

巷のがんもどきとは全く違います。お豆腐の中に新鮮なイカ等のすり身を混ぜ混み、たっぷりの茸やお野菜を詰め込みました。熱々の魚スープをあんかけにすると、なんともこうばしい香が」

と書いてあります。

お店の看板商品なのかもしれません。

後は大人のポテトサラダ、自家製さつま揚げ、こだわりソーセージの藁あぶりなど美味しそうなメニューが多いです。

季節のメニューです。
刺身もお好みで頼めたりします。

この日の産地直送のお魚は、
チヌ刺・レンコ鯛刺・スジガツオ刺・セイゴ刺・真鯛あぶり・シマアジ刺し・サザエ刺。

聞きなれない魚の名前もありますが、獲れた土地によって呼び名が違います。

チヌ=黒鯛、セイゴ=スズキ。関東では聞きなれないですね。

どれも漁港からの直送ですので鮮度は抜群です。

日本酒メニュー。

三千櫻(岐阜)・若駒(栃木)・高井酒(群馬)・加儀屋(愛媛)・石焼橋(長野)・奥(愛知)・長腸福娘(山口)・麻結佳(岐阜)・曙(富山)・和可娘(山口)・原田(山口)・播州一献(兵庫)・白鴻(広島)・二兎(愛知)・一白水成(秋田)・天青(神奈川)・貴(山口)。

なんとこの日本酒たちは、全て480円。
かなりリーズナブルだしこれだけ種類があるとワクワクします。

とりあえず料理を頼みいざ「吟吟」を堪能します!

吟吟を堪能

先ずはお通し

お通しからこだわりが凄いです。

鮭の白子などが入った5点盛り。お通しに力を入れているお店はその後の料理にも期待が高まり楽しみです。

刺身盛り合わせ

電話の段階で予約していた刺身盛り合わせ。

予約しておいたので直ぐに運ばれてきました。

小ぶりに切られていますが漁港直送の魚は新鮮です!

この日は、
のどぐろ炙り、シマアジ、レンコ鯛、平目、鰆たたき、スジガツオ、ハマチ、イサキ炙り、ブリ・・・などなど。

全11種類が入った豪華新鮮刺身盛り合わせです。この盛り合わせは予約しておいたほうが間違いない!

大人の芋ポテトサラダ

スモークした数種の地魚とチーズ、隠し味に新潟の極上調味料、「かんずり」を使い酒肴となる大人の味わい。
日本酒との相性抜群。むしろ日本酒に負けぬ懐の深さです。

自家製コロッケ〈情熱入り〉

店員さんにオススメされた一品。

カウンターにもオススメの札が貼ってありました。

自家製豆腐の味噌漬け

赤味噌と白味噌の2種類です。和風チーズとも言えば良いでしょうか。

これだけでお酒がぐびぐび飲めてしまいます。
反則の一品です。

鯵のなめろう

鯵なめろうはメニューにはなかったのですが、店員さんから

鯵のなめろうを今から作りますがいかがですか?

と言われ、もちろんいただきました。

新鮮な鯵に味噌のコク、生姜の香り、ネギの食感が堪りません。

大山鶏 砂肝のから揚げ

少し揚げ物が食べたくなり注文。

さっぱりしたネギソースがかかっています。女性に人気とのことです。

揚げ物でも砂肝なので脂っぽくなくさっぱりしていてお酒に合います。とことんお酒に合わせるメニューなので飲兵衛には堪りません!

あんきもポン酢

本日の産直品にあった一品。

冬の代名詞で酒肴にはもってこいです。尿酸値は上昇してしまいますがこの日くらいはと。

程よく脂がのったあん肝とさっぱりしたポン酢が胃袋を安心させてくれます。

自家製さつま揚げ(えび塩添え)

牛蒡や茸、長ネギなどを白身魚のすり身にぎっしりと詰め込み、まわりはカリカリ、中はふんわりしています。

また添えてあるえび塩と一緒に食べると酒肴度がアップします。
むしろえび塩を舐めながらでもお酒が進んじゃいます。

堪能した日本酒たち

いや〜
これだけお酒に合う料理、店主の気持ちが入った料理たち、お酒が進まないわけがありません。

二兎(にと)「愛知県」

メニュー欄に要チェックと書いてあった一本。

見た目濁りですが、薄濁りでスッキリした味わいが特徴です。

貴(たか)「山口県」

今や日本酒の代表格になりつつある蔵元のお酒です。

刺身盛り合わせで炙る魚が何種類かありましたが、「貴」蔵元の山田錦の藁を使って魚を炙っています。

この日本酒が480円で飲めるんだからお得です!

一白水成(いっぱくすいせい)「秋田県」

「吟吟」では月に一度蔵元会というのを開催しているらしく、第189回目の時に来た蔵元のお酒らしいです。

透き通りような味わいがスッキリしておて刺身とよく合います。

原田(はらだ)「山口県」

紹介文には、「ギャンブル大好きな原田氏」と書いてあった。

それとは裏腹に、生原酒はお酒本来の味わいが重みがあるがその分はっきりとした味わいです。

スッキリ系より、原田みたいな重みのあるお酒が私は好きです。

播州一献(ばんしゅういっこん)「兵庫県」

こちらも「原田」同様、重みのあるズッシリした味わいです。

薄にごり、にごり酒が多いイメージなので店主の好みなんでしょう。

奥(おく)「愛知県」

年始一回目の蔵元会は奥を作っている蔵元さんらしいです。

こちらも薄にごり。

石焼橋(いしやきばし)「長野県」

日本一星に近い蔵ゆえ、ロマンチックが止まらぬ味覚、と押しています。

スッキリとして味わいだが力強い味が美味しいです。

白鴻(はくこう)「広島県」

白身魚との愛称が抜群らしいです。

終盤に頼んでしまったので刺身は、もうなかったので一緒にいただくことはできなかったので次回は必ず。

他にも、三千櫻(みちさくら)や曙(あけぼの)なども頂き大満足です。

食べ終えて

料理が日本酒好き用に工夫され作られているのでついつい飲みすぎてしまいました。

日本酒が飲みたくなったらここというお店が一つ増えました。ご馳走様でした。

吟吟

関連ランキング:居酒屋 | 大森駅大森海岸駅

居酒屋・食堂カテゴリの最新記事